2008年09月08日

週刊少年ジャンプ41号感想 前編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜41号

 合わせ鏡的な銀魂が表紙の41号。
 どうせなら一番大きな絵にも左右から入る指がほしかった(笑)。
 背表紙は秋バージョンのゾロ。
 まさかとは思ったけど刀を焼き串代わりに使っとる!
 武士の魂をそんなことに使っていいんですか!
 まぁ、でもこれ、三代鬼徹か。ならいいか(笑)。




 前半の感想は、

・銀魂
・ワンピ
・ブリーチ
・ナルト
・いぬまる
・バクマン
・トリコ

 の7本でお送りいたします。



巻頭カラー 銀魂

 吉原大乱闘編完結。
 最初はショートなギャグ編かと思わせておいて、夜兎一族までからめ、ここまででっかいバトル編になるとは思いもしませんでした。
 最後は空知流の語りのたたみかけ攻勢で、夜王と日輪の和解。
 銀魂って、こういう臭い語りをこれでもかと流し込んで感動話に盛り上げるのが一種のお家芸になってますね〜。
 私個人としてはそれを素直に感動として解釈しないで、若干それも力の抜けたギャグとして読んじゃうんですが。
 そうとも読めちゃうところが空知先生の味わいじゃぁないかと(笑)。

 最後は神威との新たな因縁を発生させて完結。

「この第二の夜王と 開戦といこ・・・」

 ときたときには 「まだヤル気かよ!」 と若干うんざりしたものでしたが、とりあえず引いてくれたようでよかった。
 しかし、またまたやっかいなヤツが出てきたもんですねぇ。



ONE PIECE

 扉絵シリーズ。やりすぎちゃったルッチ。
 せっかく正義の味方として明るいシリーズになるのかと思ってたのに、これはもしかして追い出されちゃうダークヒーロー?

 そして本編は大激震の衝撃が走る超展開。

 全員飛ばされちゃった!!!!!

 先週は、「あ〜、ゾロが飛ばされちゃった。方向音痴のゾロが合流するまで大変なことになる外伝が始まったのね?」 なんて、まだタカをくくっていられたのですが、まさか全員とは!

 ところで戦桃丸がおもしろい。

「わいは世界一口の固い男
 あいつの肉球で弾かれた人間は
 ウソか本当か三日三晩空を飛ぶというぜ」


 口が固いって言いながらちゃんと解説しちゃってくれてるし!
 戦桃丸ってこういうオバカだったのね(笑)。
 しかし三日三晩空を飛ぶって、どんだけすっ飛ばされるんですか!
 地球一周しちゃうんじゃない!?
 って、もしかしてすっとばされた全員が、三日後のコーティングが終了したタイミングでこの島に降ってきたら笑えますね(笑)。
 尾田っちなら十分ありえるからコワイ(笑)。


 しかしこのバーソロミュー・くま。
 どうも海軍に逆らって麦わら一味をたすけてくれているようにしか見えませんね。
 レイリーに何かボソボソと話しかけているところや、

「政府の息のかからない事例では
 我々が海軍と仲良くする義務はない・・・
 質問には答えない」


 と言っているところからそう見えます。
 黄猿や戦桃丸もあきらかに疑いの目でくまのことを見ていますし、これはのちのちくまも大変な問題になってしまいそう。
 最後の、

「――もう二度と会う事はない・・・・・・ さらばだ」

 というセリフも、逆にくまが投獄されることを覚悟しているからでは? とか疑ってしまいます。
 はたしてくまの真意はどこにあるのか。
 たとえばスリラーバークで彼らを気にいったのだとしても、単にただそれだけでここまでして麦わら一味を助けてくれるって事もないとは思うのですが。
 もしかするとルフィの父、ドラゴンと知り合いであることが関係しているのかもしれませんね。
 それとも、新たな王下七武海としてルフィを引き入れる作戦がひそかに進んでいるとか、何か陰謀が働いているのでしょうか。
 なんにせよ予想もつかない展開になっているのは確かなようです。

