2008年09月04日

SW2.0 アメジングストーリー 第2話 プレイ報告

 またまたソード・ワールド2.0 を遊んできました〜。
 マスターは、私ではなく、あめじんことあめじすと氏で、氏が前回やったお話の続き。
 シナリオは市販シナリオ集 『挑戦!魔剣が呼ぶ迷宮』 より、「魔剣が眠る迷宮」 を使用。
 ネタバレになりますのでご注意を。

前回のプレイ報告はこちら

ネタバレ注意!




キャラクター紹介

 さて、第二回目ということで、毎度恒例の顔がつきました。

■ファニーメイ・ベアスターンズ(DRR):ナイトメア・女
 ソーサラー 3 / セージ 1

ファニーメイ
 「全てのナイトメアにマイホームを!」 を野望とする、タイムリーな名前をもつ女。
 イラストは金髪碧眼のアメリカ娘っぽくということでこちらのサワーを参考にと言われたのですが、あまりにも画風が違うので私なりにかなり改造。
 アメリカ娘っつったらソバカスしかあるまいというノリになりました(笑)。
 角はユニコーンガンダムっぽくという話を聞いていたんだけど、すっかり忘れてました(笑)。ゴメンゴメン。

■ハントリー・ゾーン(Musha):エルフ・男
 フェンサー 3 / エンハンサー 1 / レンジャー 1

ハンゾー
 通称ハンゾー。でもエルフ。
 影に生き、影に死す修羅の道かと思いきや、パーティ唯一の良心だったりするムードメーカー。
 予想外のオモシロ発言にはいつも驚かされます。
 外見はどんな感じ? って聞いたら、いかにも服部半蔵な感じって言われました。
 といってもなぁ、劇画タッチの忍者じゃハンゾーにはあまりにも似合わない(笑)。
 エルフということも考えて、ハンゾーらしいオチャメさを加えたらこんな感じになりました。
 よく見ると 「忍」 の字を間違えてるのもハンゾーらしいということで(笑)。

■シエリア・ジャーニー(DISK):ナイトメア・女
 グラップラー 3 / スカウト 2 / フェンサー 1

シエリア
 人間に迫害された過去があるらしく、ちょっとヒネた性格。
 罠や危険に頭から突っ込んでゆく爆弾特攻娘です。
 モデルはスクライドのシェリス。画風を似せるのにちょっと苦労しましたわ。  

■ブルース(わたし) : ドワーフ・男
 マギテック 2 / シューター 2 / レンジャー 1

ブルース
 ありあまる MP で弾丸をバラ撒くマシンガン親父。
 名前のモデルはブルース・ウィリスですが、顔はまぁありがちにドワーフっぽく。
 頭のスッキリ具合が若干ブルース・ウィリスか?



シーン1 ナニヤツ!?

 前回、英雄の魔剣が眠るダンジョンの位置を示す、宝の地図を手に入れた一行。
 この地図に記された暗号を解くため、魔動機文明語のわかるブルースがこれを研究。
 一週間ほとで解けるということで、パーティはその間、ただ待つことに。

シエリア : マスター! うち一週間も放置されたら死ぬんですケド!(笑)
GM : そこまで金がないんかい!
ハンゾー : 一週間って、どれくらいお金かかるんですか?
GM : 最低でも、一日 10 ガメルはかかるね。
ハンゾー : え゛、私あと30ガメルしかないんですが(笑)。
ブルース : お前ら、野宿でもしてウサギでも狩ってるんだな。
GM : まぁ、そんなこともあろうかと、村ではバイトをいくつか募集しているよ。バイトは4種類。倉庫の荷物運び、羊の毛織物工場の手伝い、羊の放牧の誘導、子守で、それぞれ1名ずつの募集ね。
ブルース : それぞれ、能力値に対応してるんじゃない? 荷物運びは筋力か生命力あたりが必要そうだ。
GM : そうだね、荷物運びが筋力、毛織物工場が器用度、羊の放牧が知力、
ハンゾー : 頭つかうんだ(笑)。
シエリア : さしずめ、子守は精神力か。
GM : なんで分かった(笑)。そう、我慢強さが必要です(笑)。


