2008年09月09日

週刊少年ジャンプ41号感想 後編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜41号

 それではジャンプ41号感想、後半戦いきまッす。




 後半の感想は、

・アイシル
・ぬら孫
・スケダン
・クロガネ
・サイレン
・ネウロ
・ダブルアーツ

 の7本でお送りいたします。




アイシールド21

 横も上もダメなら下だ、ということで、セナ、大和を下から攻略しようとするも、それすら敵わず。
 まさに無敵の大和猛。
 しかし、『三次元の全てを支配する男』 という実況の声にセナ、またも閃く。

 作戦を話し合っている時間を捨てたはずの泥門が、ここでモン太の呼びかけで最後の会議。
 時間が本当にないのに、オイオイいいのか〜? って焦りますが、それでもこの会議だけはやらなきゃいけない。
 最後の希望をセナに賭けるかどうか、そこに全てが懸かっているわけですからね。

 そしてセナ、回想シーンでパワーを補充し、ついに時間操作能力に開眼!
 大和がセナにタックルした、と思った瞬間、なんと時間が巻き戻り、セナはまだ遠くに。
 そして気づいたらセナは既に背後に抜けている!
 どどど、どういうことッ!?(笑)
 つまり、ロデオドライブの超スゴイ版ってこと?
 これは来週になるまでわからんですね〜。

 しかしこれで、対大和は攻略完了ということでしょうか。
 ランとパスが揃った泥門はこれで止まらなくなり、一気に点差を詰めることが出来そうですね。
 それでもこの時間差は厳しいと思うのですが、最後は一体どんな勝負が待っているのでしょうか。
 さらにもうひと盛り上がり欲しいところです。



ぬらりひょんの孫

 情報を漏らす前に、ムチ、不敵に笑ってチリとなる。
 これは自決したと見てよさそうですね。敵ながらあっぱれなヤツよ。
 帽子とメガネがなくなったら意外とカッコよかった(笑)。

 そして、一歩遅れてゆらさん到着。
 あいかわらず面白い娘だなぁ〜。
 ヘコんだり元気になったり見ていて飽きないですわ。
 基本線が 「からまわり」 なところがまた不憫なんですがね。
 いつかこの娘が報われることってあるんだろうか。
 目標がぬらりひょん退治な時点で、この漫画における立場が既にあやういんですけどね〜(笑)。
 そのうち共闘路線に変更しちゃうんでしょうかね。

 学校帰りのリクオたち。
 期せずして、というかついにというか、ようやっとというか、カナちゃん VS. つらら ヒロイン戦争勃発!!
 なんだよカナちゃん。夜のリクオに乗り換えたのかと思いきや、なんだかんだで昼のリクオのことも気になってるんじゃん(笑)。
 でなきゃつららとイチャイチャしている(ように見える)リクオに嫉妬するいわれはないわけですからね〜。
 乙女心は複雑よのぉ〜。

 しかしつらら、

「“ホ”の字に“レ”の字に“タ”の字でございます!」

 ってかわええなぁ〜〜(笑)。
 なんかこの三角関係は見ていて微笑ましいですわ。
 いいぞもっとやれ。

 さて、ついに四国のボス登場。

 四国八十八鬼夜行組長
 穏神刑部 玉章(いぬがみぎょうぶ たまずき)


 そしてその組長率いる7人の幹部、七人同行(どうぎょう)
 集団バトル編が始まりましたか。
 これは今まで個別の出番がなかった奴良組幹部たちも目立てそうな展開ですね。
 なるほど、そのための護衛増員だったのか。
 あとは、やっぱり牛鬼や牛頭馬頭コンビにも再登場してもらいたい。
 ちょっと長期戦になるのは避けられないでしょうが、ここからが椎橋先生の腕の見せ所。
 じっくり楽しませて欲しいですね。

 しかし、四国妖怪ってマイナーなのばっかり!
 犬神ぐらいしか知らないですよ(笑)。



SKET DANCE

 ヒメコのスティック新調エピソード。
 凶気→ ドンキ → ホウキ としょーもないギャグに笑ったら、実はそれがちゃんとヒントになってるあたり、さすがスケダン。
 こういう小技があいかわらず上手いです。

 新スティック名は、「薫風丸」 に決定。
 地味に斬魄刀説を無視され続けるボッスンがまた哀れ(笑)。
 しかし、「FLAGRANCE」 の意味が 「凶悪・悪名高い」 という期待通りのオチにニヤリとしていたら、なんとそれが呼び水になって回想編の始まりとは!
 これには驚いた。
 また 『スイッチ・オフ編』 みたいなダークなのが始まるのかなぁ〜。
 ちょっと身構えちゃいますね。

 どうでもいいけど、スティックを素振りするヒメコに妙にときめいた(笑)。



金未来杯エントリーNo.4 クロガネ

 2008年金未来杯最後の作品は、西部劇+サムライという、けっこう使い古された題材。
 しかしそのサムライのキャラクターが人の話を聞かないルフィタイプというのが面白い。

