2008年09月13日

週刊少年ジャンプ42号感想 前編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜42号

 ボーボボの澤井先生おかえりなさい。
 新連載チャゲチャが表紙を飾る42号。
 しかし、なんかトリコとキャラがかぶってないか?(笑)

 今週号は土曜発売ジャンプですが、別件で忙しいので若干フライング気味のアップになりました。
 まだ読んでない人はネタバレしてますんでご注意を。
 しかし、中2日でジャンプ感想って、けっこうキツいんですけどッ!

ネタバレ注意!




 前半の感想は、

・チャゲチャ
・ワンピ
・ナルト
・ブリーチ
・バクマン

 の5本でお送りいたします。


新連載巻頭カラー チャゲチャ

 新連載のネタがヤンキーものというから、ほほぅ、今度はどんな作風で来るのかと思っていたら・・・・・・

 ぜんぜん変わってねぇ!!(爆)

 これ見た目をヤンキーものにしただけで、やってることはボーボボなんじゃないのか!?
 舞台は東京っぽいけどやっぱり世紀末救世主伝説的荒廃世界
 住民はすべてヤンキーで意味もなく殺しあっているとか、世界のつじつま合わせるつもりは初めからナシ(笑)。
 やっぱりこの人はこう来るかと、あいかわらずの勢いギャグにある意味安心しました。

 しかし、キャラがトリコとかぶりすぎじゃなかろうか。
 冒頭の生木でタバコは、コレあきらかに狙ってますよね(笑)。

 作風がまったく変わっていないことが吉と出るか凶と出るか。
 ボーボボの二匹目のドジョウとなればよし、飽きられてすぐ打ち切りという可能性もけっこうあるんじゃないかなぁ〜。
 なんだかそのラインギリギリの作品という印象が強いですね〜。



ONE PIECE

 ルフィ、飛んでるーーーーーッ!
 ふっとびながら絶望と怒りに叫ぶルフィが痛々しい。
 ただただなすすべなく飛ばされ続けるのはどんなに辛いことか。
 そして、落ちてしまえば下は海という、能力者でなくても恐ろしいシチュエーション。
 まぁそんな状況でもしっかり寝てしまえるルフィはルフィなんだけれども(笑)。

 そして一晩がたち(あるいは本当に三日三晩?)、謎のジャングルに軟着陸。
 くまの肉球クッションつきと、意外とくまさんいたれりつくせり。
 これで飛ばされた女性陣たちも安心ですね。

 一瞬巨人島リトルガーデンかと思って、そこまで戻されたか! と、かなりドッキリしましたが、どうやら違う様子でホッと。

 ビブルカードがここで役に立つとは。
 すっかりその存在を忘れてました。
 意外とルフィ頭いいじゃないか(笑)。
 これで合流できそうで、とりあえずの希望が見えましたね。

 そして、思い出すも悔しく、腹だたしいあの一味壊滅を思い出すルフィ。
 ふたたび怒り心頭!
 憎いのはくまのことか、それともふがいない自分のことか。
 思い返せば、友人たちのために天竜人を殴ったことが全ての発端であり、責任は言ってしまえば自分にあったわけで。
 それなのに自分の力及ばず、一味は壊滅の憂き目を見てしまった。
 ルフィの胸のうちを思うと、こちらの胸もたまらなく熱くなって来ます。
 その目に浮かぶのは、涙をうかべて助けを請うナミの姿
 ルフィ×ナミ派大絶賛。
 ええ、私のことですとも(笑)。

 しかしルフィ、腹が減っては戦ができねぇ。
 戦桃丸の話が正しければ、三日三晩も何も食べずに飛ばされていたわけですから当然といえば当然。
 つーか、よくあのルフィが餓死しなかったもんだと(笑)。
 大イノシシを丸焼きにしてペロリとたいらげ、ついでにキノコを食って笑ったり怒ったり。
 オマエ、ちょっと落ち着け(笑)。

 いや〜なんかルフィの一人旅ってのもオツですな〜。
 先週までの怒涛のシャボンディ諸島編から一転して、とても静かな孤独な旅ですね。
 背景に敗北があるもんですから、どことなく哀愁がただよっていていい。