 ここでグラップラーのシエリアが荷物運びを、手先の器用さに自身のあるハンゾーが毛織物工場を選択。
 もちろんブルースは地図解読中なのでバイトはできません。

ブルース : おいお前ら、稼いだら少し分け前よこせよな〜。
ハンゾー : そうはいきませんよ! 自前の生活費を稼ぐだけで手一杯ですよ(笑)。
シエリア : 次の冒険の収益をすこしブルースに渡すからそれで勘弁。


 と、そこにちょっと遅れて登場のファニーメイ。
 マスターが軽く今の状況を説明し、バイトをどれかやる? と聞いてみる。

GM : 今残っているのは羊の誘導と、子守だね。それぞれ能力値に対応してる。
ファニーメイ : じゃ、子守で。きっと精神力だろうし。
GM : なぜ分かった!(笑)


 そんなこんなで一週間が経とうかという頃のこと。
 村はずれを冒険者パーティが散歩していると、後ろからコソコソとついてくるものに気づく。

シエリア : 「ナニヤツ!」 って言っちゃえ。
GM : そうすると、そのマント姿のヤツは逃げてくよ。二体だね。
シエリア : 追います。
GM : では、村からちょっと離れたあたりで追いついた。するとそいつらは振り返り、バッとマントを取って向かってくるよ。キミたちは見たことがある種族だ。ゴブリンとボガードだね。


 ということで、軽くウォーミングアップ的戦闘。
 ちょちょんとやっつけたころ、誰か人影が駆け寄ってくる。

ファニーメイ : 誰?
GM : 「よぉ君達、相変わらず元気そうだな!」 って言いながらやってきたのは、毎度おなじみのマイケルだね。
ブルース : ぐあ! またこいつか!
シエリア : あ〜、また今回も嫌な予感が(笑)。


 毎度おなじみの情報屋マイケル
 持ってくる情報にウソはないのですが、大事な情報を小出しにするという、ちょっとタチの悪いクセのあるヤツなのですね。
 本人にはまるで悪気がないようなのですが(笑)。

マイケル : 「失敬な! ところでこいつら、君達はどうするつもりだい? こんなところでコソコソしてたヤツらだ。ちょっと拷問してみたほうがいいんじゃないか?」

 という分かりやすい誘導で、生き残ったボガードを拷問することに。

ブルース : んじゃ、拷問した。なんか吐いた?
GM : 「拷問した」 って。それじゃダメだよ!(笑)
ブルース : んじゃ、ボコボコにして 「お前はドコから来たんだ?」 とか 「何を探していた?」 とか 「お前の上は誰だ?」 とか聞いてみる。
GM : ボガードは何も答えようとしないね。


 このあたり、あとの飲みの席での話によると、GMは拷問シーンをそれらしく演じてもらいたかったらしいのですが、私のほうにはそのつもりはまったくなかったり(笑)。
 拷問シーンを演じようと思ったらいくらでもできますが、どうしてもちょっとグロいというか悪趣味になります。
 今まで会って来たプレイヤーでも、そういうのでノリ過ぎてやり過ぎる人をけっこう見てきたので、TRPGで拷問シーンってサックリやっちゃったほうがいいんじゃないかなぁというのが正直なところ。
 まぁ、かといって私の今回のやりかたも淡白すぎたので、もうちょっとコミカルに遊びを入れてやったほうがよかったかもですね。

GM : そしたら頃合を見てマイケルが 「拷問ならオレが得意だぜ。オレに任せてみなよ。なんかゲロッたら君達に知らせるからさ」 と提案するよ。
シエリア : 「オーケー。まかせた。こっちは少し村を空けるかもしれないけど、その間に頼むよ」 って言っておこう。