 ぶっちゃけ絵はうまくないんですが、それが味になりつつある進化中って感じがします。
 こなれて来たらいい絵になりそう。
 白黒バランスとか絵柄のシンプルさはたぶん今の読者に好まれるタイプでしょう。

 ストーリー、キャラ、ノリのよさ。
 どれもワンピースの尾田先生が読み切り時代に描いていたものに近い印象をうけました。
 けっこう面白かったですよ。
 しかし、かなりいい線いってるんだけど、でもどこかで見たよなぁこういうのっていう既視感がバリバリと。
 もうちょっと個性を求めて欲張ったところがあったほうが良かったかもしれませんね。
 尾田先生の読み切りは、どこかかならず欲張った部分があってそこが強い印象を引き出していました。
 そういう強い印象が、このクロガネにはなかったかもしれませんね。
 全体の印象は悪くないですよ。
 でも逆に、そういうのってタチが悪いのかもですね。
 可もなく不可もなくだと、印象が薄くなっちゃうのかもしれません。

 どうでもいいことだけど、切腹の作法が間違いすぎじゃないですか。
 まぁ、リアルな描写やられてもキツいだけですがね(笑)。

 総合評価は 65 点
 キャラのノリのいい会話と、ラスト付近のクロガネの大活躍の勢いを評価しました。

 ということで、BOSS 的金未来杯最終順位が決まりました。

1位 70点 アルバイターキンタロウ
2位 65点 クロガネ
3位 60点 べるぜバブ
4位 50点 格闘王子


 ということで、高橋英樹先生の優勝です。
 他にはない爽やかさと、キャラクターの色気を感じる生き生きとした表情、ラストの見せゴマの迫力で一歩リードと評価させていただきました。
 さぁ本誌での投票結果はどうなるでしょうか。

 今回はどの作品にも言えると思うのですが、絵はそれなりにいいし、ストーリー運びもかなりまとまっていました。
 しかし、どれもいまひとつの小粒という印象なんですね。
 一定レベルはクリアしているのに、そこから一歩踏み出して新人らしい冒険をしている作品がなかった。
 どの作品からも、どこかでみた漫画の焼き直しという印象ばかりが感じられて、新しいジャンルを自分が作ってやる! というような気概を感じませんでしたね。

 これはジャンプとしてもちょっと問題ですよぉ。
 有望な新人をもっとしっかり育てなきゃ。
 型にはめた優等生ばっかり育てても、結局 10 週打ち切り作品を量産するだけですって。
 こうやって有望な新人がいっぱいいるんですから、もっともっと型破りに育てていかないと。

 今回の金未来杯はそういう、「才能は感じるのになんだかもったいない!」 という感じを受けまし。



PSYREN−サイレン−

 圧倒的実力差をみせつけて威圧してくるワイズメンバーのドルキ。
 なすすべなく言いなりになってシェルターから出てくるしかないアゲハたち。
 ここでアゲハが怒りを抑えて冷静になれるとは思わなかった。
 雨宮の抑えのおかげですね。
 ナイス雨宮。

 ドルキに援軍、というか、あきらかにザコ臭をただよわせたふたりが合流。
 スピード型っぽいギッザーニは雨宮と対決で、パワー型っぽいゴルドフはヒリューと対決ですかね。
 で、アゲハはドルキと・・・・・・って、まだ無理かな。

 短気な武闘派に見えて、ドルキ意外な策士。

「今は 旧暦にして 2018 年の6月も終わるとき・・・!!」

 とさぐりを入れてアゲハらの反応を見たり、意外と頭がキレるます。
 また期せずしてここが 10 年後ということも分かったと。
 お話的にも美味しい展開でした。

 そして、わかりにくいコマですが、注目はドルキの攻撃にいち早く気づいたカブトでしょう。
 まったく PSI の訓練をしていないカブトが誰よりも早く気づいたわけですから、これはカブト、探知系の強い才能を持っているんじゃないでしょうか。

 そして雨宮を身を挺して守ったヒリュー。
 おお、よくやった。
 さすがは打たれ強さをモットーとするヒリュー。
 それでもダメージ描写がしっかりとあるのがヒリューらしいですけどね(笑)。
 しかし今回は全編にわたってヒリュー大活躍。
 最初にドルキにウソを言ってごまかしたのもヒリューでしたし、最後は竜の翼で煙幕。
 逃亡のきっかけをつくってしまいました。
 おお、まるで別人だ。
 ヒリューのくせに生意気な!(爆)

 さて、この死のおいかけっこ、どうなるかな?



