「あんなものは飾りです。偉い人にはそれが分からんのです」
ジオングに足がないことを指摘したシャアに、そう名もない兵士は返したものでした。
ガンダム史に残る名台詞ですね。
しかし、そのジオングの完成体はいったいどんなものだったのか。
いかにも未完成を思わせる、内部構造を露出したような上腕のデザインもあり、その疑問は熱心なガンダムファンの興味を強烈にそそったものでした。
その疑問に終止符を打ったのが、MSVシリーズで発売されたパーフェクト・ジオング。
当時男の子たちが熱狂していた漫画 『プラモ狂四郎』 でも登場したことから大人気機体となりました。
しかし、それより以前のことです。
私の個人的な話になりますが、私はガンダムにはアニメよりもプラモデルに触れるのが先でした。
親にガンプラを買ってもらうたびに、勝手に頭の中でストーリーを想像しては楽しんでいるという、ちょっと変わったファーストインパクトを味わってました。
そのなかでちょっと目を引いたのが、やっぱり足のないジオング。
はて、こいつはなんで足がないんだ!?
子供の想像力は、そこでありがちな結論に至りました。
「こいつ、ガンダムみたいに合体するんじゃない!?」
ワクワクしながら私は、玩具屋で他の箱の絵を見回します。
いったい、ジオングはどいつと合体するんだ?
そこで、私の目に止まったのは、そう、もうおわかりですね。
こいつです。

そう、ビグザム!
足だけの巨大モビルアーマー・ビグザム!
こいつに、

ジオングが……
合体〜〜〜〜〜〜!!!!!

名づけて、『ジオンザム』!!!!!
いや〜我ながらバカだ(笑)。
当時私は、ホワイトベースも立ち上がってロボットになると信じてました。
そう、その前は宇宙戦艦ヤマトだって変形してロボットになると信じてましたもの(波動砲の穴から頭が出てくるのだ!w)。
我が幼少期は時代先取りしすぎ。
マクロスなんて遥か未来のことですゼ(笑)。
なんだって合体してロボットになると思ってたんですね(笑)。
しかし、このジオンザムは、実際こうやって絵にしてみるとカッコ悪いことこの上ないですなぁ〜(笑)。
上半身のマッチョぶりに比べて、下半身の爬虫類っぽさがなんともアンバランス。
つーか、大型メガ粒子砲の位置がヤバすぎる(笑)。
とまぁ、下らないネタで一本エントリーしようかなぁ〜とは前々から考えていたんですが、実は既にやられていた!
■ パーフェクト・ビグザム
くそう、デザインも調整されて、ちゃんと色まで塗って完成度高いじゃないか!(笑)
同じこと考える人ってけっこういるもんですねぇ〜。
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そりゃ、こういうこと考えるよな。