2008年11月17日

週刊少年ジャンプ51号感想 前編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜51号

 今年のジャンプもついに51号。
 あと1号で今年も終わりか〜。
 早かったなァ一年。なんて年寄りじみた感慨に浸りたくなるそんな年の瀬ジャンプ。
 表紙は銀魂でなぜか貯金箱を砕く銀さんたち。
 しかしこの、貯まったら砕く形式の貯金箱って今でもあるのかね(笑)。




 前半の感想は、

・アイシル
・ワンピ
・トリコ
・リボーン
・【読切】さすらい剣士物語
・ブリーチ
・銀魂
・ぬら孫

 の8本でお送りいたします。



巻頭カラー アイシールド21

 アメリカチームQBとして、新キャラ・クリフォードが登場。
 強気キャラのようですが、その強気もハッタリの道具だと割り切っている様子はヒル魔に通じるものがありますね。
 頭が切れる描写もありますし、アメリカのヒル魔となるのか、今後の要注意キャラとなりそうです。

 そして、日本ではセナたち選手自身の手による選手集めが始まる。
 大人たちの都合であつめられた帝黒学園は、草の根の泥門に敗れたのだから、重要なのは選手たち自身の意思なのだという会長らの意見は納得。
 とってもギャンブラーですけどね(笑)。

 まずは進清十郎をスカウト。
 お決まりの展開で 大和猛 VS. 進 となりますが、なんと大和のシーザーズチャージを止めるとは!
 進スゴスギ!
 人間4人がやっと止められるチャージを一人で完全に止めるか。
 つーか大和が意外と凄くなかったってことか?
 あの金剛阿含が危険と察知して距離をとったシーザーズチャージを、ガッシリ受け止めるってどういうパワーバランスだかちょっと戸惑いますが。

 そして次はその阿含たん。
 阿含たんには金と地位いうことで、ワールドカップ優勝チームの最優秀選手には、その場でNFLチーム・サンアントニオ・アルマジロズがプロ選手契約&契約金 300 万ドルという超ビッグサプライズが発表されました。
 なんて分かりやすい阿含たん。
 やっぱ阿含たんはかわいいなぁ(笑)。
 しかし大和と進がお互いを認め合う互角の勝負をした一方、クリスマスボウル前に大和の引き立て役になってしまった阿含たんはちょっと損でしたね〜。
 一応あそこでも大和に 「ただものではない」 と思わせることに成功した阿含たんではありますが、「逃げた」 というのはやっぱり致命的にマイナス印象。
 早いところカッコいいトコロを見せないとまずいかもですね。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



トリコ

 ふむ。
 GTロボはやっぱり遠隔操作だったようで、さらに 「ロボなのになんで迫力とかあるの?」 みたいな疑問にも、「実力や存在感までも」 伝わるということで説明されました。
 これでいろいろ納得。
 前回のGTロボの操縦者はとにかく異常。でも今回はそれほどでもないと。
 技術的なアイデアとしては、最近では実際に医療関係で聞いていた話ですし、こういうリアリティのあるものの導入はいいですね。
 やっぱりこういう新技術ってのは、どうせ 「戦争」 によって飛躍的に進歩するもんなんでしょうし、こういう展開にはとても頷けてしまいます。
 しかし誤差1ミリ秒って、どんな技術だ。
 光の速度を超える通信速度とは、この世界はどんな技術を持ってるんだか。
 いわゆるグルメ通信ですかね(笑)。
 それ言われると納得するしかないんだけど(笑)。

 マンサム所長も謎すぎる。
 痛覚を麻痺させた悪魔将軍ってのはまだいいとして、酒ぶっかけたら全回復って!
 あんたも人間じゃねーっ。
 そしていまやおなじみ、マンサムの背後に立ち上る気迫のビジョンは、ヤクザ風阿修羅マン。
 これはピッタリだ(笑)。

 しかしマンサムのお株を奪う怒りを見せるトリコ。
 「殺したら食う、食わないなら殺さない」 をモットーとし、命と向き合う真摯さを誇りとするトリコにとって、GTロボのバトルウルフに対する仕打ちは、到底許せるものではありません。

