2008年09月23日

週刊少年ジャンプ43号感想 後編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜43号

 では感想後半戦。




 後半の感想は、

・アイシル
・バクマン
・ぬら孫
・スケダン
・サイレン

 の5本でお送りいたします。



アイシールド21

 瀧+ヒル魔の頭脳プレイで大和をブロック。
 なんと帝黒の自殺点狙いだったとは!
 これでスコアは 41 対 26 となり、点差は 15 点
 あと2回タッチダウンで大逆転です。
 しかも自殺点なので次のプレイは泥門ボールというオマケつき。
 作中のセリフまんまですが、ほんとうに魔法のように追いついてきちゃいました。

 一時は本当にダメじゃなかろうかって言う点差からのこの追い上げっぷり。
 毎度のことながらホント凄いカラクリです。
 トンデモなプレイの連続ではありますが、逆転の過程にちゃんと説得力があります。
 いや〜なんだか希望が見えてきちゃったなぁ〜。
 でも、ここからもう一度ピンチの山場が来そうですよね。
 相手はあの帝黒。このままスンナリ行くわけがない。

 雪光にしっかりスポットがあたったのがよかった。

(そうだ…
 僕の仕事はパスルートを守ること!
 パスが捕れなくたって運動音痴だって
 守備選手をカバーに引きつけられれば
 他の仲間が生きるんだ…………!!)


 これはいい話だ。
 胸が熱くなるじゃないですか。
 帝黒というスーパープレイヤー軍団相手の頂上決戦ですから、すでに雪光じゃ太刀打ちできるわけがない。
 そこでご都合主義的に活躍させると、突然話が嘘っぽくなってしまいます。
 スポーツ世界のリアルな厳しさですが、ちゃんとそれぞれの役割を果たせば、それがチームを勝利に導くんだと言う歯車哲学なんですね。
 これはカッコええ。
 スポットを浴びる表舞台の輝きだけでなく、こうやって“地上の星”にもスポットを当てるアイシルって素敵だわ。

 さて、セナ VS. 大和猛再び!
 大和はさっそくデビル4ディメンションを破るのか!?
 ところで、デビ4の表現がちょっと変わりましたね。
 今回の表現のほうが 「光の世界」 っぽくって好きかな。



バクマン。

 ぬおっと。急に掲載位置が落下してきました。
 そろそろ第2話あたりのアンケが反映されてきちゃったんでしょうか。
 読めば面白いんだけど、やってることがひたすら地味ですからね〜。
 しかしまぁこういう内容の漫画ですし、打ち切られなきゃいつかは花が咲くっていうぐらいでいいんじゃないでしょうか。

 スポーツ漫画は厳しいって言ってその週打ち切りの 『どがしかでん!』 に追い打ちしたかと思えば、買い物カゴのなかのジャンプの表紙はまんまどがしか(笑)。
 死者にムチ打つなっての!
 それとも小畑先生流の応援メッセージなんでしょうか(笑)。

 今回はサイコーの 「担当都市伝説」 がやたらと面白い。
 よく聞くキャバクラ入りびたりとか、原稿を取りに来ないヤツとか。

「つーかサイコー
 おじさん乗り移ってね?」


 いや、むしろガモウ先生が乗り移ってると言ったほうが正確でしょうよ(笑)。

 原稿シュレッダー事件は、これはオドロキの初耳ですが、顔からして“Dr.マシリト”こと鳥嶋元編集長でしょうか。
 すっごい話ですね〜。
 情け容赦なく 「ボツ」 を下し、鬼編集として恐れられるトリシマ氏なら 「さもありなん」 って感じがします。
 とすると、この新人は鳥山明桂正和でしょうか(笑)。
 いやほんと、成功者となれたからこその美談ですが、そうでなけりゃホント血も涙もない外道です(笑)。
 でもそこまでやれる鬼根性があればこそ、面白い漫画雑誌が生まれるのかもしれませんね。
 腑抜けた漫画を読まされるくらいなら、そんな鬼編集がいてくれたほうがいいなぁって思っちゃいますわ。
 でもほんと、今そんなことしたら訴えられますね(笑)。

「原稿なくしちゃった」どころじゃねーじゃん

 って、これまたキワドイ話題を振るなぁ。
 こういう現実と絡む感覚を楽しめると、このバクマンの面白さは何倍にもなるんですけどね〜。
 ちょい小学生置き去りの楽しみ方かな。

