2008年09月02日

週刊少年ジャンプ40号感想 後編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜40号

 さて後半戦。
 後半の感想は、

・ぬら孫
・スケダン
・格闘王子
・ネウロ
・サイレン
・ダブルアーツ
・どがしか

 の7本でお送りいたします。




ぬらりひょんの孫

 ゆら、先週の大活躍で力を使い果たしたか、毒をうけて式神をコントロールする力も減退。
 そのスキにムチは総大将に迫る。

「時々一緒にカフェ〜〜もする仲だったんじゃが・・・・・・」

 って、そのポーズも含めて意外とオチャメなじーさんだ(笑)。
 今までは、なにかと口うるさいばっかりのイメージでしたからね。

 ムチの攻撃をひょいひょいとかわすぬらりひょん。
 このあたりはどうしても 『GANTZ』 を思い出してしまいますな(笑)。
 そりゃ〜ぬらりひょん強いってば。

 ムチによって屋上が破壊しつくされて、足場がほとんど残されてない・・・・・・の図。
 効果音の 「バアーーーン」 は、さすが荒木一門!(笑)

 最後は 「真(ぬらりひょんの)・明鏡止水」 で決着。

「ワシの盃に波紋は鳴らぬ」

 そりゃ、波紋が鳴ったら明鏡止水じゃないですもんね(笑)。
 やっぱりリクオの明鏡止水はまだまだ未熟だったんですね。
 名前からしておかしいと思ってましたよ(笑)。
 技としても、こっちは完全ステルス能力と、しっかりぬらりひょんらしいもの。
 やっぱりこうでないと。
 いやいや、今回はじーさんの強さを堪能できてよかった。

 しかし、今週のアクションシーンで思ったんですが、椎橋先生はアクションそのものよりも、その時その時のキャラの表情を描くほうに関心があるんですね。
 たとえば冒頭、ゆらが毒を受けたときは、そのダメージがどんなものかは見せず、ゆらの表情をしか描いてません。
 ムチの必殺技、「怪異・八陣風壁」 にしても、それを発動しているムチのポーズを大きく描く反面、巻き起こった風の規模の描写は今までの風とさして変わらず。
 八陣っていうセリフから、きっとでっかい竜巻が8つ立ち上ってるんだろうなって想像するしかありません。
 最後のトドメにしても、総大将とムチの表情がクローズアップされて、肝心のドスが突き立っている部分はフキダシにかろうじて隠れずにすんだっていう具合でほとんど目立ちません。
 もともと、椎橋先生のアクションシーンはどこかわかりにくいな、とは思ってたのですが、今週はその原因がわかった気がしました。
 なるほど、アクションよりもキャラクター重視だったということなんじゃないでしょうか。
 椎橋先生、実はアクションに興味がないんじゃないかな?

 それはそうとゆらさん、ダメになった制服の代わりに着ていた体操服まで切り刻まれて、明日からいったい何を着て学校に行けばいいんでしょう(笑)。



SKET DANCE

 ついに帰ってきた!
 ファン待望の爆弾娘(ロマンティックボマー)こと早乙女浪漫の出番です!
 ロマンちゃん、待ってたぜ〜〜ッ!

 期待高まるなか読んでみれば、やってくれましたよ、やっちゃいましたよ(笑)。
 まさか 『ヘタッピマンガ研究所R(ロマンティック)』 とは!
 身の程を知れ! って誰か言ってくれ(笑)。

 ヘタP君の強引な動機付けからして面白いのに、次のページで既にキャラが変わってるとか、もう自由奔放すぎ。
 作中でもツッコんでるけど、Gペンの溜めて溜めてドンはやっぱり破壊力あるわ。
 これっていいお手本ですよ。
 ギャグ技法のヘタッピマンガ研究所になってるんじゃないかな(笑)。
 ウザったいヘタこい太とロマン先生のドラマパートも秀逸。
 「死ぬ事なんてない」 のアップとか、もう世界突っ走りすぎですよ。
 この迷いゼロなロマン世界が大好きだ(笑)。
 そして、転校生ネタが予想外のスタンドバトル!(爆)