 しかし、しかしだ!
 そういう冷静な読みをする以前の問題として、今回ははらわたが煮えくり返ってしょうがない!
 あの麦わら一味が、手も足も出ずにあしらわれて、一方的にやられたんですよ!
 かつてここまで酷い惨敗があったでしょうか。
 ウォーターセブンで CP9 に一方的にやられたのとはケタ違いのやられっぷりで、本当に歯が立たなかったんですよ。

 俺たちの麦わら一味は、こんなもんじゃなかったはずなのに。
 そりゃたしかにパシフィスタ戦のあとでスタミナ切れを起こしていたってこともあったでしょう。
 バラバラに散っていたことでチームワークもきかなかったってこともあるでしょう。
 戦場では撤退がもっとも難しいってこともあるでしょう。

 しかし、しかしだ。これはあまりにもムゴイ散りざまです。
 消滅させられるっていうのもタチが悪い。
 手も足も出ず一方的に負けたっていう感じがひしひしです。
 最後のルフィの悔し涙が本当に胸に迫る。

「・・・・・・仲間一人も゛・・・!!!

 救えな゛い゛っ・・・・・・!!!!」


 これには、頭をブン殴られたような思いがしましたよ。
 無力な自分が腹立たしく、怒りで破裂しそうなルフィの気持ちがよく分かる。
 自分のことのように悔しくってしょうがない!!

 たとえくまが麦わら一味を助けるつもりでやってくれたことだったとしても、麦わら一味としてはそんなことは知らないわけです。
 彼らにあったのは純粋に一味崩壊の恐怖で、全力で立ち向かった上での絶望と敗北という事実はもう動かないんですよ。
 厳しいグランドラインの生存競争で、死にも値する敗北を喫したっていうのはあまりにもでっかすぎる。
 ワンピースではよく 「人が死なない」 と揶揄されますが、それは尾田先生が言うように、死による敗北よりも、心を折られることによる敗北をこそ描いているからだと私は解釈しています。
 だとするならば、なおさら今回の敗北は凄すぎる。
 麦わら一味の心を折るのに、十分すぎる敗北の大衝撃ですよ。
 いやぁ熱い! 熱すぎる!!
 これからどうなってしまうんだ〜ッっていうドキドキも凄いですが、彼らの徹底的にうちのめされた敗北感とどうしょうもなかった無力感と、そこから燃え上がるであろう彼らの胸の内を思うと、どうしょうもなく鼻息が荒くなってしまいます。
 毎週が前代未聞の超展開。
 やっぱりワンピはとんでもねーッ!

 しかし、来週こともなげにどこかで全員集合してました〜ッってオチだったら、きっとホッとするというか脱力感がスゴイんだろうなぁ(笑)。

 あと、飛ばされる寸前のナミとルフィのコマにだけで、ルフィナミ派はあと10年は戦えます(笑)。



BLEACH

 バッサリやられた鳥の人。
 頭の位置と血の位置から、あきらかに首を落とされたことがわかります。
 修正海苔を使わずに表現できちゃうあたり、やっぱり久保先生のオサレ道ですね〜。

 さて一方、檜佐木修兵 VS. 正解(エサクタ)野郎ことフィンドール・キャリアス。
 こいつエサクタエサクタ五月蝿い(笑)。

 仮面を破壊してイケメンを露出したところまではよかったのですが、やっぱり所詮は従属官レベルですね。
 OSR 値バトルのなんたるかを分かっていません。
 戦況的に優位であるにもかかわらず、先に奥の手である帰刃(レスレクシオン)しちゃいました。
 先に奥の手を出したほうが負けるのが OSR 値バトル。
 帰刃によって OSR 値を急激に消耗したフィンドールの敗北が決定した瞬間です。
 しかもこの変身後の姿のなんとかっこ悪いこと!(笑)
 なんですか、バラガンさんは従属官を選ぶセンス悪いんじゃなかろうか。

 それに対して修兵は試合巧者。
 鬼道によってフィンドールの動きを封じたりと細かいこともちゃんとやって頑張っている感が出てます。
 そしてちゃんと追い詰められてから、それを切り返す形で奥の手の始解解放。
 おー、今度はブーメラン型鎖鎌か。

 さて、この勝負もサックリ決まりかな?
 悪いけど柱の戦いはあくまで前座。
 とっとと本番の隊長たちの戦いが見たいですもんね(笑)。
 つーか、その隊長たちの戦いすらヴァイザード登場の前座だと私は思ってるんですが!(笑)

 ええい平子はまだか!

