2008年10月31日

D&D3.5 プレイ報告 暗黒千年王国・零 第3話 前編

D&D3.5版キャンペーン 暗黒千年王国・零
― 第3話 「南の王」 前編―


 ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons) 3.5版を遊んできました。
 今回も、DRR 氏によるキャンペーンシリーズで、その第3話。
 ワープゲート、「竜の門」を抜けると、そこは!?

過去レポ> 第1話第2話




キャラクター紹介

▼セレンシア・スティード (Artemis)
人間・女・16 歳・秩序にして善
パラディン 3

セレンシア
 約束は絶対守る。悪は絶対許せない。弱者は絶対見捨てない。
 絶対の法則にがんじがらめのパラディン様だが、そこがまた楽しい様子。つまりマゾ?(笑)
 戦闘では【筋力】の低さに泣いている様子だが、「悪を討つ一撃」の成長が打開策となるか?
 しかしネックは、うちのサークルで未だに「悪を討つ一撃」が当たった試しがないというところ(笑)。


▼ジャスティ・“ザ・ジャスティス” (あめじすと)
人間・男・27 歳・秩序にして善
クレリック 1 / モンク 2

ジャスティ
 セレンシアをしのぐほどの熱血単細胞系正義漢
 まったくやっかいなパーティだ(笑)。
 若いパーティのお守り役を自認する格闘僧侶で、口癖は 「大人の戦い方を見せてやる!」
 大人代表として今回交渉役を買って出るのだが…?


▼トントン (Musha)
ドワーフ・男・40歳・中立にして善
ファイター 3

トントン
 パーティの癒し系ドワーフ。
 だが時折炸裂する毒舌や返しのセンスは誰の追随も許さない。
 戦闘では、防御力、攻撃力ともにかなりのポテンシャルを発揮。
 今回はひとり飛びぬけたエースストライカーとして大活躍してました。
 また夜のエースでもあることも発覚!


▼ケイル (DISK
エルフ・男・110歳・混沌にして中立
ウィザード 3

ケイル
 パーティ唯一の非善属性。
 お人よしな行動につっぱしりがちなセレンシアやジャスティとは正反対の意見を言う、パーティ野党。
 2レベル呪文が使えるようになり、徐々に魔法使いらしい活躍も出てくる頃合か。


▼アイホート (OTTO)
人間・女・18歳・混沌にして善
クレリック 3

アイホート
 グレートソードをブンまわす筋肉系クレリック。
 口数は少ないが、ときおりツボを心得たツッコミをかまし、しばし大爆笑を起こす侮れなさも。
 猪突猛進かと思えばさすがの立ち回りの上手さも持ってたり。
 このへんはプレイヤーの長年のバーバリアン経験のたまものでしょう。


▼ヒース・ロジャー (BOSS)
人間・男・15歳・混沌にして善
バード 3

ヒース
 仲間の活躍を、英雄譚として物語る夢を持つ厨二病青年。
 やや前向きすぎる面も。
 ケンケンゴーゴーしがちなパーティのなかで、前向きな方向に話をまとめるのが主な役目と心得ている様子。
 今回はまた対 NPC 兵器的に立ち回ってみました。


▼ガーティー (NPC)
人間・女・?歳・属性不明(悪ではなさそう)
スワッシュバックラー 1 / ソーサラー 1 / ファイター 1

ガーティー
 前回冒頭、島に流れ着いたカタコト少女 NPC。なりゆきからパーティに同行することに。
 攻撃力は低いものの、回避性能はパーティー内随一で、今回はパーティ崩壊の危機を支えて大活躍。
 また、この娘の秘密が少しだけ明かされる一幕も……。



