
44号感想、後半戦いきましょ〜。
後半の感想は、
・アイシル
・バクマン
・ぬら孫
・サイレン
・スケダン
・ネウロ
の6本でお送りいたします。
アイシールド21
デビル4ディメンション、早くも破られる。
しかしここ、大和のセリフに騙された〜。
「信頼できるチームメイト
全員が最強軍団」
なんて言うもんだから、バックステップしたセナの後ろを他の誰かが詰めて挟み撃ちにするチームプレイかと思ったら、なんとなんと。
完全な個人技じゃないですか(笑)。
なんというか、ジョーのクロスカウンターに対するウルフ金串のダブルクロスって感じ?(笑)
とすると、次なるセナの打つ手はトリプルクロスしかないわけだ(古過ぎだこの例えww)。
バックステップしたセナを追い詰めるためにステップインした大和の前傾姿勢を、セナがデビルバットダイブで越えるとか(爆)、そんな超アクロバットに期待しちゃいます。
大和のスーパープレイで、俄然勢いを取り戻す帝黒アレキサンダーズ。
ラインも精神的に盛り返してパワーアップし、さらに泥門のお株を奪うような裏をかいた電撃突撃(ブリッツ)。
今までちょっと精彩を欠いていた感が否めませんでしたが、やはりラスボスの恐ろしさです。
ここへきてお互いに最強状態でのぶつかりあい、本当のガチンコ勝負という感じになってきました。
そこで、切り札となったのが、なんと雪光先輩!
ヒル魔の氷のように冷徹な判断力かつ、炎のように熱い信頼も凄いですが、ここでやっぱりハゲーンが輝きまくったというのが嬉しすぎる。
超人的な個人技はなく、ただひたすら決められたコースを走るという、涙ぐましい一途な歯車精神が実を結んだわけです。
雪光先輩、
「はは 今日…
クリスマスボウル 初キャッチ…!」
どころじゃないじゃないですか!
貴重な貴重なタッチダウンですって!
いや、これは嬉しかった。
バクマン。
漫画をズバズバ斬ったり、人物評をしてたりするといかにも小ざかしい中二(中三だけど)な彼らも、女の子がらみの話になると突然かわいらしくなるじゃないですか(笑)。
前半はのんびりラブコメモード。
シュージンの口からでまかせから亜豆の親友・見吉香耶に告白してしまったことになって、ちょっとこれは面倒なことに(笑)。
しかしそれに対するサイコーがだんだんおかしな子になってきましたな〜。
「亜豆の親友はいい奴に決まってる」
って、もう幸せバカ状態(笑)。
シュージンは案外涙もろい人情家だったりするし、この二人の根っこの所の 「お人よしさ」 がだんだん好きになってきましたよ。
一方、告られたと勘違いの香耶と、それを打ち明けられた亜豆。
なんだこのおかしな雰囲気は(笑)。
「本当はカヤ以上に男の子大好き」
というセリフは、 「カヤが男の子を好きな度合」 < 「亜豆が男の子を好きな度合」 と言っているのか。
それとも 「カヤが好き」 < 「男の子が好き」 と言っているちょっとデンジャラスなセリフなのか。
あれ? これどんな漫画?(笑)
夏休み、4時間睡眠状態で限界まで漫画に打ち込むサイコー……、とそれを横から見ているシュージン。
たしかに、読み切りの原作なんだから作画中はヒマだろうけどね(笑)。
妄想のメイド亜豆が実物よりあきらかに巨乳ですシュージンさまありがとう。
新妻エイジの作品を見て燃え上がったサイコーの本気度がなかなかいい。
なんか、ようやっと主人公らしくなってきた感じがします。
今まではアレはダメだコレはバカだと切り捨てるばかりだった彼らが、新妻エイジには今の俺らでは敵わないと、初めて 「謙虚さ」 を見せてくれたのが大きいのかもしれません。
謙虚に自分の位置を認めながらも、それでも勝ちたいっていうのが応援したくなるんでしょうね。
最後はシュージンがアシスタントとしてトーン作業に参加。
いたるところにトーンカスをくっつけて、ボロボロに燃え尽きながらも完成原稿を持つふたりがちょっと感動的でした。
そうそう、作業が終わってみると、なんでこんなところに? ってところにトーンカスがついてるもんなんですわ(笑)。
初めての漫画製作終了。
あいかわらず涙もろいシュージンはここでも涙ぐむ。
でもそれを笑えないサイコーも、ちょっと涙が出そうだったのかな?
