2008年11月07日

D&D3.5 プレイ報告 暗黒千年王国・零 第3話 後編

D&D3.5版キャンペーン 暗黒千年王国・零
― 第3話 「南の王」 後編―


 リプレイのような体裁をとってますが、あくまでこれはプレイレポートです。
 すべて私の記憶を元に、ちょびっとだけ演出も加えて再構成したものです。

 では第3話、後編の始まり。
 前衛陣がみんな倒され、さらにトドメを刺されそうなトントン。
 そんな大ピンチのシーンから。

第3話前編はこちら
過去レポ> 第1話第2話




キャラクター紹介

▼セレンシア・スティード (Artemis)
人間・女・16 歳・秩序にして善
パラディン 3

セレンシア
 約束は絶対守る。悪は絶対許せない。弱者は絶対見捨てない。
 絶対の法則にがんじがらめのパラディン様だが、そこがまた楽しい様子。つまりマゾ?(笑)
 戦闘では【筋力】の低さに泣いている様子だが、「悪を討つ一撃」の成長が打開策となるか?
 しかしネックは、うちのサークルで未だに「悪を討つ一撃」が当たった試しがないというところ(笑)。


▼ジャスティ・“ザ・ジャスティス” (あめじすと)
人間・男・27 歳・秩序にして善
クレリック 1 / モンク 2

ジャスティ
 セレンシアをしのぐほどの熱血単細胞系正義漢
 まったくやっかいなパーティだ(笑)。
 若いパーティのお守り役を自認する格闘僧侶で、口癖は 「大人の戦い方を見せてやる!」
 大人代表として今回交渉役を買って出るのだが…?


▼トントン (Musha)
ドワーフ・男・40歳・中立にして善
ファイター 3

トントン
 パーティの癒し系ドワーフ。
 だが時折炸裂する毒舌や返しのセンスは誰の追随も許さない。
 戦闘では、防御力、攻撃力ともにかなりのポテンシャルを発揮。
 今回はひとり飛びぬけたエースストライカーとして大活躍してました。
 また夜のエースでもあることも発覚!


▼ケイル (DISK
エルフ・男・110歳・混沌にして中立
ウィザード 3

ケイル
 パーティ唯一の非善属性。
 お人よしな行動につっぱしりがちなセレンシアやジャスティとは正反対の意見を言う、パーティ野党。
 2レベル呪文が使えるようになり、徐々に魔法使いらしい活躍も出てくる頃合か。


▼アイホート (OTTO)
人間・女・18歳・混沌にして善
クレリック 3

アイホート
 グレートソードをブンまわす筋肉系クレリック。
 口数は少ないが、ときおりツボを心得たツッコミをかまし、しばし大爆笑を起こす侮れなさも。
 猪突猛進かと思えばさすがの立ち回りの上手さも持ってたり。
 このへんはプレイヤーの長年のバーバリアン経験のたまものでしょう。


▼ヒース・ロジャー (BOSS)
人間・男・15歳・混沌にして善
バード 3

ヒース
 仲間の活躍を、英雄譚として物語る夢を持つ厨二病青年。
 やや前向きすぎる面も。
 ケンケンゴーゴーしがちなパーティのなかで、前向きな方向に話をまとめるのが主な役目と心得ている様子。
 今回はまた対 NPC 兵器的に立ち回ってみました。


▼ガーティー (NPC)
人間・女・?歳・属性不明(悪ではなさそう)
スワッシュバックラー 1 / ソーサラー 1 / ファイター 1

ガーティー
 前回冒頭、島に流れ着いたカタコト少女 NPC。なりゆきからパーティに同行することに。
 攻撃力は低いものの、回避性能はパーティー内随一で、今回はパーティ崩壊の危機を支えて大活躍。
 また、この娘の秘密が少しだけ明かされる一幕も……。



承前 シーン5 激闘 〜村の攻防戦〜

 村を占拠していた敵オーク軍団は残りボス1匹。
 しかしそのボスの猛攻の前に、パーティの前衛は全員倒されてしまう。
 さらにトドメとばかりに、ボスが倒れたトントンの前に!
 危うしトントン!!