ここまでの展開

 モンスターのモの字もなかった平和な島カーゲリンを、突如冥界の軍勢が襲った。
 成人式の儀式として山登りをしていた青年たちは、からくも襲撃から逃れ、洞窟をくぐりぬける途中で古代の英雄の霊魂と遭遇。霊魂からタリスマンという秘宝をさずかる。
 洞窟から脱出し、村の指導者と合流した若者たちは、軍勢出現の謎をさぐるため、「竜の門」 と呼ばれるワープゲートの調査に派遣される。
 襲撃の前日、島に漂着していた謎の少女ガーティーも、この調査に同行。少女の胸にも、またタリスマンが輝いていた。
 「竜の門」 にたどりついた若者たちだったが、退路を冥界の軍勢にふさがれ、ワープゲートに突っ込んでしまう。
 ゲートをくぐり抜けた先で現地の冒険者と出会うが、かれらはそこを 「つのぶえ岬」 と呼ぶ。そちらからはワープゲートは使えなくなっており、もう戻るすべもない。
 若者たちの、明日はどっちだ。



シーン1 南の王

雪月 6 日 : メガネ君に連れられて町へ

 現地の冒険者3人組に案内されて、一行は彼らの町へ。
 彼ら冒険者は、つのぶえ岬の塔を探索していたところ、突如ものかげから駆け出してきたスケルトンを発見(これは前回アイホートが退散させたもの)。
 それによって今まで隠されていた迷宮の入り口を発見し、セレンシアらと遭遇できたということらしい。
 道々、この地についていろいろ話を聞くと、ここは南ソラナル大陸南端の小島ということ。
 彼らはカーゲリン諸島のことはまったく知らないらしい。
 ちなみにメガネ君というのは冒険者のリーダーらしい青年で、名前をクォムクォム(言いにくい!)。あとで分かることだけど、この地の王の 10 番目の子。
 詳しくは王のところについてからにするかということで案内してもらう。

ヒース : ところでさ、ジャスティってカーゲリンでどんな暮らししてたの? 第1話やってないからイメージ掴みにくいんだよね〜。
ジャスティ : 俺? 俺はね、年に一度行われる力自慢大会みたいなのに出てたんだよ。池の中に立てた丸太の上を走ったり、ロープをすばやく登ったり。
ヒース : SASUKE かい(笑)。
ジャスティ : そうそう、そんな感じ(笑)。それに出るため、一年間ひたすら身体を鍛えまくってるの。
ヒース : おお、それならヒースは知ってるかも。そういうお祭り騒ぎは絶対見に行ってるはずだしな。



雪月 7 日 : アシェイラの町着。地図を見せてもらったけど役に立たんっ!(ヒースの日記より)

 翌日の夜、島の北岸の人口 200 人程度の小さな村に到着。そこから狭い海峡を挟んだ対岸に、フェイゴ島の最大の町、アシェイアの明かりが輝いておりました〜と、そんな感じ。
 いいですねこの感じ。綺麗な夜景が目に浮かびます。
 一艘しかないという渡し舟で海峡をわたり、アシェイアに入った一行は、まずは王の元へ。
 王と言ってもそんな大それた宮殿というわけにもいかず、さりとて粗末過ぎもせず、こんなちいさな町のなかでは頑張ってるんじゃないかなというくらいの建物に案内され、中に入る。
 民族としては地球の南米的なノリで、肌や髪の色も異国情緒。
 カーゲリン島はアフリカ、オーストラリア、南極に囲まれたような位置ながらも、箱舟によってヨーロッパ系民族がながれついたということらしいので、お互い「おおっ」って感じだったかと。
 そのなかでも王は異彩をはなっていて、頭にはアザラシの毛皮をかぶっている。
 ということで謁見のシーン。

DM : 王は 「よくぞまいった」 みたいな感じでキミらをもてなす。事情は話す?
ヒース : 包み隠さず話すでしょう。
ジャスティ : よし、ここは大人の俺に任せろ(笑)。「年長の私が代表として王様にお答えいたしましょう!」 ってな感じでズズイと前へ。かれこれと説明します。


 そういうのはヒースの役割なんだがなぁと内心思いつつも私は黙ってました。
 王様の謁見で出番のない吟遊詩人ってなんなんだろうと思いはしますが(笑)
 まぁなりゆきを見るかと。