早くも来週は集英社に持ち込みですが、全力を尽くしたからといって誉めてもらえるわけじゃないわけで。
編集部の、あまり持ち込み対応に乗り気じゃない様子が不穏なものを匂わせます。
なんか、これ読んだ持ち込み考えてる子って、ちょっと萎縮しちゃうんじゃないでしょうかね(笑)。
来週はふたりがケチョンケチョンに凹まされる番でしょうか。
ここまで全力を尽くして挑んだ作品だからこそ、批判は本当に骨身にしみることでしょう。
本当に 「原稿シュレッダー」 なんてされたら二人とも絶叫しそうです。
そこまではいかなくとも、クソミソに言われることで真の意味で燃え上がることになるのか。
あるいは、有望な逸材とトントン拍子で掲載決定、なんて事になるのでしょうか。
次週はバクマンの今後を決定する、決定的なエピソードになりそうです。
ぬらりひょんの孫
苔姫さま危うし!
「もっとくれ モットモットソデ」
「いや… いや〜」
椎橋先生ノリノリだなぁ〜。
袖をもぐ地蔵妖怪から、なんでこんな異常な場面を作れるんだ(笑)。
すっかり凶悪な犯罪者顔になってしまわれて、幼女にイタズラする変質者にしか見えませぬ。
つか、このロリ姫神社は無駄に人気が高そうだ。
苔姫のピンチにさっそうと登場の黒田坊カッケー。
袖から無数の武器が爆発するように飛び出すの図。
格ゲーっぽいけど素直に燃えるわ。
「ガヴルゲゲェ―――――!!!?」
グバアァァ
ブシュウゥゥ
に荒木イズムを感じた(笑)。
いや、何がおきてるか今一わかんないんだけど、頭でなく、荒木イズムの心で理解できた。
黒田坊が思い出す痴漢騒動。
黒田坊が鳥居にこだわったのは、自分を救ってくれた恩返しのためでしたか。
あるいは黒田坊、心優しい鳥居に惚れたかな?(笑)
なんか鳥居、いいキャラになってきたじゃないですか。
明るくて優しくて、おばあちゃんっ子で信心深いときた。
あれ? 正統派ヒロインこいつじゃね?(笑)
カナ、つらら、ゆらと、突飛なヒロインが多い中で、一番ふつうな鳥居は特別に見えちゃいます。
千羽様、おばあちゃんの想いを力に、鳥居を救う。
人のために、人の想いをかてに力を振るう神様。
土地神様ならではの素敵な信仰じゃないですか。
そうそう、日本の土着の信仰ってこういう素朴さなんですよね。
清継くんきたきた。
清継くんいい奴だなぁ〜。
千羽鶴ならぬ 165 羽鶴って、それ1日で作るって凄いから。
髪を下ろした鳥居がまたカワイイ。
縦長三白眼ってだけでちゃんと鳥居ってわかりますしね。
「ありがとう
私も…そう思う
私…千羽様に助けられた気がするもの」
と、素敵な笑顔。
あれ、こんなにカワイイ娘だったんだ〜。
椎橋先生は魅力的なキャラを育てるのが上手いなぁ。
さて、次は犬神の出番か。
ことあるごとに BL を匂わせる試合巧者よ(笑)。
PSYREN−サイレン−
お、ちょっと掲載位置を持ち直した。
今回は漫画後に今までのまとめが掲載されました。
情報が多く、これまでの展開を知らないと今なにやってるんだかさっぱりわからない性質の漫画ですから、こういう特集記事はありがたい。
ちょっとこれだけだとまだ分かりにくいと思いますけどね。
できたらやっぱり現代に戻った段階で軽くまとめる話をやったほうがいいでしょうね。
しかし、こういう記事を組んでくれるってことは、ちょっと編集プッシュしてくれてるのかな?
それとも、この記事を組んでも人気が上がらなければ打ち切るかもよという判断材料なんでしょうか。
本編。
また2〜3話かけて朧&ヒリューの戦いを描くのかと思ってたらさにあらず。
すでに戦いは終わってました(笑)。
ヒリュー、気絶してただけって、なにもいいところナシでカワイソス。
しかしこの危うい感じの朧がいいなぁ。
ここのところちょっと当たり障りのない感じになってた彼だけに、この垣間見えた危険さは彼の原点を思い出させてくれました。
CURE の力も使いようですね〜。
キメラタイプの禁人種に使えば、一時的に行動不能に陥れることが出来るって、雨宮の凶気の鎌同様、これまた一撃必殺技じゃないですか。
ま、ドルキとかタツオとかのタイプには使えないでしょうけどね。
さて、残る敵はドルキたたひとり。
カブトの 「見る」 力は 「幻視(ヴィジョンズ)」 というものの様子。
それもドルキの口ぶりからするとかなり上級のレアなものっぽいですね。
もしかすると天樹院エルモアと同類の力なのでしょうか?