シーン2 強欲モノは得をする

GM : じゃ、一週間後、ブルースの解読が終了。ブルースが酒場でみんなにそれを説明します。場所はこのあたり(と、街道筋からはだいぶ東に入った、カプティ山岳のあたりを指します)。ここに英雄の魔剣が隠された迷宮があるらしい。
ブルース : ふむ。そしたら、 「というわけで、例のブツはバルバロスの顎にあることが分かった! 出発は明日だからな。みんなちゃんと準備しておけよ!」 と、ちょっと大きな声で言います。
GM : へ?
ブルース : で、周りをそれとなく見回してみるんだけど、怪しげな反応してるヤツはいない?
ファニーメイ : なるほど(笑)。
GM : いや、それはいないよ(笑)。


 前段で怪しげな蛮族のスパイと遭遇しているだけに、ちょっと疑心暗鬼にかられて保険を仕込んでおくつもりになったわけでした(笑)。
 まぁ、無駄でもやるのはタダなんだし、やるだけやっとけって寸法です。
 ちょっとブルース的ではなかったかな?

 今回はプリーストがいない冒険なので、救命草やヒーリングポーションをちょっと多めに準備し、翌朝出発。
 そして何事もなく二日後ダンジョンに到着。

 入り口は5mほどの縦穴で、側面はギザギザの岩が突き出している感じ。
 これをロープで降りてゆく。

シエリア : そしたら2mほどロープで降りて、そのあとはバーン! 飛び降りる(笑)。
GM : チャレンジャーめ(笑)
シエリア : 判定成功! ノーダメージ(笑)。
ハンゾー : 危ないなぁ〜。


 入ってみると、最初の部屋には英雄の石像が立っていて、その両手は高く差し出されている。
 なにやらいかにも両手に何かを持たせたら隠し扉が開きますよ〜な見た目。
 ということで、その持たせるものを探しにさらに奥へ。

GM : その部屋の奥、壁にちいさな額がかけられているよ。
シエリア : んじゃ、無造作に近づきます。
GM : 無造作にかい(笑)。すると、額から矢が発射された。
シエリア : 回避するよ。目標いくつ?
GM : え〜と、あれ? 必中みたい(笑)。
一同 : なんだそれ!(爆)
シエリア : 必中かよ!
ファニーメイ : このあいだの 「絶対開かない扉」 といい、この 「必中の矢」 といい(笑)。
ブルース : ソドワ面白れぇ。気に入った(笑)


 さらに奥に進むと長い通路。
 途中に扉があってそれを開けてみると、小部屋に木箱がちょこんと。

シエリア : (ニヤリ・・・) 「みんな、ちょっと下がってて」 と言ってハンマーを投げつけてみる。
GM : なんと! そうすると、ゲシッてハンマーをぶつけられた箱が襲い掛かってくるよ。
シエリア : ミミックかよ!(爆)
GM : チェストトラップビーストって言うんだけどね! つか、なんでバレるんだよ!
シエリア : いや、こっちはただ宝を一人でちょろまかそうとしただけなんですけど!(笑)


 チェストトラップビーストを粉砕し、一行はさらに奥へ。


シーン3 勇気を示せ

GM : その扉には、魔動機文明語で 「勇気を示せ」 って書いてある。
シエリア : ふむ。わかんないけど開けてみよう。
GM : すると、その部屋は、床から絶えず炎が噴き出しています。その奥のほう、鎖につながれた大きな真っ黒い犬がいて・・・
ファニーメイ : はいはい、ヘルハウンドヘルハウンド。
GM : だからなんで分かるんだって!(笑)
ファニーメイ : この状況ならどう考えてもそうでしょが!(爆)
GM : まぁそうだけどさ!(笑) あ、一応みんな魔物知識判定はやっといて。あとそうだ、部屋の片隅、このへんの壁にレバーが見える。
ファニーメイ : レバーがいい感じに焼けてるわけね。おいしそうじゃない。
ブルース : オレは刺身のところを生姜とニンニク醤油でちょろっといただきたいね。
GM : ちげーーって! ええい、先攻判定はこっちの勝ち! 一発ブレスをブチ込んでくれるわ!


