2008年06月23日

週刊少年ジャンプ30号感想 前編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜30号

 ダブルアーツが表紙の30号。
 なんか本編とはうってかわって妙に軽やか爽快なふたり。
 あれ? こんなキャラでしたっけ?(笑)
 編集から 「表紙なんだし、もっと活発に少年漫画らしく描け!」 とか言われたんでしょうか。
 しかし、キリが瞳孔開いてて、ラリッてるように見えてちょっとコワかった(笑)。

 前半の感想は、トリコ、ナルト、ワンピ、ブリーチ、ダブルアーツの5本でお送りいたします。




巻頭カラー トリコ

 ザコの吐しゃ物を浴びたことで 「ザコ臭」 がつき、威圧が使えないトリコ。
 なるほど、そのための吐しゃ物だったのか。

 小松を背負いながら、ゆるやかな動きで戦い続けるトリコとか、ノッキングガンのカートリッジ交換とか、いちいちプロフェッショナルな演出でカッコイイ。
 この漫画はトリコにまったく不安を感じないのがいいですね。

「オレは“食う”目的以外で獲物は殺さねぇ!!
 食わねーなら殺さねーし 殺したならば食う…!!
 オレのルールだ」


 というのもまた、なんというか 「食の騎士道」 とでもいうのか、実にトリコらしい。
 グルメという、生命維持サイクル中の 「食」 においてはある意味不必要な 「贅沢」 を描く漫画において、その分しっかりと守らなければならないルールでもあると思うのです。
 でないと無益な殺生漫画になってしまいますからね。
 そのトリコの言葉がどのような動機から出てきているのかは、そのうち回想編などで語られる事なのかもしれませんね。

 しかしまぁ 「覇気」 便利だ(笑)。
 結局力には訴えず、覇気で決着。
 捕獲難易度9×いっぱいも覇気の前ではまったく意味なし。
 トリコ強すぎだぜ。

 捕獲難易度9が大群と聞いて、最初は 「なるほど、では今回は策略を練って力に訴えない攻略法を描くのかな?」 と思っていたのですが、なんのなんの気持ちいいくらいの正面突破。
 私はトリコという漫画を見誤っていましたね。
 破格の強さを持ったトリコという男の凄さを満喫する漫画だったんですね。
 インフレ万歳、捕獲難易度めざせ100(爆)。
 よく言うインフレの弊害である、不毛なパワーアップ合戦は、トリコにはないんですよ。
 だってトリコは最初から最強なんですもん。
 力をセーブして戦って、相手が奥の手を出したからトリコもさらに上の手を出すとか、そういう展開はあるかもですけどね(笑)。
 釘パンチがまさにその要素ですわ。
 でもそういった行動にもちゃんと理由付けをしてくれそうな感じがするんですよね。

 ラストのシルバーバックの表情の変化が面白かった。
 アメコミみたいにありえない大口開けて威嚇……だったのにそのままの顔で屈服の表情となるというこの描写は美しい。

 さて、次なるミッションはどんなネタで来るんでしょうね。
 なかなか楽しみな漫画になってきました。



NARUTO-ナルト-

 イルカ先生勝手にアイス食うなってばよ!
 って、ツッコミ待ちの先生に 「ありがと…イルカ先生」 って、先生涙目だよ(笑)。
 ツッコませて元気付けようとした先生でしたが、ナルトは普通に元気付いちゃいました。
 これじゃなんかイルカ先生ただのクサい先生だよなぁ(笑)。
 ……って、シーンにしか見えなかったんだけど、岸本先生どうなのよ。

「暗号解読班の奴らってこんな時間まで仕事してないっすけど…」

 どこの役人様だよと。
 あまりにヒドイ体制に思わず噴いてしまった。
 まがりなりにも大国の諜報活動を一手に担う忍の里の暗号解読班なんだから24時間体制あたりまえでしょうに。
 忍び同士の連絡なんて全部暗号だろうし、暗号で送られてくる情報解読を翌日まで待つなんて愚の骨頂もいいところ。
 絶対他の部署からさんざんブーブー言われているに違いないですね。

「この間の金曜にさ、オレが暗号を解読班に持ち込んだわけよ、そしたらさ、「17時2分ですから受付は終了しました。来週の月曜日にまたお持ちください」とかヌカすんだぜあのクソ野郎さ。ざッけんなってんだよアイツら。世の中ナメてんじゃねーの? ブッ殺してやりたくなるよな」