 王様は話を信じてくれた様子で、ワープゲートについても、そこから冥界の軍勢が出てこないか警戒してくれるとのこと。
 また、他にはゲートは存在しないことがここで明らかに。
 そして、この地についていろいろと説明してくれる王様。

 昔、王の民は南ソラナル大陸に栄える大きな部族だったが、オークの大軍勢との戦争に敗れて散り散りになり、その一部族がこの地、フェイゴ島に流れ着いた。
 かつての王家の一応の血筋である彼が、一応王の名を継承し、今はほそぼそと王家を守り抜いているという、そういう状況らしい。
 今もオークとの戦いは続いており、フェイゴ島の北端の砦で、海峡を挟んでオーク軍とにらみ合っている。
 フェイゴ島にもオークの侵略の魔の手は入り込んでいて、しばしゲリラ的な被害が出ているとのこと。
 
 他にもソラナル大陸についても基本情報を教えてもらう。

トントン : とりあえず地図を見せてもらいましょうよ!
DM : ――ということで、聖なる獣「ジャギュア」と呼ばれていたアザラシの毛皮をかぶっているという事らしく――
ジャスティ : それより地図だよ地図!
DM : もう、うるさいな!(笑) まだ説明中だっつーのに。わかったよホレ!


 出された地図はフェイゴ島周辺のみで、カーゲリン島との相対的位置関係もなにもかもわからず。

ヒース : ええいこれじゃわからん!(笑)
トントン : もっと大きい地図はないんですか!
DM : これだけだね〜。
ジャスティ : 使えん!
DM : 使えんとは失敬な!(笑)




シーン2 方針会議

 謁見が終わり、パーティは王が手配してくれた宿へ。

ヒース : では、ここらで皆で相談しておこう。これからみんなどうしたい? 今後の目標を考えておこうよ。
ジャスティ : どうって、普通に冒険者じゃねえ?
セレンシア : 悪を倒す、弱者を救う(笑)。
ヒース : 俺はカーゲリン島に戻りたいんだよなぁ、とりあえず。
トントン : ぼくは別にいいかな〜。島にはこだわらないです。
ヒース : とりあえずカーゲリンを出ちゃったのはなりゆきでさ、本来は先生たちに報告しなけりゃならなかったんだよね。それは別にしても、あの逃げ場のない島から島民たちを脱出させてあげたいってのがヒースとしての気持ちかな。
ケイル : え〜。ここで暮らせるならここで平和にやりましょうよ〜。
DM : ここにじっとしてても、悪化するだけとも思えますけど……とガーティーは言うよ。
ヒース : 不吉な(笑)。なんか知ってるのかな。
ジャスティ : ふむ。何をやるにしても、カーゲリンへの道筋を調べたいのは確かにそうだな。
アイホート : アタシはどっちでも〜。
セレンシア : ん〜、たしかに島民たちは放っておけないかも。


 そんな感じでカーゲリン諸島への帰り道を探すことが当面の目標に。
 ではどこへ? となるわけです。
 日の出日没の時間などから、このフェイゴ島はカーゲリンよりも緯度はちょっと高く、また星の見える時間のズレから、経度もだいぶ違うことわかる。
 まぁ実際インド洋南端と南米大陸南端と、ほとんど地球の真裏状態なわけだから相当離れている……のだけど、PCは当然そこまでは分からない。
 というわけで、話はとりあえずフェイゴ島から南ソラナル大陸に渡ってみようという方向に。

ケイル : えーッ! そこはオークの大軍勢がいるんですよ? いいじゃないですかここで暮らしましょうよ〜(笑)。
セレンシア : そこにオークが居るなら行って倒さないと!(笑)
ジャスティ : そうだ、戦いが俺たちを呼んでいる!
ケイル : 無理ですよ俺たちだけじゃ〜。
ヒース : 大丈夫だって! だってオレら英雄じゃん!(爆)


 そんなこんなの厨二的勢いだけで、南ソラナル大陸へ行くことに。
 

雪月 8 日 : おかいものー。女の子たちが毛革でオシャレー。トントンにはラブロマンスがっ!?