 でマタンゴ状態で発見されるルフィ・・・・・・グロッ!!(爆)

 しかしそれよりもルフィを発見したマーガレットたちアマゾネスの、なんたるハレンチなお姿!!
 ハレンチですッ! セクハラですッ!
 風が吹いたり走ったりしたら、おねーさんたちいったいどうなっちゃうのっ!?
 そこにちょっと座りなさい!!
 つか、座ってもスゴイよその衣装は!!
 まさかまさかのアマゾネス島。
 いや〜ワンピースで、こんなハレンチエロスなワンダーアイランドが拝めるとは(笑)。
 全国小中高生男子の健全な妄想が爆裂して止まりませんな!(笑)

 気絶したままのルフィを村に運ぶアマゾネスたち。

「手で抜けるからどんどん抜いて」

 とキノコを抜きまくる。
 エロスッ!(爆)
 いや、考えすぎか!?(笑)
 根っこが残るとか、想像すると蓮コラもののグロさですが(蓮コラを知らない人は自分で検索して下さいね。直リンクは控えておきます。かなりグロイからお覚悟を)、エロ脳的にはかなりビビッときますゾ。

 そして、露天風呂だか水浴び場だかで女性二人に挟まれ泡プレイのルフィ。
 しかも集団凝視の羞恥プレイのオマケつき。
 さらに、

「これさっきのと形が違わない?
 不思議な形」
「ん〜〜〜!!っ抜けない!!
 何で!?? のびるわ!!」


 と、ゴムゴムのチンコをひっぱられるスーパープレイ!!(爆)
 なんてミラクルパラダイス!
 いや〜、くまさんナイスすぎます。
 しかし、すべからく読者全員が思ったことでしょうけど、ここはルフィで大正解でしたね〜。
 もしまかり間違ってサンジが来てたらと思うと・・・・・・

「オレはついに、オールブルーを見つけ出した!!!!!」

 とか言い出しかねん(笑)。

 しかし、

――そこは、女系戦闘民族“九蛇(クジャ)”の住む国
女ヶ島(にょうがしま)「アマゾン・リリー」
――決して夢見る事なかれ
――決して踏み入る事なかれ
君がまだ命を惜しいと思うのならば


 ときたか。
 アマゾネスもののお決まりですが、どうも見た目どおりの天国というわけではなさそうですね。
 下手をするとルフィ、食われたついでに本当に食われますぞ(ナンダソリャw)。

 いや〜面白い展開になりました。
 あの面白すぎるシャボンディ諸島編から話が切り替わって、どうしてもパワーダウンするだろうな〜とちょっと心配してたんですが、まさかのミラクルアイランド(笑)。
 これは男の子ドリーム爆裂でしょう(笑)。
 さぁこっからどんな展開になるのか楽しみですわ。

 しかし、一味が個別に吹っ飛ばされるとは思わなかった。
 てっきり何チームかに分かれて飛ばされたか、あるいは飛ばされた先で全員一緒だと思っていたんですが。
 いや、まだルフィ以外がいくつかのグループになっている可能性はありますが。
 この後いったいどうやって一味と合流するのか。
 そもそもここはいったいどこなのか。
 このまま仲間の合流エピソードを、一人一人描いてゆくのか!
 そして何より、いったいリアルで何ヶ月かかるのか!!(爆)
 かなりドッキドキですよこの展開は。



NARUTO-ナルト-

 ド根性忍伝に妙に BLEACH を感じたぞ(笑)。
 こいつら絶対オサレバトルやってるね。

 人が本当の意味で理解しあえる時代が来ると信ていた自来也先生。
 そのみつからない答えをナルトに託すと。
 いや、どうなんだろう。
 こんな人の話を聞かないヤツにそんな答えが見出せるとはこれっぽっちも思えないんだが(笑)。
 なんというか、長い話だけに、ナルトのどういうところを先人たちが買っているのかわかんなくなってるのかもしれませんね〜。
 最初の頃は、ナルトの光り輝く才能を先達たちが見出していった展開があったと思うのですが、最近のナルトはひたすらサスケサスケェ! で正直火影になる素養がさっぱり伝わってこないのです(笑)。
 そういえばコイツ、なんで主役なんだっけって感じで、いや、我ながらヒドイなそれは(笑)。
 まぁ最近ナルトの活躍自体がなかったですからね。
 もうちょいしてナルトのターンになったら、そういうところが解消されるのカモ。
 うん、ナルトくんの、ちょっといいトコ見てみたい♪

