2008年08月20日

映画感想 ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

満足度87点テレビ東京 木曜洋画劇場にて)
 北京オリンピックの裏で面白そうな映画をいくつもやってますね〜。これも録っておきました。
 心理学者の父親と、心を閉ざした少女を描いたサスペンス。
 少女役のダコタ・ファニングは化け物か!
 ちなみに点数はダコタちゃん効果+5点されてます(笑)。



 エミリー(ダコタ・ファニング)は、母親が浴槽を血で真っ赤にして自殺しているのを目撃してしまい、心を閉ざしてしまう。心理学者でもある父親デイヴィッド(ロバート・デ・ニーロ)は、エミリーとともに田舎に引越し、静かな二人暮しを始める。
 相変わらずほとんど口を開こうとしないエミリーだったが、「チャーリー」という友達ができたと言い出す。だが、チャーリーはどこにも存在しない。
 心に傷を負った子供特有の妄想だと判断したデイヴィッドは、その遊びをさせるがままにしておくが、その日から不気味な 「イタズラ」 が始まる。エミリーはそれをチャーリーがやったことだと言い張る。
 デイヴィッドは毎夜、妻が死んだ時刻になると目を覚る癖がついてしまっていた。ある夜、またふと目が覚めたとき、妙に浴槽が気になって見に行くと……。
 次第にエスカレートしてゆくイタズラはついに取り返しのつかない事態に。



 サスペンスとしてさほど斬新な脚本とはいえませんが、しかし子供が言う奇妙な話っていうモチーフはやっぱり怖いですね〜。
 小さい子供が、大人には見えない何かが見えるとか、知らないはずの祖父と会ったとか、そういう怪談を思わせます。
 ある種類の子供の目は、そういう何かを見てしまうものなのかもしれませんね。

 私は展開を読めてしまったのですが、それでも雰囲気作り、伏線の組み立てがとても丁寧で味があって好印象。
 エミリーがいつも描いている絵が、なかなかの雰囲気をかもし出してます。
 子供の描いた無邪気な絵のはずなのに、それがまざまざと残酷でシュールなものを表していたりするとゾクッときますわ。
 伏線のちりばめかたもなかなか。
 思わず伏線を再確認したくなってもう一度観てしまいました。
 いや〜しっかり出来ている。

 サスペンス慣れしたひとにはさほど意外性はないのですが、その分しっかり堅実に作られている安心感はあります。
 安心して観られるサスペンスってのも妙な話ですが(笑)。
 そしてラストにズーンとくるオマケがついてくるのも気に入りました。


 しかしそういった映画作りよりなにより、凄いのがエミリー役ダコタ・ファニングちゃんの演技力!
 天才子役という話は聞いていましたが、これは想像以上。
 最高にかわいいんだけど、それ以上に怖いほどの演技です。
 凄みというか迫力というか、まさに化け物子役です。
 心に傷を負ってげっそり蒼白になってる子供っていう外見作りも凄いですが、とびっきりの美少女で誰からも愛されるんだけど、見ていると引き込まれるような怖さがあって、時々ゾゾッと来るような残酷さを覗かせて……。
 怖さと同時にかわいそうって思わせるその絶妙なバランスが凄いって思うんですね。
 これは将来がちょっとそら恐ろしくなる子役ですわ。
 大きくなったら、ジョディ・フォスター系の顔になるかな?
 いや〜化け物ってのはこういうのを言うんでしょうね。

 もちろんロバート・デ・ニーロもいい味出していい演技をしているんですが、この化け物子役の前ではインパクトに欠けました。
 いや〜大物俳優をパックリ食っちゃいましたね〜。

 木曜洋画劇場ですから吹き替えだったのですが、これはダコタ・ファニング本人の声で楽しみたかったなぁ。
 子役が魅力的な映画は字幕スーパーで見るべきだと、再確認しました。
 もちろん声優さんもいい演技されてたのですが、それはあくまで大人のお仕事ですからね。
 化け物子役の声で楽しんでみたかった。

「チャーリー、どこに隠れているのかな〜?」

 の背筋の寒くなるかくれんぼとか、

「チャーリー!チャーリー!チャーリー!」

 の狂気の連呼とか、ぜひまた字幕版で観てみたい。 


 またこの作品、DVD 版では違うエンディングパターンがいくつか収録されているらしいです。
 まぁ映画として楽しむにはトゥルー・エンド一本でいいのですが、そういうのもちょっと気になるのが映画を好きになっちゃったものの負い目というもので(笑)。
 これは字幕スーパー&別エンド目的でレンタルしてくるか(笑)。



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posted by BOSS at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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