 ひよ里はまだかぁ!




NARUTO-ナルト-

 切れたタコ足・・・・・・美味しそう。
 でもこれ、この足から八尾が復活するとかいう、そういうホラー映画的伏線?(笑)

 なにはともあれ天照照射で八尾撃破。
 最後は友情パワーが決め手でしたか。
 ことのついでに飛び火にやられそうになった香燐のために、サスケ、鎮火能力をゲット。
 見たものを消えない火で燃やせて、なおかつ都合の悪い時には消せるって、どんだけチートなのよと(笑)。
 まぁあいかわらず使うたびに目への負担がでかすぎるようですが。

 しかし背中に手ひどい火傷を負ったであろう香燐。
 自分の傷を癒すときは自分に噛み付くんでしょうか(笑)。

 一方修行が大成功のナルト。
 結局手に入れたのは超絶パワーと超絶回復力ということですか?
 忍術のほうもパワーが底上げされて全体にパワーアップしているということかもしれませんが。
 ナルトは何かを閃いたようで、もしかして風遁・螺旋手裏剣の解禁でしょうか。
 使えば骨折するやら細胞の経絡系に軽度の損傷を引き起こすやらで使い勝手が悪すぎた術でしたが、仙術のタフさを手に入れたらなんとか使い道が出てくるかもしれませんね。
 もしかして、自来也先生はこのことまで見越してナルトに教えたの?
 教えといて禁術ってなんだそりゃって思ったものでしたが、それならさすが自来也先生。

 そして、その自来也先生が最初に書いた小説がナルトに手渡される。
 エロ本じゃないじゃん!
 きっと売れなくってエロ本に走っちゃったんでしょうねぇ(笑)。



いぬまるだしっ

 痛車!
 葉月がおるッ!(爆)
 濱田先生、さっそく大石先生のアシに戻ったんですかッ!?
 今週最も笑えたコマでした(笑)。

 あとはフォオオオオの 『変態仮面』 とか、臨兵闘者皆陣 陳 列 罪 とか(笑)。
 なかなか面白いじゃないですか。

 あと、大石先生は 『いちご100%』 とか 『ToLOVEる』 とかを見てパンツの描きかたを勉強してください(笑)。
 まぁそこだけ妙に上手くなられても困りますが。
 しかし園長先生のケツが妙にリアルで怖かった(笑)。



バクマン。

 どこかの感想ですでに予想されてはいましたが、やっぱり亜豆のお母さんが、サイコーのおじさんの好きだった人だったんですね〜。
 綺麗でかわいくてちょっとおちゃめ。いいお母さんだ。
「〜〜 ワイン ビール 何がいい?」 ってボケてスルーされてるところに惚れた。
 やっぱり旦那さんには 「食事にする? おフロにする? それともア・タ・シ?」 ってやってスルーされたんじゃないかと(爆)。
 か、かわええな!
 まぁしかし、やっぱり縦巻きロールはどうかと思いますがね(笑)。

 そしてサイコー、過去の縁については、

「それだけは絶対 美保さんに
 言わないで欲しいんです」


 とキッパリ。
 うん、なんとなくその気持ちは分かります。
 中学生らしい潔さっていうか、フェアプレーをしたいんだっていいう意気込みなんでしょうね。
 そういういきさつがあったから漫画家を目指しているわけじゃないし、そういう縁があるから美保との仲を運命づけて考えたいとかじゃない。
 そういう打算とか計算なんてとんでもない。
 そういう余計なものをヌキにして、純粋に二人の仲を考えたいって事でしょう。
 ほんと、こういっては何ですがほほえましい純愛ですなぁ(笑)。
 まぁそういうところにこのお母さんも惚れこんで応援する気になってくれたんでしょうね。