 マダラに、なにゆえ木ノ葉を滅ぼすのか理由を説明するサスケ。
 サスケの言い分は感情論的になんとなくわかるのですが、なにやら演技臭く思えてしまいますなぁ。
 これってマダラへのフェイクなんじゃないでしょうか。
 マダラや暁すらも利用してのけようとするサスケですから、本心はまた別のところにあってもおかしくないでしょう。

 そして動き出すキラービー兄こと雷影。
 え、なにこれ。
 もしかしてこいつ木ノ葉に攻めてくるの!?
 なんというトバッチリ!



BLEACH

 そういえば、死神的に正統派の鎌スタイルって今回が初めて?
 一方的に押し捲るだけじゃなく、鎖鎌っぽいトリッキーな攻撃で相手を翻弄する修兵。
 こういうバトルはいいなぁ〜。

 勝負は結局修兵の圧勝。
 仮面をほとんど破壊して隊長格の力(自称)になろうが、恐怖を知らぬ虚はノミと同類よォーッ!! と。
 明らかに描写はされてませんが、トドメの斬首音だけが響き渡ってます。
 まぁ恐怖を知らないのも敗因しょうけど、シオマネキはないわな。
 あまりにオサレじゃない。
 どんなにオサレな言動しようと、ポエムを読もうと、シオマネキになっちゃぁおしまいよぉ(笑)。

 しかし、そのとき四方の柱の一角が崩れる!
 倒されたのは一角・・・・・・って、ダジャレじゃないゾッ!(爆)
 なに?
 もしかして、ダメージを受ければ受けるほどパワーアップする能力のせいで自滅しちゃったんでしょうか?(笑)
 一番安定で勝てそうと思っていたところだけにこれは予想外。
 むしろ負けはあってもそのときは死神側全滅で、一角だけが負けるのだけはないと思ってましたわ。
 いったいどうなっちゃうの?
 来週、おじいちゃんが平然と 「慌てるでない愚か者。こんなこともあろうかと、柱は三本で充分なように作ってある」 とか言い出しそうで怖いけど(笑)。



バクマン。

 この漫画を読んできて分かってきたことがありまして、サイコーとシュージンを大場×小畑の写し身として読んじゃうとかなりハズレなんじゃぁないかと。
 彼らのセリフは作者たちの代弁ではないし、彼らの掲げる夢も、作者の夢ではないのでしょう。
 そこにひっかかると、たぶんサイコーたちの言葉ははがゆくて鼻についたりして、合わない読者は反感をもつでしょうし、おそらくこの先の話で待っているであろう大きな挫折に、作品感をガラッと崩されるんじゃないでしょうか。

 サイコーもシュージンもあくまで中学生で、夢や主義主張は痛々しいまでに中学生の男の子です。
 自分の嫌いな作品はズバリと切り捨て、人物観察も達観して見せてこれもズバリと決め付けてしまう。
 その一方的に切り捨て、決め付けて省みない突っ走り加減が、なんともこそばゆいくらいに青い青春時代なんですよね。
 痛くてかつ面白いと、ちょっとマゾ的に楽しくなってきました(笑)。

 さて、先週までの運命的な展開で覚悟を決めたサイコーは、徹夜でペンの特訓。
 一晩でとんでもない量の練習をしてのけて、覚悟のほどととんでもない燃え上がり具合がうかがえます。
 まぁ、若いっていいねぇ(笑)。
 とりあえず一晩でこれだけのものが描けるわけですから、サイコーの才能は間違いなさそうです。
 動きや表情、演出面、デザインなどで、どれほどのセンスを持っているか、問題はまだまだこれからですけど、ひとまずスタート地点は問題なさげ。
 なにより本気になったサイコーの目つきがいいじゃないですか。
 ヤル気になった少年の生き生きした眼光。ちょっと好感をもてますね。