 翌日は町でショッピング。
 ヒースが今までの収穫を売り払い、各自に分配するとそれぞれ 450gp 強くらいに。

トントン : おー! はじめてまともな収入が!
ケイル : いや、安い! 安すぎるッ!(笑)
DM : まぁねぇ。経験点が 3,000 出てるんだから、基準から言えば 2,700gp は出てていいはずなんだが。
ヒース : ま、その分ワンドやらポーションやらいろいろ出てるけどね。
ケイル : マスター。半端チャージ・ワンドは売ってない?
DM : キュア・ライト・ウーンズのみ、半端が売ってる。あと、レッサー・ヴィゴーは巻物とワンドがあるよ。こちらは半端はない。
ヒース : キュアは 50 発で買っちゃうからいいとして、レッサー・ヴィゴーは買いだな!


 などなど、あとは各自分散してそれぞれ装備品を強化するなり一般装備を買い足したり。

セレンシア : みんな! ロープは一人一本! 絶対買っておいてよッ!!

 と念を押しまくるセレンシアが印象的でした(笑)。
 まぁ前回が前回ですからね。

 そんな中、DMが 「ではこれを」 とみんなの前にプリントをぺらり。
 それは、 「アザラシの毛皮の帽子」 「アルパカの毛織のマント」 「グアナコの毛織のブーツ」などと書かれた、いろいろな毛皮・毛織物商品の値段表。
 さらにアルパカやグアナコの写真まで見せられ、これがまたかわいいのなんの。
 これに即座に飛びついたセレンシアが、少ない収入をはたいて買いまくり。
 聞くところによると、旧キャンペーン 「暗黒千年王国」 ではこういう特産品を貿易して儲けまくっていたのだそうな。
 バードということでヒースもこういうのに飛びついて良かったところですが、戦利品の分け前計算やワンドを買う相談、そしてジャスティとヒースの対NPC交渉における役割分担など、いろいろ考えることが多くて手がまわりませんでした(笑)。

ジャスティ : 北の砦にまず行くとして、そこまで 10 日くらいかかるかな。食料は買っておけよみんな。じゃ、王様にそれを報告しに行こう。

 ジャスティは王に二日ほどの準備してから旅立ち、北のソラナル大陸を目指すと宣言。
 その二日の間、ヒマなので何か仕事はないかと聞きますが、王はとくにないよと。
 ここでDMはジャスティに<真意看破>をふらせますが残念失敗。
 ジャスティはそれで立ち去っちゃいます。
 王としては海峡を渡る船の手配をする代わりに、一行に仕事を頼みたかったのですが、その仕事は二日で終わるものじゃなかったんですね。
 しかし意気揚々と二日で終わる仕事はない? と聞かれて頼みにくかったのでしょう王様。
 ちょっと王様かわいいな(笑)。

 そしてその夜は宿屋でちょっとした宴会。

ヒース : よし! ここでいっちょ〜故郷カーゲリンの歌を歌いましょう! ポロローン♪ (コロコロ)お、4spの儲けっ。
ジャスティ : お、なら俺は踊っちゃうぜ〜。
トントン : いいですね〜(笑)。
DM : などと盛り上がっていると、トントンは熱い視線を感じる。
トントン : ぬ、ナニヤツ!?
DM : 酒場の扉の影から、小柄な女性たち3人ほどが、トントンのことを興味津々ってかんじで見て、3人でキャイキャイ興奮している。ドワーフの女の子たちだね。さっきも説明したとおり、このフェイゴ島に男性のドワーフはいない。
ケイル : おおッ! トントン、急にモテモテだ(笑)。
ヒース : いけ〜!(笑)
トントン : え〜ッ。どうすればいいんですか〜?
DM : いや、べつにどうしたら正解とか、今回ないから(笑)。男ドワーフ使いのプレイヤーが、こういう場合どういう反応を示すものなのか見ておきたかったってだけだから。
ヒース : いけ! トントン! 増やせッ!