アイホート : よし、ここはオークを挑発してみよう! 「ヘイヘイ、お前の相手はこっちだぜ!!」 って言ってみる(笑)。
ヒース : どうだろう、効くかなぁ。<はったり>でも振ってみる?
DM : よし、「さっき散々逃げ回ったくせに、何だコノヤローッ!」 とか言って殴りかかる(笑)。
ケイル : おおっ!!
ヒース : すげーっ! その伏線だったのかあれは(笑)。


 そんなわけねー。

DM : 命中。ダメージ 15 。
アイホート : いてーッ。でも立ってる。
トントン : おっしゃ、こっちの番! 立ち上がって5フィート・ステップ。命中! ダメージ 13 !
DM : それで倒れた〜。
一同 : おおーっ!


 思わず拍手までまきおこる劇的逆転大勝利でありました。
 いや〜盛り上がった。
 しかし、元はと言えば私らのまずい戦術がいけないんですけどね(笑)。
 もうちょっと考えて戦えば、ここまで苦戦することもなかったんじゃないかと。

 まぁ、結果的に一人も死者が出なかったのはとても幸運でした。
 幸運と言えば、ボスオークの武器、ファルシオンが一度もクリティカルしなかったのは超幸運ですね。
 あれが一回でもクリティカルしていたら、そのダメージは 40 点くらいいってたはずですから、まさに一撃必殺。
 あれは、まさに命を刈り取る形をしているぜ。



シーン6 拷問はヒーローのすることじゃない

 戦闘終了後、ボスオークにしゃべらせようということで一悶着。

ジャスティ : 拷問してしゃべらせるだけしゃべらせて、ひと思いに殺すでいいじゃん。
アイホート : それでキミらがアラインメント(属性)的にいいならいいけどね。
ジャスティ : まずいの?
DM : ん〜、マスターからプレイヤーへの助言と言うことで一言。拷問という行為は通常 「悪(イーヴル)」 の行為として見られていますな。
ヒース : そうなんだ。じゃぁ拷問はナシで。捕虜として扱うからしゃべってくれっていうのはどうだろう。今回は他人の戦争に助っ人している立場だから、そういう冷静なスタンスってのもいいんじゃないかな。
トントン : 捕虜にするのも危険じゃないですか? メシ代だってバカにならないですよ?(笑)
ヒース : まぁそのへんは村人たちにまかせるってことで。
ジャスティ : そしたらさ、そんなフリだけしてしゃべらせて、そんな約束はしていないって言って殺せばいいんじゃない?
DM : それはちょっとマズイ。本当に約束をしていなかったとしても、そのように仕向けるってのはむしろ 「秩序にして悪(ローフル・イーヴル)」 になっちゃうね。
ジャスティ : ぬおー、ローフル・グッド(秩序にして善)ってめんどくせーな(笑)。
ケイル : それを言うか!(笑)
アイホート : 自分で選んだんじゃろーが(笑)。
ヒース : しかも、そんなローフル・グッドが2人も居るパーティの苦労を考えてくれよ!


 てな感じで話し合い、後々人質交換とかにも使えるんじゃ? ということで最終的には捕虜待遇として王に渡すことに。
 しばらくは村人預かりとなりました。

ボスオーク : 「捕虜の扱いは南極条約に則ってくれるんだろうな。食事はな、ちゃんと3回食わせてもらいたいもんだな。俺は士官なんだからなぁ」

 ボスオークは、元からオシャベリだったのか、それともこの程度の話をしたところで問題ないと踏んだのか、あるいは自分の待遇をよくするためか、案外スラスラとしゃべってくれました。
 まぁぶっちゃけセッション時間が相当やばいことになってたからですが(笑)。

 それによると、ここから西に数日いったところにオーク軍の隠し砦があり、そこに上陸部隊がいるとのこと。
 連れ去られた 20 人の捕虜は、そこでオーガの食料にされているらしい。
 そして、上陸部隊の規模はだいたい 100 と言いますが、これはいかにもハッタリ臭い。
 この上陸部隊の目的は、人間側の砦を挟み撃ちにすることで、今は数を揃えるため後続待ち。
 のちのち一挙に人間側の砦を襲う予定だとボスオークは語ってくれます。

セレンシア : これは大変。一日遅れるとそれだけオーガに人質を食べられるわけね。今すぐ救出に行きましょう!
ケイル : えーっ、行くの? もうあとは王様に任せちゃえばいいじゃん。もうサービス残業もいいとこだよ。
ジャスティ : 悪を討つ! それが正義! いざゆかん!
ヒース : まぁまぁ、とりあえずその隠し砦の様子だけでも偵察するってことで(笑)。


