そんなわけで今日は中島みゆきさんの実験的コンサートである 『夜会』 からハイライトシーンをいくつかご紹介。
著作権とか厳しくなってきたタイミングだったので、削除されるのかな? と思ってしばらく様子見していたのですが、その様子もないのでまぁやっちゃえと。
舞台仕立てのコンサートなのでストーリーのネタバレになります。ご注意を。
夜会は、中島みゆきさんが毎年開いている舞台のようなコンサートのような、例を見ないイベントなのですが、ほぼ全編一人舞台。
そこで 「観客が初めて聞く歌で、どこまで歌詞を伝えられるのか」 ということなどを実験的に追究してゆくのがテーマなのだそうです。
膨大な歌、濃厚な演技、ディープな内容、そして大感動のメッセージと、まさに中島みゆきワールドの濃縮されたエキスを堪能できるのがこの夜会なのですが、残念ながら公演期間も短く、チケットは発売後数時間で即完売というような超人気イベントなのです。
残念ながら私はまだ観にいけてません。
レーザーディスクで数本楽しんだレベルなのですが、どれもすばらしい感動でした。
というわけでまぁ、今回はそんな夜会のハイライトシーンをご紹介という、ひどいネタバレもあったもんだってエントリーなんですが、まぁみゆきさんファンでなければお勧めしたって観もしないでしょうし、みゆきさんファンならそもそも私なんかがオススメする前に観てるだろうしって事で(笑)。
今までみゆきさんの世界を知らなかった方は、「へ〜、ずいぶん濃い世界があるんだなぁ〜」 と興味を持っていただければ幸いです。
I love him (夜会VOL.3 KAN-TAN(邯鄲) より)
中国の故事をモチーフに現代の女性を描く作品。
最後に悟った思いが切なく胸に響きます。
何度も何度も繰り返される「I love him」の歌詞が、そのたびごとに違う感情がこもっているのが凄い。
みゆきワールドここにありですね。
泣かないでアマテラス(夜会VOL.4 金環蝕より)
天岩戸伝説をもとにした物語。
モールス信号がお神楽の鈴の音となるという意標をついた始まりに思わず引き込まれます。
「地上に悲しみが尽きる日はなくても
地上に憎しみが尽きる日はなくても
それにまさる笑顔がひとつ多くあればいい」
思わず滂沱と涙が溢れてきてしまいました。
なんなんだろうこの熱い感動は!
誕生 (夜会VOL.6 シャングリラより)
中島みゆきさん一人二役で演じるオリジナルストーリー。
母と娘が数奇な運命で引き裂かれ、互いに互いを知らぬまま、ふたたび近づいたそのとき…。
大感動の展開で私が一番好きな作品。
もう涙ナシには観れません。
最後の早代わりもお見事。
そして最後のオチ担当は、
ものまね女王中島マリの中島みゆきで地上の星
うますぎ(笑)。
ワールドの濃さを存分に表現しています。
たぶん知らない人が観たらなんであんな振り付け?って思うんでしょうけど、これはファンが観たら爆笑モノ。
いかにもみゆきさんらしい凄い振り付けですよ(笑)。
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村
********************************************************