 テストもボロボロだし、高校は親が許すボーダーラインの谷草北高校にしようと言うサイコー。
 亜豆とは別々になるけど、

「その方が……
 ロマンチックだ」


 とバカ丸出し(笑)。
 妄想の中の3年後の亜豆と自分の想像図とか痛々しくて可笑しいったらない。
 いや〜、サイコーのこういうキャラ好きだ。

 そして、そんなサイコーの覚悟をみていたシュージンも、一緒に北高に行くと言い出す。
 おっと、ここまで今ひとつ覚悟が形にならなかったシュージンも、ついに腹をくくったようですね。
 ちょっと好感を持てるようになりました。
 たしかに、保険をかけたままでは主人公としてどうなんだって感じになりますもんね。

 そして、梶原一騎先生の 『男の条件』 がスゴイ熱い!

まんが家の五大条件 男の五大条件
その一――だんじて小手先の作品をえがくなかれ。おのれの血のすべてをインクにせよ!
その二――かりそめにも花の人気を追うなかれ。土をおこして根をこやすべし。
その三――いくばくかの地位を得ても未練をもつなかれ。嵐と平和あれば嵐をえらぶべし。
その四――いかなるときも負けて泣くなかれ。負けて研究し勝利を生む母とすべし。
その五――以上を守りぬいても自分のみ正しいと思いあがるなかれ。自分以外、すべて師とせよ!


 深い! 深いなぁ〜!
 さすが梶原先生。
 胸に響くぜ〜。
 今でこそ絶滅種となってしまったアツい男の匂いがプンプン漂ってきます。

 そして、サイコーは毎日絵の練習をし、シュージンはマンガを読み続ける。
 これ、シュージンは遊んでいるようにしか見えないんですが、一応勉強なわけだ(笑)。
 とりあえずネームの切り方の練習ぐらい、ちょっとやってみたらいいのにとは思うんですがね。
 まぁシュージンの実力が明かされるのはまだまだ先なのかな。

 ラスト、早くもライバル登場?
 ほぼ同い年の手塚賞準入選者出現。
 これはサイコーもシュージンも焦るし燃え上がる!
 このままのノリでいくと、実は同じ北高にそいつが来たりして(笑)。
 いや、でも青森だからさすがにそれはないかな。



 ということで、若干フライング気味のジャンプ感想前半戦終了。
 続きは明日ッ。



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 02:02| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
緊張感ぶち壊しはもうなっちゃったことなんでしょうがないとして
確かにサンジだったら「もうオールブルーなんぞいいや」って位のパラダイスですね(笑)

そして(バラバラに飛ばされたことが判って)ゾロ完全終了のお知らせ
Posted by 地方民 at 2008年09月13日 15:35
 ほんとゾロが一番心配!
 方向音痴に加えてあのダメージですからね〜。
 扉絵シリーズでやってる医者のいる島に落ちて、CP9と合流したりしたらミラクルだなぁ〜とか想像してみました(笑)。
Posted by BOSS at 2008年09月14日 17:32
初めましてこんばんは。ナルトは衝撃的でした。
サスケの気持ちもわからないでは
ないですが、あのジェノサイド宣言は
やっぱりショックでした・・。

マダラを欺くためのフェイクだったら
いいですね。

ブリーチは柱を壊されたのは
仮面の軍勢登場の前フリだと予想(笑

一角はひよりあたりに助けられると
予想します。(笑
女の子に助けられるのは屈辱だと思います
。一角は。
Posted by かな at 2008年09月16日 20:22
 どもはじめまして^^

 サスケは本気で言ってるんだとしたらお兄ちゃんが浮かばれませんわなぁ〜。

 仮面の軍勢が来てくれたら嬉しいですよね〜。
 たしかに、一角とひよ里の意地の張り合いとか見てみたい(笑)。
Posted by BOSS at 2008年09月18日 00:14
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