 その晩、村人たちと勝利の宴……とはいかなかったでしょうけど、食事を楽しむそんな場面。

ヒース : さて、マスター、そこでガーティーに話しかけてみます。
DM : はい、なんでしょう。
ヒース : 今までバタバタしていて聞く機会がなかったけど、そういえば今日の大活躍を見て、ガーティーって何者なんだろうってあらためて疑問を持ったとか、そんなノリで、「君の事を、よかったら聞かせて欲しいんだ」 って話しかけます。いや〜、ホントなら第2話ででも聞いておくべきことなんだろうけど、すっかり忘れてたからさ(笑)。


 ガーティーによると、出身地(固有名詞未定)がロフリンでもオークでもない冥界の軍勢に襲われ、同じようなワープゲートをくぐったのだが、出たところがなんと海のど真ん中。
 軍勢の追撃者たちはそれで死んだが、自分も溺れてしまったと。
 またガーティーのタリスマンは、その地に昔から代々受け継がれていたものだと語ります。
 とりあえず役に立つようなことはまったく分かりませんでしたが、こういう会話をしておかないと不自然ですもんね。



シーン7 会議は踊る

雪月 21 日〜25 日 : グアナコかわえ〜。

 かくしてパーティは西へ。
 ここからは街道がなく、山中の道がつづくため馬が使えない。
 そのため荷物運び用にグアナコを村人たちからレンタルします。
 また村を解放したお礼として、ポーションをいくらか貰いました。
 ちなみにこのポーション、今キャンペーン・オリジナルの格安回復ドリンクで、クレリック2人が殴りまくりなパーティではとても役に立っております。


雪月 26 日 : 石の丘を発見。オークのとりでか?

 山中をゆくこと6日目、一行は岩場の高台に小さな石造りの砦を発見します。
 30 フィート四方ほどの小さめの構造物で、その上に高さ 35 フィートほどの、細い物見やぐらの状のものがそびえています。
 物見やぐらのてっぺんにはオークが一匹。
 また、下の階には四方に小さめの石扉があり、その上あたり、高さ7フィートくらいのところにスリットが横に走っている様子。
 スリットはいわゆる銃眼に見えます。
 これを前に、さぁどうしようかとまたも会議。
 偵察をするべきか、それともこのまま強行突入するべきか。
 火計の案も出ますが石造りの砦なので却下されました。
 偵察するならするで、ケイルのインヴィジビリティを使うのですが、そうするとケイルの大事な魔法が一発減ってしまい、突撃の成功率も下がります。
 さぁどうしたものかと。

アイホート : もういいじゃん! どうせ突入するんだからとっととやっちゃおうよ!(笑)
ケイル : いやいや! それはない!(笑)


 色々と話し合いつつ、とりあえず時刻も遅いと言うことで、夜行性のオークを襲撃するなら昼がベストという結論に。
 一晩砦を見張ります。


雪月 27 日 : インビジして偵察してみたけど結局突入! まぁそんなもんだwww

 砦には一晩中変化なし。
 出入りするものもなし。
 様子見に偵察は絶対しようということとなり、ヒースに インヴィジビリティ をかけ、さらに エクスペディシャス・リトリート で移動スピードを上げ、偵察決行。
 スタスタと砦に近づき、砦の周囲を調べます。
 ここでヒースの出目が腐り、<捜索>や<聞き耳>など判定にことごとく失敗。
 スリット部分から中を覗き込もうとしますが、位置が高すぎてそれもできず。
 結局何しにきたんだって感じでヒース撤退。

トントン : よし! じゃあ突入だ!
ヒース : えーッ! 今日かよ! 呪文2発も使ったんだから翌日だろう!
ジャスティ : もうめんどくさいよ、やるぞ!
セレンシア : 人質の安全もあるし、一刻の猶予もないかもしれないしね。
ヒース : なんとか言ってくれよケイル(笑)。
ケイル : あ〜もう、どうでもいいですよ。いいんじゃない? 特攻で(笑)。


 ここで多数決をとってみると、圧倒的多数で 「その場特攻」 が勝利。
 リソース使っておいてその回復も待たずに特攻って、どんだけ難易度上げれば気がすむんだか(笑)。

アイホート : ほら結局突入じゃん!(笑) 28 分モメにモメて結局こうなるんだもんな!(笑)
DM : 計ってたのかい!(笑)


