【コミック派ネタバレ注意!】
サンダーソニアとマリーゴールドはやっぱり悪魔の実 「ヘビヘビの実」 の能力者(それぞれモデル・アナコンダとモデル・キングコブラ)でした。
そんなことはこの海に生きる者ならひと目でわかるわけですが、この島の女たちはそれも分からない。
悪魔の実の概念すら知らないのかもしれません。
よっぽど外界から隔絶した文化を築いてきたのでしょうね。
あるいはこの島の支配体制を持続するため、蛇姫以前からあえて伏せられている情報なのかもしれません。
石化されたマーガレットらを場外に避難させておいて、さっそく戦闘開始。
ゴムゴムのスタンプが弾き返され、逆に打撃がルフィにダメージを与える。
この感じ、あの戦桃丸と一緒ですね。
戦桃丸の強さは、体に海楼石を粉末にして塗るか埋め込んでいるかしているからではないかと予想してたんですが、これは覇気で決まりのようです。
つまり、覇気で鉄塊のような防御力も破壊力も手に入れられる上に、悪魔の実の特殊能力も無効化してダメージを与えられると。
レイリーさんが足で黄猿の攻撃をそらし、剣で光状態の黄猿を斬ったのも、やっぱり覇気だったでほぼ確定でしょう。
ええッ? つまりそれって黒ひげ涙目ってこと?(笑)
白ひげを裏切り、戦争まで起こして手に入れた最強のブラックホールも覇気には無効ってことでしょうか(笑)。
さらに、サンダーソニアはルフィの心を読みました。
これは空島のエネルたちが使った心綱(マントラ)でしょうか。
それとも、覇気にはこういう使い方もあるということなのでしょうか。
もしかすると、覇気のごく一部だけをエネルらは覇気とは知らずに使えて、それをマントラと呼んでいたのかもしれませんね。
髪をかきあげ、耳にかけて会場をメロメロにする蛇姫様。
しかしルフィにはさっぱり効かない。
「はあっ…もうイヤん」
とぐったり状態。
これはもうショックから愛に目覚めるしかないですって(笑)。
見せしめとしてマーガレットを砕こうとする姉妹。
腐ってやがる。
ここまであまり悪感情は持てなかった彼女たちでしたが、これはさすがに許せないなぁ。
闖入してきた男をいかに扱おうと、それはまぁしょうがないかなと思えるところはありましたし、それを弁護しようとしたマーガレットらを処刑してしまうのも百歩譲って厳しい掟としてしょうがないかなと。
そう譲歩できないこともなかったのですが、しかしこれはさすがにやりすぎ。
国民を何だと思ってるんだと。
あらためてルフィの 「ムカつくなぁ」 に納得。
やっぱりルフィの慧眼には恐れ入る。
砕かれそうになるマーガレット。
寸前、
「やめろっつってんだろうがァ!!!!」
怒号一発!!
ルフィの覇気キターッ!!
バタバタと倒れてゆく観客。
妹君ふたりも気圧されてビリビリ。
これは痛快!
修行なしの習得はさすがはルフィ……というかワンピース(笑)。
今まで修行編なんてやったことないですもんね。
で、モトバロを気絶させたのもやっぱり覇気だったんですね〜。
っていうかこういう怒号、昔から見慣れたルフィのいつもの雄たけびじゃないですか。
実は覇気の片鱗だったんですね〜。
しかもただの覇気じゃない。
「覇王色」の覇気と。
覇気にもいろいろあるわけですね。
さしずめレイリーさんは 「冥王色」 なだけに冥王レイリーなんでしょうか。
ルフィの覇王色は、数百万人に一人しか身につけられない選ばれたものの色で、蛇姫と同じものと。
この一致は、偶然なのか、それとも必然なのでしょうか。
この時代、覇気を身につけたものが数百万人もいるとは思えませんから、偶然だとしたらかなりの奇跡レベルでしょう。
もしかしたら蛇姫、ルフィの母親だったりするんじゃないでしょうか。
だから同じ色の覇気で、しかもメロメロ甘風は当然のように効かないと。
そうすると、また当然ここにルフィを送り込んだバーソロミュー・くまもそれを知っていたと。
ルフィの父ドラゴンを知っていたくまですから、ルフィの母も知っていたしてもおかしくないわけで……。
ヤツの意図が少しずつ垣間見えてくるんじゃないだろうか、なんて。
そんな突拍子もない予想もできてしまいます。
個人的にはそれより、覇王色の一致はあくまで偶然で、蛇姫がルフィにメロメロ化のラブコメルートのほうがいいんですが(笑)。
いよいよ覇気習得パート。
グランドライン後半戦を前に、ワンピースという漫画のバトルが大きな変革を迎えようとしています。
考えてみるに、あの怒涛のシャボンディ諸島編は、他の強力なルーキーたちが現われ、ルフィらが海賊として決して飛びぬけた特別な存在ではないということを私たちに教えてくれました。
