活発すぎるくらい元気で、突拍子もないことをしでかす5歳の女の子よつばと、とーちゃんとご近所さんのおりなす平和だけどちょっと変な日常風景。
今回は秋のよつばたちが描かれます。
過去感想→7
秋ってイベント満載だな〜と、楽しくなっちゃう8巻。
まずは風香の学校の文化祭がにぎやか。
ゴージャスなケーキを夢見ていたよつばが、パウンドケーキを出されて失望の涙。
泣き出しそうなよつばに大ピンチな風香としまうーたちのドタバタが面白くてしょうがない。
ピンと閃いたしまうーが買ってきたのはクレープですが、おいしまうー、ほっぺについているのはなんなんだ(笑)。
ちゃっかりしてるじゃないですか。
次なるイベントは台風!
そうそう、よつばの気持ちがよくわかる!
風や雨の音が怖い恵那の気持ちもわかるんだけど、あの台風や嵐の轟音とか物凄いパワーを感じる光景は、見ててわけもわからずワクワクしちゃうんですよね〜。
雷が鳴り出してピシャーンとなったりすると、えもいわれぬドキドキと爽快感を感じたりするものです。
しまいに嵐の中でとーちゃんといっしょに 「わーい」 ってなってるのに大笑い。
いつのまにかいなくなってるよつばにみんなが気づくあたり、間がうまいですわ。
そして最大のイベント、街のお祭り!
これはどこのお祭りなんでしょうか。
活気溢れるお神輿行列の描写が臨場感いっぱいでとてもいい。
よつばのワクワク感がつたわってきます。
天狗にびびるシーンがまたいいですな。
お面ってわかってるんだけどどうしても怖い。
怖いんだけど無理して平気なふりをして、でもテンパッてるもんだから 「・・・・・・それははな?」 とか聞いちゃうところがまたよつばらしい(笑)。
「わるいことはするな!!
なかせるきか!?」
今回の名台詞です(笑)。
またイベント以外ののんびり日常もやっぱり面白い。
私のお気に入りはレストランでの 「あべこべごっこ」 。
大声で 「まずい」 の連呼にたまらず吹きだしましたわ。
とーちゃんととらの気まずさが身につまされる(笑)。
うんうん、子供って何しでかすかわからなくって怖いですね〜。
あさぎのオチも秀逸です。
今回もよつばとは絶好調。
強烈なインパクトはない漫画ですが、なんだか繰り返し読んで世界を楽しみたくなる、ゆるやかであったかい魅力がいっぱいです。
大人も子供もオタクも一般人もみんなで楽しめる、今もっとも多くの人にオススメできる漫画じゃないでしょうか。
また1巻から読み返そっと。
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