 一同爆笑。



シーン8 ハンバーガー・ヒル

 まずはヒースが魔法射程圏内まで一気に近づき、見張りのオークに スリープ を投射。これを寝かせてパーティ特攻。

DM : すると砦のスリットから巨大な矢が飛んで来る。
セレンシア : バリスタか!
DM : ご名答。せっかくだし出してみた。
セレンシア : うおー、砦攻略らしくなってきた。燃える!
ヒース : よし、気づかれてるなら派手に行こう。「勇気鼓舞の呪歌」 を歌います! 『ハンバーガー・ヒル』 のテーマ曲っぽく(いや、そんな曲覚えてないけどw)。
アイホート : 「この戦場は、俺たち全員をミンチにしようとしているんだ」 ってか(笑)。
トントン : 不吉すぎますって(笑)。


 パーティが砦に張り付くまで、次々発射されるバリスタ。
 しかし命中は悪く、セレンシアに一発当たるのみ。
 これはたいしたダメージにはならず。
 
ジャスティ : おし、扉にとどいた。すかさず開ける!
DM : 残念開かない。
ジャスティ : ぬお、やっぱ鍵がかかってんのか?
DM : ん〜、<捜索>振ってみて。――その目ならいいね、どうも扉はダミーらしい。
ジャスティ : ダミーかよ! ダミーだけに、ダミだこりゃ。


 一同、受け流しの構え!

ジャスティ : ダミだこりゃ! ……ダミーだけにね、ダミだこりゃ!
ヒース : しつこい!!(爆)


 突っ込んだら負けですね、こういう時は(笑)。

 左右の扉も試すがそれもダミー。
 砦の周囲をウロウロするパーティー。
 2階部分にオークのクロスボウ兵がわらわらと出現し、パーティ頭上にボルトの雨を降り注がせる。
 これが地味に痛い。
 砦に張り付いて3ラウンド目、裏口にいち早く回りこんだジャスティが最後の扉にトライ。

DM : 扉は開いた。では、中のオークの攻撃。
ジャスティ : うおッ。
ヒース : 待ち構えてたか!
ジャスティ : くそ、来いやオラー!
DM : 命中、ダメージ 12 点。


 続々とその扉前に集結するパーティですが、ジャスティへの援護が届く前に1ラウンド経過。

DM : では弓兵の攻撃、ハズレハズレ、ジャスティに1発命中。7点。
ジャスティ : う、いてぇ。しかしこっちの番な?
ヒース : いや、さっきジャスティは敵にレディ(待機)されてたから、今回はそのレディしてたヤツのほうが先に動ける。
DM : ではそのオーク。ジャスティに命中、ダメージ 10 点。
ジャスティ : 倒れた! うおー、俺なんもやってねーッ! 扉開けたら次の手番が回ってくるまでに3回も攻撃されて倒れたんだけど!!
セレンシア : 前衛なんてそんなもんだ(笑)。
DM : 「こういうときは、臆病なくらいが丁度いいのよね」 ってガーティーが、言うわけないか(笑)。
ヒース : カイさんかよ。つーか 『ハンバーガー・ヒル』 なんて言うんじゃなかったな。まんま予言っぽくなってしまった(笑)。


 倒れたジャスティの代わりにトントンが砦内に踊りこむ間隙を縫って、ガーティーがジャスティの身体を後ろに引きずり出す。
 ここでしばらくこう着状態。
 敵オークは弱いものの、砦内にそれなりの数がいるらしく、狭い出入り口を挟んでの攻防ではなかなか踏み込んでいけない。
 セレンシアは前線に踏み込めないのでタリスマンを起動。
 タリスマンはオリジナルのアイテムで、起動することで一日に何回か呪文の効果を生み出せるもの。
 セレンシアのマーキュリー(水星)のタリスマンオーブ・オヴ・コールド
 遠隔攻撃の呪文で二階の弓兵を倒していきます。
 しかしここでケイルとヒース、貧弱コンビが被弾。これはちょっと痛かった。

ケイル : おし、オブスキュアリング・ミスト発動!
DM : なんと、そうきたか!