魔人探偵脳噛ネウロ

 インターミッションで釣り編スタート。
 さっそくポニョネタをからめるあたり、さすが松井先生やることが早い。
 んで、弥子、釣り餌を食うなよ!(笑)

 さぁしかし、釣りに興じる彼らの背後に迫る巨大な影。
 トリコとネタがリンクする不思議ですね(笑)。



ダブルアーツ

 最終回。
 自分の気持ちにようやっと気づくエルーがかわいい。
 やっぱりこの漫画はエルーがよかったんだなぁ〜。

 そして閉じられる、エルーによるキリの記録。
 この記録の謎は投げ出された形になっちゃいましたか。
 残念。
 なぜ過去形で、キリを過去の人のように言うのか。
 死んだのか、それともどこか遠くに行ってしまったのか。
 なんらかのヒントだけでも欲しかったところですね。
 エルーのトロイは完治したようで、そこだけでも分かったのはよかったです。
 しかしまたガゼルの秘密や、フレアやトロイの謎も全部謎のまま。
 壮大な構想があったんでしょうけどね。 
 いろいろと匂わせてくれていただけにもったいない。
 
「またの機会に・・・」

 と言われてもなぁ〜。
 古味先生の次回作はすでにジャンプSQでの新作読み切りと決まってるみたいですし、ダブルアーツはこれにて終わりでしょう。

 最後にキリ視点が描かれたのはよかった。
 結局キリも男の子。
 最初から本当はエルーのことが好きだったんだよと。
 だからこそ旅立つ決心をしたんだと。
 そうでしょうとも。
 私はこれが描かれただけでも、この最終回はけっこう満足でした。

 きっとキリ、平気な顔していながらも、内心実はドッキドキだったんじゃないでしょうか(笑)。
 お風呂とかトイレとか、一緒に寝るのとか、メチャクチャ意識しまくってて隠すのが大変だったんじゃないでしょうかねぇ。
 それなのにエルーは自分自身が大変すぎちゃって、無理して平気なフリするのでせいいっぱいで、キリの気持ちにまで気が回っていない。
 だから自分ばかりが焦っちゃってるのにキリさん紳士的でいい人だ〜なんて大きな勘違いして(笑)。
 そんなほほえましい二人の構図がわかって、なかなかいいラストでした。

 あまりに紳士的すぎるキリに色々と言われる作品ではありましたが、まぁ私はなんとなくわかっていましたよ。
 エルー視点で過去形のモノローグが入る時点で、ああ、このキリは本当のキリじゃなくって、エルーからみたキリなんだなと。
 多分に美化されたキリなんじゃなかろうかって思ってましたもの(笑)。
 二人の旅路が幸多からん事を。

 私的には、このダブルアーツはなかなか悪くない漫画だったのですが、打ち切られてもしょうがないなぁとは納得できます。
 いかんせん展開がスローモー過ぎたんじゃないでしょうか。
 話数 23 話で、結局達成できたのは 「旅立ち」 だけというのはちょっとノンビリ過ぎだと思います。
 別作品と比較するのも無粋ですが、同タイミングでスタートした 『ぬらりひょんの孫』 が次々とエピソードを消化して、今それなりの地位を得ているのを見ても、そこらへんは明らかじゃないでしょうかね。
 スローモーテンポならそのテンポなりに読ませる工夫が必要だったとも思えます。
 何度もあったバトルで、私的には緊迫感を感じたのがルーシー・ゼズゥ戦のみで、あとはザコ戦闘にしか感じられなかったんですが、そういうところもバトルを描く漫画としてキツイところじゃないでしょうか。
 映画的に言えば、設定、役者、演出はピカリと光るものの、脚本、編集、アクションで足をひっぱった感じです。
 また、謎めいた設定を匂わせておきながら、それを深読みするタイプの読者にしか気づかせないのももったいない。
 もっとケレンミを効かせて、いかにも謎がスゴイんですよ〜と押し出したほうが、サスペンス感が生まれてよかったと思うのです。
 なんだか、ちょっともったいない作品だなぁと思います。

 しかし、エルーの恥じらい顔は最高の魅力を放っていました。
 次の作品を楽しみにしてますよ。
 古味先生、とりあえずお疲れ様。
 次も頑張ってくださいね。



まとめて

 というわけで41号感想も終了。
 今週はもうトンデモなことになってしまったワンピに尽きます。
 なんだか読んでてムナクソが悪くなるくらいの敗北感を味わっちゃいましたわ。
 ありゃクヤシーわ。
 あとはバクマンがやっぱり面白い。
 これはコミック買うかどうか迷うなぁ〜。
 まぁまだまだ始まったばかりだからじっくり様子見しますか。 

 さて、来週から始まる秋の新連載第一弾は、ボーボボの澤井啓夫先生によるヤンキー漫画 『チャゲチャ』
 またまたハジけたナンセンスギャグ漫画になるんでしょうか。
 しかし見た目がちょっとトリコとかぶりそう(笑)。



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posted by BOSS at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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