「私のこの“親愛なる魂(ラバーソウル)”でね!!」

 まさにロマンホラー! 真紅の秘伝説(お、うまいこと言った!)。
 恐るべきロマン世界の広さよ。

 今回は最初から最後までロマンワールド発動しっぱなし。
 嵐のようなボケ倒しでツッコミが快感すぎです。
 やっぱりロマンくらいしかここまでの強烈なボケの嵐は巻き起こせません。
 怒涛のボケに引き出されて、ヒメコたちのツッコミ芸も光りまくりです。

 ちょっと得意顔のロマンちゃんがまたかわいいし、ラストの 「迷惑じゃないかなあ」 なんて最高に輝いてますね。
 ちょっと変なところもあるけど・・・・・・って、変なところだらけだけど、基本的にいい娘なんですよね〜。
 あれだけボケ倒しておいて、最後にこの笑顔はきたないわ。ちょっとやられた(笑)。
 しかしフミちゃんも哀れな(笑)。
 まぁボッスンに習えば上手くなるでしょ!



金未来杯エントリーNo.3
FIGHT PRINCE REVOLUTION
格闘王子


 金未来杯3本目は格闘技もの。
 絵はレベルが高いし描写もパワフル。
 格闘技マンガとして、なかなかに見栄えがします。
 主人公の力強い破天荒ぶりも、最近のキャラクターにはない男臭さを感じられてなかなかよいです。

 しかしキャラクターの表情描写などには、かなりのぎこちなさを感じるのも確か。
 生き生きとしたキャラクターのやりとりを描こうとして、空回りしてしまっている感触です。
 こちらが感情移入する前に大げさな喜怒哀楽を見せられて、冷めて見てしまったのかもしれません。
 ノリにくいマンガだなぁ〜というのが第一の感想でした。
 読者をノせて感情移入させるための、地味な下地作業がまだまだなんじゃないでしょうかね。

 特にヒロインの登場シーンにそういうところが顕著です。
 時代を超越したファッションセンスでチャオとか言って出てきたかと思えば、ドアップの笑顔でハートマークを飛ばすセンスはどういうものか。
 この娘はイカレポンチか? とか思ってしまったのですが、それでオッケー?(笑)
 あ、このマンガはノれないやと確信したひとコマでしたよ。

 まぁそういうセンスは置いておくとしても、それ以外の会話などでノリにくい場面は多数。
 特に解説役の少年の反応の 「とってつけた感」 はかなり痛い。
 ノリのいいキャラクターのやり取りを描こうと頑張った結果としての空回りだと思うので、ムゲにこき下ろしたくはないのですが、こういうのは 「間」 だと思うんで、より一層の研究と精進をして欲しいものです。

 ストーリーや設定は、なにやらどこかで見たことがあるようなデジャブーをこそ感じさせますが、それなりにまとまってすんなり読めます。
 しかし、そのすんなりっていうのがクセモノで、読んだあとに印象が残らない。
 個性的なのがキャラたちの暑苦しいまでの個性づけなんですが、これはかなり読者の好みの分かれるところでしょう。
 濃い絵柄も今のジャンプ読者に好まれるとは思いにくい。
 またバクマンの言うとおり、今スポーツものは厳しいですからね。
 その上ジャンプでは厳しいヤンキーもの。
 かなりハードルが高いのは覚悟の上での勝負なんでしょうけどね、これはやっぱり極めて厳しそうです。
 このまま連載しても、よっぽど化けない限りは 10 週打ち切りでしょう。
 私の評価は、かなり落ちて 50 点というところですね。



魔人探偵脳噛ネウロ

 ジェニュイン復活!
 奪われていた 「回想する自由」 を取り戻し、OSR値を急激回復(笑)。
 いや〜、血まみれのジェニュインといい、「ダメよネウロ様」 のジェニュインといい、今週のジェニュインは飛びっきりに美しい!
 そして最期はみごとな自決。
 鮮やかにやってくれました。
 いや〜、これから探偵事務所がにぎやかになるな〜とか思っていただけにちょっと残念。
 まぁ、これで弥子の地位は安泰か(笑)。



PSYREN−サイレン−

 な、なんという鬱展開!!
 まさかここまで思い切った展開に舵を切るとは!
 マリーのお尻がTバックにしか見えないな〜とかバカなことを言おうとしてたのに、それどころじゃなくなっちゃった。
 あれだけ夜科アゲハとなごみモードの交流をえがき、マリーの初恋まで示唆しておいてのまさか全滅!
 一応、この中の誰かの能力による幻影という線も捨て切れませんが、一瞬で勝負がついているところからするとそれも無理がありそう。
 まざまざとみせつけられた死は、動かない事実のようです。
 これはムゴたらしい。
 子供の死ってのはあまりにムゴ過ぎる。