トントン : え〜ッ。じゃ、増やした。

一同 : 爆笑。
DM : ちょ(爆)、増やしたって!(爆)
ケイル : は、早ッ!!(爆)
ヒース : すげーッ(爆)


 なんてまぁバカ騒ぎしつつ夜は更けてゆく。



シーン3 連絡途絶

雪月 9 日 : ケイルが 3 の倍数でバカになる。オモロー!

 なんでこのネタ? って感じですが、ワープゲートをくぐった影響で、ケイルの【判断力】がダメージを受けていたんですね。
 その回復を待っての二日逗留ってことでこんな日記に。
 ま、ホントの原因は、ジャスティが持ってきていたナベアツ電卓のせいなんですが(笑)。
 お金の分配計算に使ったのが、このボタンを押すたび 「例の声」 が出る電卓だったんですね。
 まぁただそれだけ。

 この日、王様からの連絡が来て、頼みたいことがあるとのこと。
 頼みのことをやるかわりに、海峡渡航の手配してくれるという申し出らしい。
 一行いそいそと王のもとへ。

ヒース : じゃ、今回は俺が挨拶をのべようかな? 「王様、船をご手配いただけるとか、お気遣い感謝いたします。どのようなご下命でもお申し付けくださいませ」 とか、そんな感じかな?
DM : <真意看破>どうぞ。16 ? そしたらあからさまに王様安心してるよ。やっとまともに話のできるヤツが来たかと(笑)。
ジャスティ : ブッ。くそぅ!(笑)
DM : 口先の達者な吟遊詩人は困りものだが、こういうときには便利じゃの〜とか小声で言ってる(笑)。
ヒース : 口先の達者なは余計だ(笑)。


 王の依頼は、連絡の取れなくなった、フェイゴ島北西の村の調査。
 数日前からパタリと連絡がとだえたものの、そちらに避ける兵力がないことで困っていたらしい。
 そこで一行に白羽の矢が立ったということだった。
 これを二つ返事で受ける一行。


雪月 10 日 : 舟で海を渡してもらうため、連絡の取れない村の様子を見に

 王に馬を数頭借りていざ出立。
 旅にはメガネ君ことクォムクォムが同行しますが、戦闘には一切参加しないとのこと。
 まぁ案内役かな? くらいにみんな考えてたと思いますが、こいつが実は裏の任務をおおせつかっていたとは……。


雪月 11 日〜14 日 : 馬べんり〜。

 ワンダリングモンスターとの遭遇もなく、気候も穏やか。
 快適な旅路です。  


雪月 15 日 : バコックの村についた。

 中継地点の村でしばし情報収集。
 しかしさしたる収穫もなし。


雪月 16 日〜19 日 : アルパカかわえ〜。

 のどかな風景のつもりで「アルパカかわえ〜」とか書きましたが、DMいわくあそこにアルパカはいなかったんだとか(笑)。
 いいんだよ!
 バコックの村で人形買ったんだよ! きっとな(笑)。



シーン4 生存者

雪月 20 日 : 生存者と遭遇!

DM : ではその日、昼前ごろ、はるかかなたの丘に村らしきものを発見する。
セレンシア : おっと、どんな感じに見える? 人の気配は?
DM : ここからじゃ分からない。<視認>よろ。22 ? じゃ、よく見えた。村のまんなかに鐘楼のようなものが立ってるんだけど、それが崩れている。
ヒース : お、こんなときは、パパラパッパパ〜♪ 望遠鏡〜♪ 海賊の宝箱でみっけたの、売らないで取ってあったのよね〜。
ジャスティ : おおーッ!
DM : いいね〜。それだとよく見える。村中に戦いの跡がある。けど動くものはまったくない。
セレンシア : 死体も転がってないの?
DM : ないね。と、そのとき――(フロアタイルにフィギュアを並べ始める)
トントン : お、戦闘か〜。
アイホート : やっときたか〜。
ヒース : ほんとこの2人、戦闘になると生き生きするなぁ(笑)。