 ケイルの発動した霧の煙幕呪文は風に弱く、風の強いこの地方ではほとんど意味を成さない呪文。
 ところがこの日ばかりは天候が穏やかで、4ラウンドほど霧が持続するんですね。
 もしやケイル、そのためにこの日突入に同意したのか。
 策士よのぅ。

 霧は弓兵の視界を完全に奪い、さらに砦の中まで侵入して彼らの戦場も混乱に陥れる。
 オーク兵は相次いで撤退を始めます。
 彼らの知能ではオブスキュアリング・ミストの呪文がわからず、4ラウンドですぐに晴れる事を知らなかったんですね。
 兵士らが撤退したのは地下室。
 追撃するかどうか検討しますが、さすがに消耗が激しいのでここでパーティは出直しをすることに。
 その部屋に設置されていたバリスタを破壊し、扉も閉じられないよう念入りに破壊して撤退します。

ヒース : あ、無駄かもしれないけどやっとこう。ゴースト・サウンドで俺らが撤退する物音をこのへんに起こします。それが3ラウンド持続するんで、俺ら本物はその反対側に撤退ってことで。
トントン : お、いいですね〜それ。
ジャスティ : じゃ、撤退〜。くそ〜、ほんと俺なんもやってね〜。明日は見てろ!




シーン9 テンプラー

雪月 28 日 : 再突入!!

 翌日再突入。地下室へ降りてみるとガラーンとした広場で、数箇所に扉あり。
 北側に細い通路が奥に続いていて、

DM : その通路の奥、ここにミカン箱をふたつ並べて、その後ろにオークが4匹。
セレンシア : ミカン箱って!(笑)
DM : まぁそのくらいの木箱ってことで(笑)。ちなみに3匹はクロスボウ装備。後ろの1匹が松明に火をつけている。
トントン : ふ〜ん。まぁとりあえず突っ込むしかないですね。
ヒース : とりあえず壁沿いに角まで行こう。
セレンシア : いや、あの木箱、火薬が入ってるんじゃないかな。ここは一気に突っ込みます!


 だーっと一気に突進するセレンシア。

DM : はい、そうしますとセレンシア。君の足元の床がなくなった。反応セーブどうぞ。

 かくしてセレンシア 20 フィート下に落下。
 落下ダメージはヒースがすかさずかけた フェザー・フォール で避けられたものの、落とし穴の下はねっちょりした液体で満たされている。

セレンシア : 油!?
DM : ご名答♪ レディ(待機)してたオークがすかさず松明を投げ込むよ。
セレンシア : ギャース!(笑)
ケイル : これで天麩羅いっちょあがりーッ(笑)
アイホート : そうか、パラディンからテンプラー(上級クラス)になったんだ! すげーじゃん!(笑)。


 一同爆笑。
 つーか誰か助けろ(笑)。
 セレンシアの持つマーキュリーのタリスマンのおかげで火のダメージはあまり受けないものの、落とし穴からは自力脱出不可能。
 また、タリスマンも万能ではなく、たとえば油の燃焼によって酸素を失った場合はたぶんセレンシアも危ない。

セレンシア : おーい、誰かロープおろして〜〜!
トントン : オークにクロスボウで応戦します!
ジャスティ : よし、落とし穴を飛び越えてやろう! その前にエクスペディシャス・リトリートを発動!
アイホート : こっちの扉の様子を見てこよう。
ヒース : ってオイ! 誰か助けろよ!(笑)
ジャスティ : だって俺、ロープ持ってねぇし(笑)。
セレンシア : あれだけロープ買っとけって言ったでしょうがぁ!!(爆)
ヒース : しょうがない、俺がロープ出すから誰か手伝って。俺じゃ絶対引き上げられないから。
DM : 仕方ない、ガーティーが手伝おう。ガーティーも【筋力】ないけど二人居ればなんとかなるだろ。
ケイル : んじゃ、そっちはまかせた。うちの手番。ウェブ発動!
トントン : またケイルのネバネバだぁ(笑)。
ケイル : その言い方はやめてくれ〜。
DM : うおっ! やられた、4匹からめ取られた。一か八か松明で糸を焼いてみるか……オーク一匹が脱出成功……しかし同時に焼け死んだ(笑)。
ケイル : おっし、キルマーク・ゲット!