 未来世界で生き残った子供たちと再会するんじゃないかなって私は予想してたんですが、あえなくその希望は断たれてしまったのか。
 これはアゲハ、どうやってでもこの歴史を変えなくっちゃ。

 しかしこの 「宣戦の儀」 のとき、アゲハたちはいったい何をしていたんでしょうか。
 子供たちの暴走を止めないアゲハたちでもないでしょうに。
 そこのところもちょっと気になってきます。
 それとも、この映像の残された歴史では、アゲハたちはサイレンドリフトになっていなかったのでしょうか。
 そういうことを気にしだすと、時間軸のパラレル世界構造とかが問題になってきますね〜。

 ところでこの二重人格の疑いのあるワイズ、PSI発動の言葉が“峻厳(ゲブラー)”ってのはなんなんでしょう。
 バーストやライズ、トランスを超えた強力な能力なのでしょうか。
 そして、同時にエルモア・ウッドの子供たちを貫いた光の樹を思わせるこの能力 『セフィロト』
 これは明らかにアゲハの 『暴王の月』 の第二段階、自動追尾型の黒い枝を思わせます。
 もしかすると、こいつはアゲハと対になる能力を持っているのかもしれませんね。

 そして、アゲハのもっともな怒りに呼応するように、ワイズ到着!
 さぁこれはアゲハ、どうあっても暴走しそうだ。

 ほんと、最近のサイレンは展開力が物凄い。
 このまま突っ走って欲しいものです。



ダブルアーツ

 ダブルアーツ大成功。
 もともと素養のあった二人に、ダンスというツールを持たせたことで、一気に花開く。
 まさに 『ベスト・キッド』 です(笑)。

 しかしまぁ、それより注目はエルーの赤面顔でしょう(笑)。

(今ならどんな事でもできそうだ・・・!!
 どんな敵が現われたって・・・)


 と自信満々なところでキリと目が合ってボッ(笑)。
 カワエエ〜なぁエルーは。
 いまジャンプで赤面させたらエルーの右に出るものはいないね!



どがしかでん!

 とりあえず、一月半も葉月と一部屋で生活って、春吉、キミは死んでいい!
 一月半も葉月と南国リゾートのビーチでトレーニングって、春吉、キミは死ぬべきだ!!

 それに葉月、「! うるさいわね、減るもんじゃないんだし!!」 って、それは女が言うセリフじゃないぞ(笑)。

 というわけで最終回。
 いや〜けっこう面白かった。
 最終回としては綺麗にまとめていましたが、しかし連載としては残念な終わり方でしたね。
 10週打ち切りはなんとかしのいだものの、ここで力尽きたという形でしょうか。
 最後のほうはひそかにけっこう面白かったのですがね。
 もうちょっと早くその面白さが出ていればよかったのになぁと、ちょっと残念。

 面白いネタをいろいろ用意していたのに、それをちょっともったいぶりすぎた事や、魅力的なマネージャーを出しておきながら、その魅力を発揮しきれなかった事。
 などなどが考えられるでしょうか。
 作品展開が、ちょっと遅かったのだと思いますよ。
 やっぱり新連載って、読者が離れていくのもあっという間ですからね。
 勝負は先手先手だなと、改めて思わされます。

 ともあれ、濱田先生おつかれさまでした。



まとめて

 ワンピの爆裂展開、バクマンの高揚感、スケダンのロマン暴走、サイレンの悲劇などなど、なかなかに読み応え充分な今週のジャンプでした
 最近ちょっとジャンプ調子いいかも。

 そしてそして、先日のエントリーでも書きましたが、ついにハンター×ハンター復活の正式速報!
 26巻発売が 10月3日(金)で、連載再開が10月6日(月)の45号からだそうです。
 おそらくはまた10週限定の短期連載だとは思いますが、それにしても幸福な10週間になりそうで、今からワクワクしてしまいますよ。



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ラベル:感想 ジャンプ WJ JUMP
posted by BOSS at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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