 現われたのはオークの一隊。
 本日の肩慣らしといった感じで軽く一掃します。

トントン : りゃ〜っ。命中、ダメージ 10 点。
DM : 死亡〜。これ持ってて(ポーカーのチップを渡す)。
トントン : なんですかこれ?
DM : キルマークね。


 逃げようとする最後の1匹には、ヒースのスリープが飛んで連絡が行くのを阻止することも忘れません。

DM : で、戦闘終了後、そうやって戦利品を集めていると、誰にしようかな〜(コロコロ)、アイホート。
アイホート : なに?
DM : キラッキラッと目に光が。うぉっ眩しッ! ってなる。
アイホート : どゆこと?
DM : 草むらのなかから鏡で光を送ってきているようだ。よくみるとそこに人が伏せてて、君を手招きする。
アイホート : どれ、行って見る。なになに?
DM : 一人で行くんかい!(笑)
ケイル : 無茶な(笑)。
DM : そこにいるのはレンジャーっぽい人。「私は村の生き残りだ」 と言う。
アイホート : ふむ。じゃ、女キャラってあと誰がいたっけ?
ヒース : おいおい(笑)。セレンとガーティだよ。
アイホート : じゃ、セレンシアでいいや。「連れション!」って言って引っ張ってく。
一同 : 爆笑
DM : ナニがしたいんじゃ(笑)。


 一行はレンジャーに案内されて、村の生存者たちの避難キャンプへ。
 聞くところによると、村はもともと 80 人ほどが住むとても小さな寒村だったらしい。
 そこに突然オークの軍勢が攻め込んできて、はじめに 20 人ほどが殺され、さらに 20 人ほどが西のほうへ連れて行かれた。
 今ここで隠れ潜んでいる生き残りが 20 人ほどで、残りの 20 人は東のバコックの村へ助けを求めに走ったのだが、バコックでそれを確認できなかったということはオークの追撃部隊に殺されたのだろうという結論に。
 また、現在村を占拠しているのは、20 匹ほどのオークの軍勢らしいことも分かる。

セレンシア : うーむ、オーク許すまじ。とりあえず西に連れていかれた 20 人を助けなきゃ!
ケイル : え〜っ? 王からの依頼は、連絡の取れなかった村の現状調査だけなんだから、あとは王に任せちゃったほうがいいんじゃない?
ヒース : たしかに、村の現状を把握したところで俺たちの仕事はおしまいだけど、ここで帰って報告だけって、それはなんか後味悪いよなぁ。王様の兵に余裕もなさそうだったし。
ジャスティ : それに目の前にいるオークを見逃すこともできん。まずは村に巣食うオークを根絶やしにだな。
セレンシア : でも、捕虜にされた 20 人の安全は一刻を争うかもしれないし。急いで西にいったほうがいいんじゃないかしら。
トントン : うーん、でも西にいるやつらの数だってわかりませんよ? 村をのっとってる奴らから聞いたほうがいいんじゃないですか?
ジャスティ : 西に助けにいくのは賛成だが、その前に後顧の憂いは断つべきだしな。
ケイル : うん、とりあえず村の解放はやるとして、いいかなセレンシア? 村のオークをそのままに、西に俺たちが行く場合、ここにいる避難民がオークに襲われる危険もあると思うのだ。それはまずいんじゃないかな?
セレンシア : な、なるほど。そうかもしんない。


 こういう会話、頑固なパラディンを抱えるパーティならではの楽しみですね。



シーン5 激闘 〜村の攻防戦〜

雪月 20 日 - 2 : まずは滅された村を開放だ! 村がケイルのネバネバだらけに。ケイル出しすぎwww

 ということで、一行はまず村を開放することに。
 時間も惜しいので、そのまま村へ強行突入となります。
 大きく広げられたフロアタイルに、障害物として建物がランダムぎみに配置され、見張りのオークが屋根に上って、いざパーティ突入。
 襲撃を見張りオークが村中にしらせ、三々五々とオークの増援がやってきます。
 この最初の遭遇戦はパーティ側の圧勝。
 エンラージ・パースンで大型化したトントンは、長いリーチとパワーアップした攻撃力をいかんなく発揮してどんどんキルマークを稼ぎます。
 それに負けじと、ジャスティが敵陣に突入。
 パーティの陣形が、村の地形のせいでちょっと前後に分かれます。