 ってちょっと待て、「少年スリー」って「少年3デー」のコトか!?(笑)
 なんだ、今週はケンカ売ってるのか!?(笑)

 さて今週の亜豆のコーナー。
 亜豆家美女三人とすれちがうサイコーとシュージン。
 初恋の陶酔感がいいですな〜。
 小6のプールサイドで見つめあう二人って話がまたかわいらしくてすばらしい。
 なんだこの一途な二人のいじらしさは(笑)。
 この作品の、漫画論パートと恋心パートの温度差がだんだん快感になってきました。
 しかし、このメルアド交換できないを引っ張り続けるのはどうも不吉ですな〜。
 このまま交換できないずくで卒業しちまいそうです。
 ま、それもロマンティックだって言っちゃうのか?(笑)

 で、ようやっとシュージンのターン。
 持ち込み用にありあわせのネームを切ってみる。
 『Wアース』 …って、ダブルアーツにまで追い打ちするかなーもう!
 なんだ? 打ち切られる伏線ですか?(笑)

 二つの地球があってぶつかり合うというようなエピソードはいくつか見たことがありますが、主人公側がクローンに過ぎないっていう設定はなかなか悲壮感があっていいなぁ。
 つか、その漫画がスゲー読みたいわ。
 サイコーの言うとおり、人類同士の壮絶な戦争に発展するでしょうし、そこに存在意義の葛藤とかいろいろと絡んできそうです。
 しかも戦争も温暖化もある側のクローン地球が勝っちゃったら、それって本当にいいんだろうか? っていう自問自答もあるでしょうしね。
 戦争がある側の 「クローン地球」 が戦争慣れしていて一見有利に見えたが、実は 「ホンモノ地球」 側はあるセーフティプログラムをクローン地球に施していた! なんて事になると面白いかも。
 これはなかなかいいテーマじゃないでしょうか。
 シュージンの言うとおり、何かとカブりそうな気配はありますが、そんなコト言ったら完全オリジナルなものなんて世の中ないんですから。
 何だって先人の何かのリスペクトなんですよ。
 うん、この 「ふたつの地球」 はいいと思うなぁ。

 逆に、「グラサンピッチャー」 のほうはダメじゃないかな。
 気のせいか、打ち切り臭がプンプン臭ってきます(笑)。

 ともあれ、これでシュージンのほうも才能があるって事が示されたわけですね。
 しかし、バクマンってこれ難しい漫画だなぁと改めて思っちゃいました。
 私は 『ふたつの地球』 いいな〜って思ったからシュージンもなかなか才能ありそうじゃんって受け取ったわけですが、当然人によっては 「なにそれ、ダメそーじゃんwww」 って思ってるひともいるわけで。
 そうなるとシュージンのイメージもゴロッと変わっちゃうんですよね。
 作画側の実力表現は絵でわかりますが、原作側の実力表現は、これはヒジョーに難しそうですよね。
 いつか、作中作品がそのまま読めるようになれば、その面白さで伝わっても来るんでしょうけど。
 あるいは読んだ人の反応でもないと伝わってきませんよね。
 それはそれとして、『ふたつの地球』 は読んでみたい(笑)。
 
 サイコーに認められて鼻水たらしながら泣いて喜ぶシュージン。
 なんかこいつ面白い(笑)。
 ちょっと魅力的になってきました。

 いよいよ漫画製作に入ったふたり。
 展開の早いこの漫画のことですから、次週いきなり完成して持ち込みでしょうか。
 どんな事を言われるのか凄い楽しみ。
 ケチョンケチョンに言われるんじゃないでしょうか(笑)。
 ここまであからさまに中2病的でイタい言動発想の目立つ二人が、世の中の厳しさに打ちのめされることになるのか。
 それとも才能を認められてトントン拍子に階段を登ってゆくのか。
 こりゃもうドキドキですわ。



センターカラー ぬらりひょんの孫

 まさに人気絶好調のぬら孫。
 またもセンターカラーで増大 25 ページ。
 2巻のコミック作業もあったでしょうに、椎橋先生大丈夫なんでしょうか(笑)。
 2巻と言えば、つららのボケが面白くなってくる頃合ですよね。
 コミック買おうかなぁ〜。