 炎のブレスを受けてそこそこ痛手を負う冒険者。
 ドワーフはこういうとき、炎に完全耐性なので便利ですな〜。
 ブルースが部屋の中に駆け込んで、レバーに近づきます。

ブルース : これでさ、レバーを引いたら火力が上がりましたイェ〜イってなったら大笑いだよな(笑)。
GM : あ、レバーのそばに、上が点火で、下が消火って書いてあるよ。あと、レバーを下に下ろして消えるまで10秒かかるとも書いてある。
ブルース : ぶっ。なんて親切なダンジョンなんだ(笑)。ガシャンコ。下げました。
シエリア : んじゃ私の番。扉を閉めます。バタン。
ブルース : ちょッ! おいコラッ!!
ハンゾー : ヒドッ!(笑)
シエリア : いや、ほら、ヘルハウンドは鎖で動けないし、ブルースはブレスも食らわないからさ(笑)。
ブルース : レンジでチンかよ(笑)。まぁ大丈夫だけどさッ!


 ということで、1ラウンド後に前衛が突入してヘルハウンドを撲殺。
 その奥の部屋で、黒曜石で出来たおおぶりの剣を見つけます。



シーン4 正義を示せ

 ダンジョンを折り返して違う分かれ道に。

GM : と、そこのT字路で聞き耳しようとしたシエリアは危険感知でも振ってくれ。
シエリア : ふむ。12 でどうよ。
GM : おけ。するとそこの足元が、踏み出したらちょっとギギッと鳴った。もっと踏み出したら落ちるかも。
シエリア : よっしゃ。そしたらバーン! 前回り受身で飛び込む。
ハンゾー : バカだ〜ッ!(爆)
シエリア : いや、ほら、落とし穴の下に別の通路とか、宝箱とかあるかもしれないし(笑)。
ブルース : しかし相変わらずのチャレンジャー(笑)。
GM : じゃ、軽業で判定してみて。目標 12 で。成功? そしたらかろうじてフチにつかまった。


 落とし穴を越えて奥に進むと、またも魔動機文明語が書かれた扉。
 今度は 「正義を示せ」 とある。
 開けるとそこにはアンデッドモンスター。
 ゾンビが2体とワイト1体。

ファニーメイ : いかにもターンしてくださいと言わんばかりの。
シエリア : しかしプリーストがいない我がパーティの悲しさよ(笑)。


 ここも普通に勝利。
 というか楽勝。

GM : あれ? けっこう強敵だったはずなのに。
シエリア : 前衛ふたりが回避型だから、一発も当たらないと楽勝ムードになるんだよね〜。
ブルース : よし、正義の示し方を思いついた。ゾンビらの死体をかかえてヘルハウンド部屋へ。おら、ハンゾーも手伝え!
ハンゾー : はい、持ちますよ〜。
ブルース : で、レバーがしゃんこ。ゴーッ! 火葬します(笑)。
ファニーメイ : やると思った(笑)。


 パーティはさらに奥にすすみ、今度は大理石でつくられた盾を発見。
 これで石像にもたせるアイテムが揃ったことになります。



シーン5 ボブの迷宮

 キーアイテムが揃ったものの、MPがちょっと心もとないということで、入り口付近でキャンピング。
 一晩あけたところで石像に剣と盾を持たせてみせる。

GM : すると、ゴゴゴゴゴと音がして、石像の後ろの壁がスライドしてって道ができた。
シエリア : 入ってみる。
GM : その奥はすぐでっかい部屋になってる。床には大きく魔方陣が描かれていて、向かいの壁には扉がひとつ。その扉には、剣を持った乙女がふたり、向かい合っているレリーフが・・・
ファニーメイ : そは死を司るふたりの乙女。黒き御手は嬰児の安らかなるを守りたまう(笑)
ブルース : どう考えても NOIR パロだろソレ!(笑)
GM : 知らないよ!(笑) と、そのとき、どこからともなく声が聞こえてくるよ。「ボクの迷宮へようこそ」
ハンゾー : ボブ?
GM : いや、ボクだってば! ボブじゃねーよ(笑)。いや、もういいや、ボブでいいよ(笑)。
ブルース : いいのかよ!(爆)
ボブ : 「ボブの迷宮へようこそ。ボクはこの迷宮をつくった魔剣ボブだ(笑)。ボクの所有者となるにふさわしいかどうか、資格を試したいものはそこの魔方陣に踏み込んでみてほしい。出てきた怪物を倒すことが出来たら、ボクは所有者と認めよう」
シエリア : あ〜あ、本当にボブになっちゃった(笑)。