シーン10 口から先に生まれた男

雪月 28 日 : 人質交換の取引をもちかけられた。また難しいことを…。

 その後、オークたちは焼け死ぬか、トントンのクロスボウに射抜かれたりで全滅。
 パーティは周囲にいくつかある扉の奥を探索します。
 みつかったのは既に死んだ捕虜数人(何人かは齧られた後か…)。
 あとは目ぼしいものはすべて持ち去られた様子。
 乱雑に散らかったゴミのなかに書きかけの手紙を発見しますが、それは本国のオーク軍に宛てたもので、増援をよこさないことに文句を言うような文面でした。

トントン : オーク軍も兵力が潤沢ってわけじゃないみたいですね。
ケイル : あるいは、本国でなんらかの事件があったか、方針変更があったのかもしれないが。


 パーティはロープを使って落とし穴を渡り、さらに奥へ。
 通路は自然の洞窟へと続き、さらに歩くこと延々数マイル。

DM : その途中、曲がり角で突然声をかけられる。共通語で 「そこで止まれ! 顔を出しやがったら撃つぞ! お前らと、人質と、両方だ!」
ヒース : ぬお、人質か。なら大人しく止まろう。
オークホーン : 「よーし、交渉だ。……って、共通語はやりづれぇな。地下共通語が喋れるヤツぁいるか!?」
ヒース : 「おおいるぞ、俺が話せる。交渉ってなんだ? どうしたい?」
オークホーン : 「よし、では要求を云う。いいか、こちらを見るなよ! 見たら決裂だ。条件を云う。そこで引き返し、もとの部屋にある食用死体を残していくなら、今生きている捕虜は返す。今生きている捕虜は 6 人だ。ここにある死んでいる 8 人についてはオーガ先生の食糧としてこちらが貰い受ける。いい気分はしないだろうが、オーガが人間を食うのは自然なことだ。自然の摂理に則った使い道であって、戦争の結果としては許容できるはずだ。もし戦うのであれば捕虜はこの場で殺す。しかる後に、こちらはここは撤退する」
ヒース : ふむ、なるほど、交渉内容としては至極まっとうなんだが、しかしこっちはパラディン+ローフル・グッドがいるんだよなぁ(笑)。どうしたもんか! 「よし、とりあえず捕虜の人数を確認させてくれ。捕虜に声を出させてくれ」
DM : 「いいだろう」 で、人質らしき人間が叫ぶ。「こちらは六人が生存、四人が子供や老人などで、ふたりが比較的若くて力のあるものだが、このふたりは拘束されている」
ケイル : さ〜難しくなってきた(笑)。どうしたもんかねぇ。
ヒース : 「食料にする死体から、遺品として頭髪なり衣服なり、形見の品を一人ひとつずつ貰い受けることは可能だろうか」
オークホーン : 「そのくらい構わんぞ。さすがのオーガ先生も、髪の毛までは食わんだろうからなぁ(笑)」


 ここで、今セッション3度目くらいの討論会に入ります。
 好きだねこのパーティ(笑)。

ヒース : ふむ、ここまで譲歩してくれるなら、ヒースとしては納得の取引なんだけどね。
ジャスティ : ん〜、一気に突っ込んじゃえば? インビジかけてくれたら俺が突っ込むぜ?
トントン : ですね、特攻しちゃったら相手も人質どころじゃないんじゃないですか?
ヒース : いや、それは人質が絶対安全とは言えないから危険だと思うなぁ。それに敵はたぶん一番強いオークホーンと、あと最低でもオーガが2匹いる。この細い通路だとちょっとやりにくいっつーか、こっちが不利だよ。
セレンシア : 人質の安全が第一だよね。私はオークの言う条件でいいかな。
ケイル : 俺は撤退のほうがいいな〜。「もういいじゃないですか、ここまでやったんだから充分ですよ〜」 って(笑)。
ヒース : 交渉成立ってことにする?
アイホート : でも、それでセレンシアとジャスティがいいならいいんだけどね。
ジャスティ : 俺はまぁどっちでもいいよ。
セレンシア : どういうこと?
アイホート : パラディンは、悪との交渉はやっちゃいけないんじゃなかったっけ?
セレンシア : なんと!(笑)
ケイル : あ〜あ〜、めんどくせー(笑)。
セレンシア : でも、私地下共通語わかってないから、なに言い合ってるんだかわかってないよ?(笑)
ジャスティ : あ、俺もわかんねーや。
ケイル : なるほど、そうか。
ヒース : でも、ヒース的にあまりセレンシアやジャスティに嘘すぎる嘘をつきたくないんだよね〜。よしわかった、ちょっとペテン臭いけどやってみよう。「オーク代表!」 って声をかけて、条件を再度確認した上で、「だが断る!!」 って言います。
一同 : え〜〜ッ!!?(笑)
DM : 何をッ!?
ヒース : まぁ待て、「そこで我がほうから、貴様らオークへ向けて命令だ!」 と言って、今まですり合わせた条件を繰り返します(笑)。
ケイル : なんだそりゃ!(笑)
トントン : 意味あるんですか!
ヒース : いや、取引がダメなら相手を圧倒して撤退させたってことでどうかなと。ちょっとペテン臭いけどね(笑)。
DM : ふむ、オークと交渉したんじゃなく、譲歩を強いた形を作るわけね。まぁ時間もないしそれでいいでしょ。
ヒース : ありがたい。
DM : オークホーンは一瞬沈黙してから豪快に笑い出す。「わはははは。いいだろう。なかなか面白いことを云うヤツがいるじゃないか。名を聞いておこうか! 俺の名はテリフィック! オークホーンの尉、テリフィックだ!」
ヒース : おほほ、聞かれたら応えずばなるまいて(笑)。「テリフィックか! 覚えておこう! 我がほうは、“栄光ある正義の勇者、セレンシア様とそのご一行”だ!」 テキトー(笑)。
トントン : 自分の名前じゃないんだ!
ヒース : やっぱこういうときはパラディンじゃないと(笑)。
セレンシア : う〜、生贄にされた気分。
オークホーン : 「よかろう、覚えたぞ。では行け捕虜ども。こちらはおさらばだ!」