 袖モギ様に襲われ、落命寸前の鳥居を助けたのはなんと黒田坊!
 そうか! その伏線の痴漢騒動だったのか!(笑)

 鳥居を救おうとする黒田坊のセリフが面白い。

「人間などどーでもいいが
 この娘は…………ちと困る」


 って、痴漢と思われたまま死なれては妖怪としての沽券にかかわるってことでしょうか(笑)。

 話は前後しますが、袖から無数の武器を取り出し袖モギ様を圧倒する黒田坊。
 これはかっこええかも。
 青田坊に比べ、これまで目立たなかった黒田坊がようやっと魅力を発揮できそうですね。
 でもミスミスミスミスの書き文字にはちょっと笑った。
 空気を切り裂く音なのか、それともハズレハズレハズレハズレってことなのか(笑)。
 また袖モギ様がひとつだけ3の口になってるのが意外なキュートさ。

 人を助けたい という気持ち
 集められた人の想い
 それが――
 小生………
 誰も詣らなくなった神は
 消えてしまう


 忘れられた神は消え行くのみ。
 畏れと同様に、想いで成り立っている千羽様。
 存在の根源である想いがなくなれば、姿も小さくなって力もなくなってしまう悲しい存在。
 うむ、実に妖怪らしいと言うかジャパニーズな信仰哲学ですばらしい。
 しかしそうすると、おばあちゃんの願いによって、ちょっとだけでも千羽様が力を取り戻したかもしれませんね。
 来週、鳥居を救うことが出来るか千羽様。

 ところで、ちっちゃいカラス天狗も千羽様と同じように力を失って縮んじゃったんでしょうか。
 子供たちとあまりに体格が違いますもんね。
 人々を恐れさせるのをほっぽり出してまで、ぬらりひょん一族に尽くしてきたのかもと考えますと、なんていじらしいって思っちゃいますが。
 総大将は勝手だし、その末にリクオが妖怪はダメだよなんて言い出したら、そりゃカラス天狗もキレますわな(笑)。



SKET DANCE

 もはや回想編名物の鬱展開。
 いい娘に見えて、実はまわりを騙し、植物のように静かに暮らしたい娘だった。
 かつていじめられたことで心を歪ませてしまったあーちゃん(ヒメコ推測)。
 あーちゃんの憎しみだか悲鳴だかわからない逆上の叫びを聞くヒメコの、なんともいえない悲しい表情が胸に痛い。

 誰に…
 誰に向ければいい?
 この感情を誰に………


 ふつふつと煮えたぎる激情を、いったいどこへぶつけるのかヒメコ。
 なかなかアツい展開です。
 
 しかし、スケ番が金を渡されたぐらいで素直に言うことを聞くものだろうか。
 あーちゃんってば弱いけど、タンカはやたらと厳しいのよね。
 このブチ切れた気迫のこもったタンカだけで頭を取ったんじゃないでしょうか。
 そう考えると、なにも小遣いなんか渡さなくってもいいじゃないかと思えてしまう。
 逆に、小遣いを渡すことで自分の地位を危うくしていると思いますよ。
 やっぱり心が不安定で歪んでるから、小遣いでも渡さないとあーちゃんも安心できないのかね。
 南場京子にしてみれば、ブチ切れたあーちゃんにびびりながらも、実は小遣いをくれるから便利なヤツだよな〜くらいに蔑視しているんじゃないでしょうかね。
 表立っては、あーちゃんにうやうやしく接しながらも、心のうちでは 「コイツ便利だけど超うぜーしメンドクセー」 とか思ってるんじゃないでしょうか。
 あーちゃんは遠からず南場京子にひっくり返されてたと思いますぜ。
 「小遣いもっとくれよな〜。500 万くらいさ〜」 とか言われてリンチされてたに違いないってば。
 そのくらい、このあーちゃんの周りは不安定でドロドロだわ。

 さて、スティックを手にしたヒメコ。
 どうする?
 そしてスケット団とはどうつながるの?