 あめじんマスターはこういうノリ重視なところが素敵過ぎます。

 ボス戦闘だろうということで、準備を万端ととのえいざ魔方陣へ。

GM : すると、ズズーンと出現したのは巨大な爬虫類。首が長くて足が四本・・・
ファニーメイ : はいはいキプロクスキプロクス。
GM : え〜!? なんで分かるんだよ!
ブルース : 先週オレが出したばっかりなのよね(笑)。
GM : え〜ッ!? やってらんね〜!! もうヤル気しね〜ッ!(笑)
ハンゾー : なんでですか! いいじゃないですか(笑)。
ブルース : いや、つーかオレらのリプレイちゃんと読めよ!(爆)
シエリア : まぁ、先週もキプロ出たけど、ぜんぜん戦ってないし! ララバイで一発ダウンじゃ戦ったうち入ってないし!(笑)
ファニーメイ : うむ。あれはわれながらヒドかった(笑)。ちゃんと戦ってみたいしね〜。


 ということで、GMをなだめすかして戦闘突入。
 って、なにやってるんだか(笑)。

ハンゾー : 部位3つもあるんですよね。どこから狙います?
ブルース : バラバラにやったら効率が悪いぞ、どこか一点集中だ。
シエリア : 尻尾の薙ぎ払いが痛いから、まずは尻尾から行こう。
ハンゾー : イェッサー。


 尻尾に集中攻撃を与えるパーティ。しかし1ラウンドでは落としきれず、反撃の尻尾が前衛二人を襲う。
 ハンゾーはこれをよけ、シエリアが被弾。
 さらに追い討ちとして、頭部位から炎のブレスがシエリアに降り注ぐ。

GM : 生命力抵抗して、目標 12 ね。
ファニーメイ : こんなこともあろうかと! ってそれはウソだけど、バイタリティをかけておいた。判定に+2していいよ。
シエリア : ファニーメイないす! 判定成功♪
GM : ぐぬー。ならダメージ半分になって5点。ヨワッ!


 次のラウンド、尻尾を切り落としたものだからあとは楽勝。
 最後はファニーメイのエネルギー・ボルトが頭部を貫いて勝利となりました。



シーン6 果物ナイフ

GM : 奥の扉を開いてすすむと、そこは神殿のようなつくりの部屋。床や壁は黒曜石でできてて、ギリシャ建築みたいな柱は大理石で出来ている。その奥に祭壇があって、魔剣が安置されてるね。
シエリア : 不用意に近寄っていきます。
ブルース : またこいつは(笑)。
GM : すると、え〜、立派な剣に見えてたような気がした魔剣ですが、近寄ってよく見るととてもちっちゃいダガーみたいなものだと判明しました。
ブルース : ふむ。ダガーになったか。
ボブ : 「あれ? もしかして皆さん、がっかりしてませんか?」
ファニーメイ:「いや、そうでも。というよりちょうどいいんじゃない?」


 この時点で、プレイヤーとしては魔剣が使い手にあわせてサイズ変更をしたのだと勝手に解釈してました。
 パーティには大きな武器を持てるものがおらず、ソード使いのハンゾーもフェンサーなので大きなものは持てません。
 魔法の剣が使い手に合わせて形を変える、なんていうのはよくある話ですもんね。