「いつも人間だけだな
 オレを本気で怒らせるのは…」


 どんな生き物よりも人間こそがトリコを怒らせる。
 何の意味もなく戯れに命を奪う人間に、トリコは最大の怒りを覚えるのかもしれませんね。

 うーむだんだんこの漫画が分かってきた気がします。
 グルメ漫画と聞いて、最初この漫画には疑問を持ったものです。
 環境問題や命の大切さ、消費社会への疑問が叫ばれる今の時代に、なんでまたグルメなんだと。
 バブル時代の悪習をまたなんで持ってくるんだと思ったものです。
 しかし、こうやってトリコのポリシーや怒りを見るにつけ、なんとなく納得のいくものが。
 トリコはグルメを出発点に、命を奪う側の人間だからこそ真摯に命と向き合う姿勢を描こうとしているのではないだろうかと。
 命を無碍に奪う、無神経な人間に対する怒りを描こうとしているとしたら、とってもスンナリ飲み込めるなぁと。
 もちろん娯楽バトル&冒険漫画ですから、そういう説教じみた話はメインではなく、動機付けのひとつに過ぎないとは分かるのですが、漫画の主人公のキャラづけって、そういうところが大切なんだよなぁと思うんですね〜。

 さぁトリコ、いよいよ本気のバトル。
 ゲス発言を繰り返すGTロボに目にモノ見せてほしいものです。



家庭教師ヒットマン REBORN!

 ええ〜〜っっ!?
 そうきたか!!
 今回はいろいろオドロキのブッチャケ回。
 まずは仲間全員を人質にとられての大ピンチでしたが、これは上手い具合に救援が来るか、それともツナが降参してそこから話が展開するのかと思ってました。

 その間にオドロキの新事実。
 10年バズーカで入れ替わったはずの未来のツナたちは、なんとここに保管されていた!
 これは今までの予想をすべてひっくり返される話ですね〜。
 てっきり彼らが 10 年前に行って、いろいろ活動していることで、今後話が動いていくんだと思ってたのですが、これじゃあ今のツナたちが全部ひっかぶらないといけないじゃないですか!
 そして、たとえシルエットでも10年後の姿を見せてくれないツナとリボーンにちょっと受けた(笑)。

 さらに、トンデモ新事実。
 「マーレリング」「ボンゴレリング」「アルコバレーノのおしゃぶり」の原石こそが、「世界創造の礎」だったと!
 ナンダソリャ〜!!
 あまりに厨二病を突き抜けすぎて、アッパレとしか言いようがない。
 すがすがしいですわ。
 なんというか、昔ボンボンで読んでいた漫画の突き抜けっぷりを思い出すなぁと。
 『はじけてザック』 とかね……アレはもう物凄かった。
 インフレとか、そんなチャチなものじゃない凄みを感じたぜ。
 ちょっとエッチなボクシング漫画かと思ってたら、地球をめぐる神と悪魔の戦いになっちゃったもんなぁ(爆)。
 うん、こういう 「この漫画は今とんでもない超スケールに話が進化してますよ〜」 という分かりやすさは、ほほえましくもやっぱり楽しいものです。
 私は大好きですよ。

 そしてそして、今週最大のビックリ展開。
 というか、これまでの大前提がひっくりかえる超展開。

 入江正一裏切った〜〜ッ!!

 アレ〜〜ッ!?
 こいつ殺すことが目的だったんじゃなかったっけかぁ!!?
 な、なんだかワケわかんね〜ッ!!(笑)
 これはちょっと目が離せなくなったなぁ。



特別ギャグ読切 さすらい剣士物語

 ディグレの星野先生がまた病気療養……大丈夫なんだろうか。
 ということで、ディグレの代原として、わじまさとし先生のギャグ読切が掲載。
 これがはっきり言ってどうにも面白くないんだけど、妙に微笑ましかったです。
 中学生がノートに描いたギャグ漫画って感じの微笑ましさといったらいいでしょうか。
 ギャグ漫画をあまり読んだことがない子供が、「よく分かんないけど、こういうボケとツッコミを繰り返すのがギャグ漫画なんだよね?」 って感じで探り探り一所懸命描いている姿が見えてくるような(笑)。
 うん、頑張ってるんだけど、いろいろ違うんだよなァと。
 でもそれを一つ一つ違うんだよ? って説明していたら、全部ダメって言ってるようになっちゃうから、生暖かく見守るか〜って気になっちゃうような、そんな微笑ましさといったらいいでしょうか(笑)。
 う〜ん、厳しい言い方に聞こえちゃうかなぁ。
 別に全否定しているつもりはないんですけどね。
 じゃあ凄く面白かったコマをひとつ。