さらに大将黄猿や戦桃丸、くまやその量産型の圧倒的強さが描かれ、今までのレベルでは絶対にダメだということが描かれました。
つまりは、グランドライン前半戦を否定するようなエピソードだったのかもしれません。
ルフィは青キジに出会うことで一段階成長し、ギアを習得しましたが、あれはあまりにもリスクが大きすぎました。
あのままの路線では早晩体がブッ壊れることは明らかです。
漫画的にリスクの大きなギアは魅力的でしたが、あれはルフィの限界を描くための技だったのかもしれませんね。
ここからは覇気を習得しなければ、一歩も前に進めないところまできていると。
特に、あの手に負えないロギア系に対抗するためには絶対必要だと。
新世界では、今までとまったく違った次元のバトルが展開してゆくのではないでしょうか。
今、ワンピースはそういう大きな変革の時に来ているのかもしれませんね。
まだ見ぬ高みのバトルに、期待せずにはいられません。
大将青キジに出会ったあの頃から、そういうターニングポイントを着々と描いてきていたのだとしたら、やっぱり尾田っちは凄いなぁと唸らざるを得ませんよ。
なんてスケールで計算をして、エピソードを積み重ねる漫画なんだか。
しかしこの覇気、読者によっては、まるで今までの価値観がひっくり返されて、これまでの感動やらなにやらが台無しになるようなガッカリ感を覚えるかもしれません。
他のサイトでは、いくつかそういった意見がちょっと前から出始めていました。
それを否定する気持ちはまったくないのですが、私自身はそれとは逆の考え方を持っています。
言ってみれば、悪魔の実のネタだけで、ここから同じだけの長さを私は楽しむことが出来るのだろうかと。
51巻という遠大な旅路を越えてきましたが、それでもまだラフテルにいたる航路の半ばにしか過ぎません。
物語の全貌やバトルの究極も、海賊の高みもまだまだ。
今、ワンピースの全部を見た気になるのは全然早いんだろうなと。
それに、今までが無価値になることはないだろうと、まぁこれは尾田っちへの信頼が根拠ですけど、そう思うのですよ。
あの計算高い尾田先生のことですから、覇気の導入は最初期から構想されてて、当然悪魔の実の能力と組み合わせることを前提に設定されているでしょう。
下手をすると、第1話の近海のヌシをシャンクスがギロリと睨んだ時から考えられていたのかもしれません。
尾田先生の頭の中には、すでにこの先の物語が膨大な量で渦巻いているんだろうなと、そう信者っぽく期待しちゃうんですよ(笑)。
いや、もうこれ完全に信者だな(笑)。
また、アマゾネスたちがあまりにも当たり前に覇気を使うというのがちょっと怖いところではありました。
これからは誰もが覇気を使うようになって、それこそウソップまで覇気使ったりして、今までの戦いがチープ化してしまうんじゃないかと。
それこそアーロンとかクロコダイルとかエネルとか、今だったらウソップでも倒せるじゃんなんてなったら悲しいですもんね。
そういう危惧は私にもありました。
しかしちょっと考えてみると、それはさすがにないんじゃないかと。
あの新世界に君臨する白ひげの船でさえ、一般の兵士たちは覇気を知らないようでした。
これは覇気が非常にレアな存在であることを示しています。
これからも覇気はごくごく特別な存在として君臨することになるでしょうし、それによってルーキーたちの中でも、ルフィが一段飛びぬけてゆくのではないでしょうか。
そう考えてくると、ではなんでこのアマゾネスたちはこんなに当たり前に覇気を習得しているんだとなってきます。
それじゃ覇気のレアリティが保てないじゃないかと。
ここでまた突飛な予想ですが、これはもしかすると 「女しか産まれてこない」 というこの島の謎に関係しているのではないでしょうか。
なんらかの特別な地質、あるいは遺伝子、あるいは気候や食事文化などが女しか産まれない体をつくり、そのかわりとして覇気への親和性を生み出しているとは考えられないでしょうか。
だとすると、これからも覇気のレアリティを保つことができて非常に都合がよろしいってことになるのですが。
さてルフィ、ここからが本番とギア2発動。
覇気のこもった JET ピストルとなるか?
アマゾン・リリー編、クライマックスが近そうです。
いろいろテキトーな予想をしましたが、つまりは早く先が読みたいぞーッってことで(笑)。
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