ヒース : おーい、あまり分散するなよ〜。パーティー分断は死だぞ〜。

 最初の 10 匹ほどを全滅させると、今度は奥のほうの建物からワラワラと。
 今度は本命の部隊とわかるツワモノ揃い(フィギュアがちょっとかっこいいからですがw)。
 ここからの戦闘、われわれの戦い方があまりにブザマでした。
 まずはケイルがウェブを詠唱。
 建物の間をクモの粘液で結び、敵の移動を阻害します。

トントン : おおーっ! ケイルすごいっ! 落ちるのを遅くする(フェザー・フォール。第2話参照)だけじゃなかったんですね〜っ!
ケイル : それ、地味にひでーっ(笑)。


 しかし建物の構造上、ウェブで敵ぜんぶを巻き込むまではいかず、大多数は建物を迂回。
 左右からパーティに迫ります。
 戦闘の展開のタイミングで、ここでパーティも建物を挟んで左右に展開してしまい、それぞれ敵を受け止める形に。

ヒース : やべーって! 分断されてるって(笑)。トントン側はなるたけ早く左翼に合流するんだ!
ジャスティ : アスターテ会戦だな。
アイホート : 問題は、どちらが帝国軍でどちらが同盟軍なのかだ。


 建物を挟んで右側にトントン、ジャスティ、アイホート。その正面に、次ターン突進してくるであろう敵ボス及び、ザコ部隊。
 左側にセレンシア、ケイル、ガーティがおり、その横から突進してくるサブボス2匹率いるザコ部隊。
 それを両方見える位置にヒースが陣取って指揮、連絡をするという変な陣形に。
 完全に二局面作戦です。

 まずはサブボス2匹がケイルに突っ込んでくる。

ヒース : ケイルやべーっ。
ケイル : こんなときは、くらえっ。カラー・スプレー!


 これが綺麗に決まってサブボス2匹は盲目&朦朧化
 しかしさすがはサブボス格。
 セレンシアとガーティーが殴れど殴れどそうそう簡単には倒れない。

セレンシア : こうなったら必殺の「悪を討つ一撃」を!!
ケイル : ああ、それはダメでしょ(笑)。
DM : まだうちのサークルで当たったためしがないしな(笑)。
セレンシア : 今度こそは当たるの!(笑) くらえーッ! 命中 13 だけど、どう?
DM : おおー、朦朧か盲目がなかったらハズレてた!
ケイル : すげーッ! 初ヒットだ!
ヒース : しかし、朦朧とかがあって初めてだからな〜。純粋にはカウントするかどうか微妙だな(笑)。


 とかいった場面もありましたが、それでもサブボス落ちず。

 「大人の戦い方を見せてやる!」 とキメ台詞を叫びつつ、左翼を包囲してきたオーク部隊を挟撃する位置に走ったジャスティですが、運悪くつづけざまにいいダメージを受けて昏倒。
 しかし既にレッサー・ヴィゴーをかけてあったのはさすが。
 おかげで1ラウンドに1点ずつ回復していきつつ、起き上がるタイミングを見計らいます。
 ただ何も考えずに立ち上がったのでは、起き上がりで発生する機会攻撃でまたダウンさせられるだけですからね。

 一方、トントンは右翼から左翼に移動する中間あたりでオーク部隊と接触。それをアイホートが支えます。

ケイル : おし、トントン! 援護するぜ! ウェブ発動!!(といいつつ、範囲テンプレートをオークもろともトントンの上に)
トントン : どこにかけてるんですか! ボクごとじゃないですか!!(笑)
ケイル : 大丈夫! そのまま敵を殴れるじゃん。
トントン : ひどい〜。ケイル、ヌルヌルしたもの出しすぎですよ〜。
ヒース : その表現はヤメレ(笑)
ケイル : 解除したら消えるんだからいいだろっ?(笑)
トントン : 解除しても臭いが残るんですよ〜っ(爆)
DM : どんなんだ!(爆)
一同 : 爆笑。
ヒース : この村はもうダメじゃ。焼くしかないよ(ナウシカのオババ様風に)
セレンシア : 腐海になるんかい(笑)。
ケイル : どんなウェブですか!(笑)。