「えっ この塔ボスが建てたの!?」
「いや谷村さんが」
「あーはいはい谷村さんね! 知らんわバカが!」


 この 「もう突っ込むのもめんどくせーよ!」 と言わんばかりのツッコミ。
 このセリフで私は吹いちゃいましたよ。
 もー、グダグダなボケとツッコミの延々繰り返しでめんどくせーヤツらだなぁ〜って思ってたら、その 「めんどくせー」 って気持ちと綺麗〜にツッコミのテンションがリンクしてきたんですね。
 これは上手い! と思いましたよ。
 こういうセンスを拡大していったらいいんじゃないかなと思います。
 あと、たしかに試練の塔の敵がいっぺんにやってきたら主人公ヤバイですわな(笑)。



BLEACH

 雛森だったか〜〜〜。
 当然のように、藍染病は治ってないどころか、本人の自覚もできない深層化が進んだようで。
 より深刻化していると思ったほうがよさそうです。
 お助けキャラならぬ、足手まといキャラが来たようなえも言えぬ不安感がしてきます(笑)。
 はたして今回の出陣で、雛森にはいったいどんなドラマが待っているんだか。
 日番谷も心穏やかじゃないでしょうしね〜。
 またまた藍染に手玉に取られそうな悪い予感がいたします。
 まぁ、それで護廷十三隊側がピンチになれば、待ってたましたとばかりに仮面の軍勢がご登場なのですが!
 まぁなんだ。
 もういくつ寝ればヴァイザード!?
 はやくこいこいヴァイザード!!



銀魂

 あるあるあるある!
 寝つきの悪い時って、寝なくちゃ寝なくちゃって思えば思うほど寝られなくなるんですよね。
 寝相をどう工夫しても寝苦しいし、そうやって自然なポーズを模索しているうちに身体を動かしているもんだから体温上がっちゃってさらに寝られなくなったり(笑)。
 うんうん、こういうくだらないことほど凄く共感できます。
 そしてまた、ラジオのオチに思いっきり噴いてしまった。
 理不尽すぎるッ。
 しかし、どうせ翌日の仕事ったってたいした仕事じゃないんでしょ? とか思ってしまったのは秘密だ(笑)。



ぬらりひょんの孫

 総大将の目的は、玉章の父、隠神刑部狸そのひとに直接会い、その真意をただす為だったのでしょう。
 ところが隠神刑部狸は、今回の関東侵攻にはまったく関してないことが判明。
 今回の事件はどうも玉章を筆頭に、四国の若い連中が起こした暴走だったようです。
 なるほどこれなら最後は和解という手が打たれるかもしれませんし、玉章を奴良組預かりとする、なんて決着が取られることもあるかもしれませんね。
 しかし納豆小僧……、納豆宣教のために無理矢理納豆を食わすとは、なんて素晴らしい関東妖怪。

 そのころ浮世絵町では、投票の結果、大差をつけて清継君が生徒会長に就任。
 リクオもかなりの得票数を稼いだようですが、そりゃもう清継君にはかなわないでしょうとも。
 いや〜なんて平和で幸福感に満ちた学校だろう。
 清継君が会長ってだけでなんか学生生活の平和が約束されたようなもんですって(笑)。
 またこうなってくると、今後の学校の変化も楽しみになってきます。
 学校を挙げて妖怪研究に乗り出すとか、授業にゆらさんの陰陽教室を取り入れるとか本気でやりかねません(笑)。
 
 つららに怒られるリクオと首無。

「お気に入りだったのに〜〜 わああん」

 って怒りながら泣きわめくつららが相変わらずギザカワユス。
 しかし、

「リクオ様って――
 妖怪(わたしたち)も人間も
 わけへだてなく―見てるのかも
 だとしたら―それって――」


 って、どういうことだろう。
 つららはリクオの何かに気づいたって事なんでしょうか。
 今まであまりリクオ以外の内面に踏み込んで描写してこなかった作品だけに、こうやってつららのモノローグが挟まれたりするとドキリとします。
 なにか、今まで描かれてないリクオの内面変化がこれから訪れようとしているってことなんでしょうか。

 そして、あいかわらずリクオの正体に気づかない鈍感カナちゃんをさしおいて、ゆらさんが真相に迫るか?
 そろそろリクオも正体バレが近いんでしょうか。
 普通正体バレは 「すわ打ち切りか!?」 と戦々恐々となるところですが、この漫画の場合、重大イベントではあってもクライマックスじゃないと思うんですよね。
 これは楽しみな展開だ。
 うまくゆらさんと共闘作戦を組める関係になるのかな?
 いわゆる、「お前を倒すのは私だ。それまでは他の誰にも倒されるなよ」 っていう、古くは石川五右衛門とか、ベジータとか、今だと金色の闇とかね(笑)。
 そんな感じを期待しておこうっと。



 てなところで後編へ続く。



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posted by BOSS at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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