ドルキの力の波動を見ているわけではなく、爆発する位置を 「予見」 しているのかもしれません。
アゲハらの位置を探知しているのは、ドルキが足にしている巨大人面鳥ダーラ。
なるほど、このダーラをやればドルキから逃げられそう。
アゲハとカブトを活躍させて勝利を描きつつ、強すぎるドルキと直接対決をせずにすむ上手い落としどころです。
しかし、今回のゲームはここまでスンナリ来ているのがちょっと気にかかります。
最後にもうひと山来るんじゃないかな?
SKET DANCE
鬼姫暴走。
事件は悲しい着地に。
いじめられて歪んでしまったあーちゃんは、惨劇を目にしたトラウマでその後どうなってしまったんだか。
救いがないですなぁ〜。
そしてヒメコは完全に孤立してしまいました。
スイッチのときほどダークにはなりませんでしたが、荒みっぷりが悲しいですなぁ。
その後順調に修羅の道をゆく鬼姫ヒメコ。
髪を染めてシャツのすそを出して……で、いつのまにかペロキャンをくわえていると(笑)。
異色の味シリーズをかかえるペロキャンとの出会いは既出でしたっけ?
そのうち描かれるのかな?
いつのまにか、ヒメコも植物のように静かに暮らしたいあーちゃんと同じようになっている運命の数奇さ。
そういえば有無さんのこの漫画がすばらしかった(笑)。
ヒメコをシゲチーにしちゃう暴挙に惚れる(笑)。
そして思わぬキャプテン高橋さんの登場!
対人恐怖症になっちゃってるヒメコを、強引にでも心を開かせようと頑張ってくれてます。
いい子だなぁ〜。
で、ようやっとボッスンとの出会いが!
なんかカワイイな、この頃のボッスンは(笑)。
しかしやっぱり主人公。
ボッスンが出てくるとなんかホッとするものがありました。
さあボッスン、いかにしてヒメコの心を開いてくれるのか。
ちょっと役割を高橋さんに持っていかれちゃった感じがするのがまたボッスンらしいですけどね(笑)。
魔人探偵脳噛ネウロ
笹塚さんの不在で混乱の警察。
そんなに仕事熱心な人には見えなかったんですが、冷静に出来る人だったんですねぇ。
失踪の原因は、まず間違いなく怪盗“X”の事件がらみ。
何か重要な新情報でも入ったんでしょうかね。
笹塚さんの様子が変わったのは、本城博士の古い日記を読んだあとでした。
その日記に、何か書いてあったのかもしれませんね。
これは変貌してしまったXI(イレブン)と笹塚さんの直接対決になるんでしょうか。
一方、シックスに反逆の葛西。
いつか裏切るんじゃないかって思ってましたが、ついにやってくれたかって感じです。
当然シックスはそれもお見通し。
時を止めたようなすばやさで葛西の攻撃をかわし、落ちた帽子を後ろから葛西にかぶせる余裕ッぷり。
しかも反逆した葛西をそれでも許すという寛大さ。
このシーン、どうしても連想してしまうのは DIO 様とホルホースですが、ホルホースが結局撃てずに株を落としたのに対し、実際に攻撃している葛西は株があまり落ちませんね。
むしろ葛西という男が、覚悟を決めたらガツンとやっちゃう度胸が伝わってきました。
しかし、これで葛西も焦らざるを得ません。
今までみたいな余裕顔はできなくなっちゃいますもんねぇ。
まとめて
あいかわらずワンピが面白い。
怒涛のシャボンディ諸島編から一転、のん気な話になるのかと思いきや、突然の七武海の登場。
予想もつかない展開続きで毎週目が離せません。
トリコも順調に盛り上がってますね〜。
掲載順もかなり前に来て、中堅漫画からさらに頭一つ抜けてきたようです。
そろそろコミックスは出ないんでしょうか。
ぬら孫も今週はいろいろポイントが高い。
苔姫さま狼藉はちょっと狙いすぎかもですが、素直な鳥居の魅力が光ってました。
さて、来週からいよいよハンター×ハンターの復活!
気持ちよく決まったナックルの一撃でしたが、果たしてその後どうなるのか!?
タコ閃いたの答えはいったい?
王とネテロ会長の勝負はまだ描かれないのか?
いや〜楽しみ。
とりあえず 26 巻を買って復習せねば。
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