 かくして交渉成立、人質解放となりました。
 撤退したオークたちを追ってすぐさま追撃をかけようとジャスティは言い出しますが、

ケイル : 「ん〜ジャスティ、人質の安全とオーク追撃、どっちが大事なんだい?」
ジャスティ : 「それは、まぁまずは人質だよなぁ」
DM : そしたらガーティーが言うよ、「あなたなら、両方って答えると思いました」
ジャスティ : ぐおっ!! そうだった!!(笑) くそ〜、俺の正義もまだまだだな。すみっこで反省してるわ(笑)。


 ジャスティ面白すぎ。

 一同は捕虜たちをひとまず砦まで連れて行って、安全を確保してから再度洞窟へ。
 洞窟は海岸まで続いていて、そこは隠し地下港となってました。
 元々海賊たちが根城としていたものを、オーク軍が接収して利用していたようです。
 オークホーンとオーガたちは既に出航していて目ぼしい物はなし。
 一行は、一路アシェイアの町への帰途につきます。


雨月 14 日 : 王様からごほうびをもらった!
 
 このへん時間がなかったのでかなりはしょり気味。
 無事王の元へ帰り着いた一行は、事態を報告。
 王は隠し港を破壊するなり、あるいは兵士を駐屯させるなりしてオークが利用できないようにするでしょう。
 ここで一行に同行していたメガネ君ことクォムクォムが立ち上がり、一同の戦績を発表。

トントン : そのためについてきてたのか!
ヒース : 軍監役・石田三成だったとは、不覚!(笑)


 クォムクォムはそれぞれが倒した数(キルマーク)を記録していたようで、それが大声で発表され、順位が決定。
 順位に従って褒美が下されました。

1位 19 キル トントン : ジャギュアの毛皮のマント(22 Gp)
   アルパカの毛織のマフラー(31 Gp)
2位  8 キル ジャスティ : グアナコの毛皮のマント(18 Gp)
3位  5 キル ケイル : ジャギュアの毛皮の帽子(11 Gp)
4位  3 キル セレンシア : グアナコの毛皮のブーツ(9 Gp)
5位  3 キル アイホート : グアナコの毛皮のブーツ(9 Gp)


 ぶっちぎりのトントンにはびっくり。前衛として輝きまくってます。
 一方セレンシアは苦戦したようですが、まぁそろそろ 「悪を討つ一撃」 が強くなるからこれからが本番でしょうって。
 え? ヒースはどうしたって? 0キルですがなにか?(笑)
 いや、実際今回は交渉役として八面六臂だったので、自分的にはキルマーク以上の満足度だったりします。

 報酬が雀の涙でトホホーな感じではありますが、これをどこかにもってったら何倍かの値段で売れたりするんじゃないでしょうか。
 まぁそんなドリームを抱いてみることに。
 しかし後で聞いた話では、トントンもセレンシアも既にその装飾品を買っていたというのが最後のオチでした(笑)。



▼他メンバーのプレイレポート
・DRR(DM):烏賊学研究所・二号館 / MKDZ #3: The King of South End
・DISK(ケイル):空飛ぶ円盤 / 村の攻防 −暗黒千年王国・零 第3回−




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