PSYREN−サイレン−

 雨宮の凶気の鎌、アップになってみるとキリ状のネジ山が切られててギギギギとか回転してるし!
 こりゃこえ〜。
 雨宮にぴったりの凶悪さですわ(笑)。

 ギッザーニが元人間であることが判明。
 さらに人間だったころの記憶もちゃんと残っている様子。
 つまり、こいつは禁人種になる前からサイコ野郎だったと。

「あなたは今まで…
 一体何人の人間を殺めたの…?」


 思わず、今まで食ったパンの枚数でも聞かれそうな質問でしたが、ギッザーニさんにそこまでの風格はなく、逆に 100 以上数えられないションボリな知能を披露するにとどまりました(笑)。
 元人間ですが、容赦する必要なしとスッキリした雨宮。

「壊れろ 下衆」

 とこれまた言いたい放題。
 まぁこれも計算された挑発なんですけれども。

 大鎌を砕かれ、ギッザーニの刃が雨宮を切り裂く。
 雨宮無残!
 …って、これ誰も信じないですよね〜。
 もう幻覚ってバレバレなんですが、しかしそこからの雨宮が想像を超えた!

「あら
 このままにしていく気?
 後片付けくらいしていきなさいよ」


 血まみれグチョングチョンの雨宮がパチリと目をひらく。


「あんなに玩具みたいに弄んどいて

 冷めたら随分アッサリじゃない」



 キターーーッ! 雨宮ワールド!!(笑)
 思わせぶりなセリフでおちょくるように微笑む雨宮がとびきりクレイジー。
 なんだこの絵の狂った魅力は(笑)。
 ナルトで散々やられた幻影戦でしたが、雨宮がやるとまた一味違う凄みがありますなぁ〜。
 なんつーか、岩代先生、いい趣味なさってますわ(笑)。

 ギッザーニをズバンと切断。
 雨宮、カメラ目線で勝利の決め。
 今週の雨宮はメガネを取って、ちょっとイメージがいつもと違いますね〜。
 なんか綺麗だ。

 要するに、大鎌は武器ではなく、破壊させるためのフェイクだったと。
 形はなんでもよかったのかもしれませんね。
 姿形もどうせ幻影なんでしょう。
 使いにくすぎる玄人好みのトラップ武器ですが、悪趣味ですばらしい。

「体から煙が出てるけど大丈夫?
 フフフ 私 あなたの核を
 ちゃーんと真ッ二つにできたみたい」


 と上品に笑う雨宮がまたおちょくってて小憎らしくてカワイイ。

「下衆として生きるくらいなら
 イカレてるほうがまだマシよ


 と締めの台詞の雨宮。
 やっぱりイカレてる自覚はあったようで、でもそれを他人に言われるとやっぱりキレるわけで。
 乙女心は複雑よのぉ〜(笑)。

 いや〜雨宮のセリフがいちいち面白くって引用しまくってしまいました。
 やっぱサイレンは雨宮さんだなと。

 しかし、掲載位置がマジヤベー。
 やっぱり途中参入が難しい設定だから、一度人気が落ちると復帰も難しいのかなぁ〜。
 ストーリーもバトルもキャラも面白いのに、実にもったいない。
 ぜひとも踏ん張ってもらいたいものです。



まとめて

 新連載アスクレピオスは、これは長い目で楽しみにしていきたいところですが、作者コメントでも言っているとおり、難しいテーマですよね。
 3度目の連載ですから、今度コケたら完全アウト。
 そこでこのテーマですから並々ならない覚悟の上なのでしょう。
 内水先生、とにかくがんばれ!
 ワンピの面白さは当然(ドーン!)として、今週はトリコの盛り上がりが尋常じゃなかったですね〜。
 いきなり来週が凄い気になってまいりました。
 あとは、バクマンのふたりがいったいどうなるのか。
 スケダンの鬱展開は救いが来るのか。
 サイレンは順位を持ち直すのか、などなど、いろいろな意味でハラハラです(笑)。

 さて、ハンター復活まであと2週間。
 また幸せな10週間がやってきますよ。
 ぬおー、楽しみだ〜。
 あれ? 掲載枠は足りてますか?
 来週でバリハケンが最終回、なんて事になるんでしょうか。
 順位こそ打ち切りコースど真ん中ですが、今週の話を見てもそんな気配はないんですけどね〜。

追記
 ふと思いついたんで追記。
 ボア・ハンコックの「ボア」って、「蛇」 って意味もあるけど 「イノシシ」 って意味もあるじゃん!
 やっぱローラのお母さん!?
 そんなことに気づいていてもたってもいられなかったワンピオタクな私でした。



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
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