 ぼやきつつもあらかたザコオークを一掃するトントンですが、そこにボスオークが迫る。

ケイル : ん〜、エンラージとウェブでトントンのACが4も下がってるのか。そこにボスはきついな。よし。エンラージを解除。
トントン : うぇっ? 解除っすか?
ケイル : 次にウェブも解除するわ。


 っと、これは、正解は ウェブ解除 → エンラージ解除 だったかなと。
 あるいはエンラージは残してもよかったかな〜と言った感じでしたね。
 結果的にボスオークは命中がバカみたいに高く、ACが元のままでも当たり放題でした。
 −4してようがしてなかろうが、当たることに代わりがないのなら、エンラージはあってよかったんですね。
 この エンラージ解除 → ウェブ解除 の手順で、トントンが2ラウンドほど無力化してしまったのもこの中盤ではちょっと痛かった。
 ま、所詮は結果論ですが。

 解除後、かなりピンチの左翼にトントンが走る。
 結果、ボスの目の前に置いていかれる形のアイホート。
 敵ボス VS. クレリック。おいおい(笑)。
 しかしそこはさすが肉体系クレリック、

アイホート : ばっちこーい! 5フィート・ステップ、攻撃、残念ハズレっ!
ヒース : 正気かよ! ああ、アイホート、惜しいヤツを亡くしたぜ(笑)。


 ところがこれがすばらしい善戦。
 ボスに決定打は与えられないものの、受けたダメージを回復しつつかなりいい時間稼ぎを演じます。
 しかも、もうやばい! となったら逃げの一手。
 ボスをひきつけて数ターン追いかけっこを演じたのは最高でした。
 ま、その間にほかのメンバーは大苦戦してたので、メインクレリックなしの状況を作ったという面では判断が難しいところですが。

 ボスもさすがに何ターンもクレリック一人を追いかけていることのバカらしさに気づき、一転、左翼を後背から突きます。
 その頃、左翼は大混乱。
 セレンシアが昏倒し、あいついでトントンまでダウン。
 ジャスティは起き上がるスキを伺い中で、まだ気絶したフリ。
 敵の攻撃を必死にかわしながら、なんとか戦線を維持していたのは NPC のガーティー。
 さすがは高 AC 。大活躍でした。
 ケイルがインビジビリティで透明化しつつ、朦朧化した敵の武器を奪うなど巧妙に動き回っていたのも大きかった。
 一方ヒースは倒れた仲間の回復でおおわらわでした。

 そこにボスオークが襲撃してきて、さらに乱戦に。
 各自入り乱れて気づくと陣形は、

 ガーティ・敵ボス・トントン・敵・ジャスティ

 の一直線。
 なんだこりゃ。

アイホート : なんたるブザマな陣形だ。
一同 : 爆笑。


 サブボスは一掃し、残るはボスのみとなりますが、ここでボスの猛威が炸裂。
 トントン、ガーティ、ジャスティと、次々昏倒させられます。

ヒース : やべーって! 前衛全滅だ。
ケイル : 逃げるか(笑)。
ヒース : こりゃ負けだな〜(笑)。
トントン : うー、起き上がりたいんだけど起き上がると AoO(機会攻撃) で今度こそ死ぬ!
DM : でも、ボスはトントンが生きてること気づいてるよ。ヒースとアイホートがトントンを回復させているのが見えてるからね。


 トントン大ピンチ!
 てなところで、後編へ続く。
 ひじょーに中途半端な所ではありますが、文量がauの限界を超えちゃったのでしょうがない(笑)。







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