GM : では魔剣の主を決定しよう。冒険者レベル+知力ボーナス+ 2D6 を振ってみて。
ファニーメイ : ほほう。私が一番高いみたいなんだけど。
ボブ : 「あなたが新しいご主人様ですね。あなたに私の所有権をあげましょう」
ファニーメイ : 「よろしい。ならば剣の主としての最初の命令だ。次の主を探しなさい」 と言って祭壇に戻します(笑)。
GM : なんだそりゃ!(爆)
ファニーメイ : だって、ダガーなんて使わないし(笑)。
GM : 勝手な! じゃぁ、次に数値が高かったのはシエリア? そしたらシエリアに主人になってくれとボブが言うよ。
シエリア : しょうがないなぁ。ダガー使うためにフェンサーも上げるかな? マスター、ボブって必要筋力いくつ?
GM : そういうのないよ。武器として使えないみたい。ただのちっさいナイフみたいなもの。
ファニーメイ : あんですとーッ!(爆)
ブルース : それは想定外(笑)。
シエリア : てっきり武器だとばっかり(笑) 「よし、持ってあげよう。ただし、私を主人と認めないというのであればという条件づきでだ(笑)」
GM : ええいこのヒネクレものどもめ! じゃぁいいよ! ハンゾー持て!
ハンゾー : 「しょうがないですね〜。じゃぁみなさん、そろそろ疲れたでしょうし一休みしましょうよ。気分転換に果物でもどうです?」 といってシャリシャリと(リンゴを剥くフリ)。
ブルース : 果物ナイフかよ!(爆)
GM : シクシク・・・・・・。


 かくして魔剣“果物ナイフ”のボブが誕生。
 ボブが言うには彼には英雄の魔剣として、兄弟が二振りいるとのこと。
 自分は力を封印されてこんな姿になってしまったが、兄弟を探してくれたら元の姿に戻れるかもしれないとか。
 ウソかホントか分からないなりに、まぁ持っていても損はないだろうということで持って帰ることにしたのでありました。
 
ブルース : ダンジョン内でみっけた稼ぎを配分するぜ〜。一人頭、985 ガメルだ。必要経費としていくらか貰っていくぜ。端数はちょっと出たけど。
ファニーメイ : ハンパなお金は打ち上げで飲んじゃおう。
ハンゾー : 「おっしゃ。今夜はステーキだ!(ステーキを切るフリ)」
ファニーメイ : もしかしてそのステーキ・ナイフは!(笑)
ボブ : 「ああッ! 脂がッ! 脂がッ!!(笑)」


 どこからそんなセリフが出てくるの(笑)。
 ハンゾーとマスター、キミたち相性よすぎだ!


 さて、市販シナリオはここでおしまいですが、セッション時間が余りまくってしまいました。
 やっぱり市販のブツですから2時間サイズなんですよね。
 いつも6時間ぐらいやってる私らだと尺が足りません。
 しょうがないのでここからは、マスターがちょっと暖めていたアイデアを元に、フルアドリブでセッション続行を宣言!
 わ〜い♪
 ということでつづきます。



■他メンバーのプレイレポート
DRR(ファニーメイ) : 烏賊学研究所・二号館 / Dungeon by Sword
DISK(シエリア) : 空飛ぶ円盤 / ボブの迷宮 - SW2.0アメジンキャンペーン 第2回 -




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posted by BOSS at 23:43| Comment(2) | TrackBack(1) | その他TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 んまぁ、サワーの件は、実際あれになってもそれはそれで困惑だったと思われますw
 ときどきセリフでキレるトキだけ意識してる感じでして。

 つーか、「メリケンだし、やはり金髪碧眼ソバカスだろうが……ソバカスまで指定するのはやりすぎだろうか……?」と思って指定からはずしといたら、云うまでもなく自動的に搭載されてて感動した次第ですw
Posted by DRR at 2008年09月07日 01:33
 なんだ、言ってくれればよかったのに(笑)。

 でも、なんでだろうね〜。
 メリケン娘って言われるとデフォでソバカスって思っちゃうのは(笑)。

 しかし、いろいろと注文を受けて描いていると自分の芸の幅が広がって非常に面白いですよ。
 自分ひとりの発想じゃ、メリケン娘なんて、まず描くことすら思いつかなかっただろうしね〜(笑)。
Posted by BOSS at 2008年09月08日 20:42
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Tracked: 2008-09-05 10:44
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