 しかしこのお母さん、川口たろうが過労で死んだというのは知ってるのかな。
 まぁ新聞とかでちっちゃく報道されたでしょうからたぶん知ってるんでしょうけど、そのときの気持ちについて今回は言及がなかったのがちょっと残念。
 いや、もしかして知らないのかな?

 なんだかんだでみんなが応援してくれるということに感動を覚えるサイコーとシュージン。
 これでやらなきゃ男がすたると、覚悟も新たにさぁ出発!
 夕日に向かって駆け出す二人が青春過ぎる(笑)。

 最初は単に金のためとして始まったこの漫画道。
 それが結婚のためという強烈な動機を得、ついで子供の頃の夢を取り戻し、さらには男の意地の上でも絶対にやりとげねばという情熱にまで盛り上がりました。
 最初から夢を抱く情熱家として描くのではなく、情熱を得てゆく過程を描くことで、その情熱の並々ならない強さが読者に伝わってくるじゃないですか。 

 いやぁ〜、なんか面白いなぁバクマン。
 こっぱずかしくてちょっと痛い中学生的発想と言動を笑いつつ、自分らの少年時代の気持ちを思い出すと笑ってばかりもいられない。
 ちょっと純粋だった頃を思い出して懐かしくもなりますしね。
 なんだか初心を思い出して、どこかに眠ってしまった熱いものを思い返すって気持ちにもなりますわ。

 ただ冷たい言い方をすれば、まだまだ彼らは 「口だけ」 なんですよね。
 作品の一本どころか、一ページたりとも描いていない。
 とにかくどんな作品を作ってゆくのか、これからは早くそこをこそ見たいものです。
 実際描いてみたらぜんぜん理想通りいかないとか、いろいろな壁や挫折が描かれてゆくのか。
 それとも彼らが自称するだけあって、本当に天才で、物凄いものが出来上がってゆくのか。
 私としては大場×小畑コンビには、天才ストーリーを求めたいんですが、はたしてどうなるんでしょうね。
 楽しみ。



トリコ

 “注意”や“敵意”“殺意”
 あらゆる“意”を向けた時
 野生は敏感に反応する


 あるあるあるある!
 ゴキブリ、蝿、蚊って、なんであんなにこっちの殺意に敏感なんでしょうね!
 あいつら、こっちが動いても平気でいるくせに、手に殺虫剤とかまるめた新聞紙とか持った瞬間にササッと逃げるじゃないですか!
 あと、近くの電線に止まってる小鳥とか、目を向けた瞬間に逃げたりとか、そういうことってありますもんね〜。
 いったいどういうセンサーでそういうの感知しているんだか、ホント生命の神秘です。
 本当は生物みんなに備わっているはずの大切な機能なんでしょうね〜。
 絶対人間はそういうセンサーを退化させすぎちゃたんですよ。

 すでに充分超人の域でありながら、なお成長をやめないトリコ。
 パーフェクト超人と思っていたのですが、さらに成長要素まで入れてきたか!
 恐るべし、底なしのトリコ。
 たしかに伝説的存在のノッキングマスター・次郎さんが出たばっかりです。
 さらに成長していかないことにはあのような伝説の域には達せません。
 トリコは今の四天王の地位で安閑としていてはダメなんですよね。

 フグ鯨をさばきにかかるココ。
 の前にちょっと不安になるココがなかなかかわいい(笑)。
 しかし、そこに近づく謎の存在。
 どう見てもクロールで泳ぐ人の影にしか見えないのだが!
 これはいったい・・・・・・。
 待て次号!!



 てなところで前半戦終了。
 また明日っ。



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ラベル:JUMP 感想 ジャンプ WJ
posted by BOSS at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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