 とか影で絶対言われてますね。
 暗号解読班の責任者がものすごい横車を押したに違いありません。
 つ〜か、暗にシカマル、その不満を綱手に言いたかったからわざわざ口にしたのか?(笑)

 まぁ綱手はそれどころじゃない、悲しみがいっぱいで胸がはちきれんばかりなわけだけれども。
 いやぁ自来也先生もツマラン事を言い残して死におって。
 おかげで 「また綱手先生おっぱいおっきくなったんじゃね?」 とかいうツマラン事が頭に浮かんでしまったじゃないですか。



ONE PIECE

 シャボンディ諸島に入って以来めッちゃめちゃに面白いワンピース。
 話のヒートアップが止まりません!

 聖地マリージョアではついに大将が腰を上げました。
 それも今まで登場していなかった黄猿
 顔下半分だけですが、なんかこれは田中邦衛にしか見えない(笑)。

 そして、いろんなサイトで指摘されていましたが、オークション主催者はやっぱりドンキホーテ・ドフラミンゴでした。
 しかしドフラミンゴは介入せず。
 今はそれどころじゃない。
 ななんと、“白ひげ海賊団”VS“王下七武海”の戦いが起ころうとしていると!!
 これはスゲー!!
 なんというスケールアップ!!
 七武海同士の対戦だったとしても充分すごいのに、七武海が全員集合して白ひげと総力戦とは!!
 なんてありえない規模なんでしょう。
 これはめっちゃめちゃ見たい!!

 いまワンピースはかつてない規模への変身を遂げようとしているんですね〜。
 まるで、10年かけて培ってきた物語が、まさにいま大爆発の時を迎えようとしているような、そんなものすごい高揚感を感じます。
 これはドキドキが止まらねぇ〜〜ッッ!!
 これが“新世界”“新時代”か!!
 新時代とは、空島編ちかくでもドフラミンゴやベラミーが口にしていましたが、今ようやっと実感をもってそれを感じることができました。
 本当にスゲー時代が来るぞ!

 そしてルフィサイドでもかつてない構図に大興奮。
 なんですかこれは!
 超大型ルーキー3人協力の図!
 ウハーこれまたアツイ!! 燃える!!
 一番最初にぶつかりあうことになりそうだなぁと思っていたのがこの3人でしたし、大方の読者もそう思っていたのではないでしょうか。
 ところがどっこいその三人が協同戦線!

「もののついでだ お前ら助けてやるよ!
 表の掃除はしといてやるから安心しな」


 というキッドの言葉にカチーンとくるルフィとローが、子供っぽくてかわいいところがあるじゃないですか(笑)。
 男の意地ってやつですね。
 めずらしく己のプライドにギラついたルフィが見れて面白い。
 ルフィは、普段ならこういうことを言われても 「なんだ、あいついい奴じゃないか」 とか言いそうなんですが、よっぽどこのキッドの言い方がムカつく言い方だったんでしょうね。
 そういう人をイラつかせるキャラなんでしょうねキッドは。

「お前ら…下がってていいぞ」
「お前ら2人に下がってろと言ったんだ」
「もう一度おれに命令したらお前から消すぞユースタス屋」


 この大ゴマに今週の興奮は最高潮。
 なんてスゴい展開を見せてくれるんだーッ!
 なんつーか、それぞれが台風の目となれる強烈なキャラたちが、ありえない組み合わせで組んでしまった奇跡を見たときの興奮です。
 キン肉マンで例えるなら、キン肉マンとネプチューンマンとフェニックスが組んでしまったような、ありえないだろソレ!って感じです。
 いや、そんなチームなかったけど!

 そしてなんてカッコよくかつカワイイ図なんだと!(笑)
 あまりにベタな意地の張り合いに、燃えるっつーか萌えるしかありません(爆)。

 しかしこんな彼らがこのまま仲良くなれるとはこれっぽっちも思えませんよね。
 これは仮の協同戦線にすぎず、ひと段落したらまたそれぞれの航路をゆき、再びまみえたその時こそはぶつかる時と、きっとそうなることでしょう。
 いやぁそれを想像すると、この最初の協同戦線という運命が非常にかっこいい!

 どんどんヒートアップしてゆくシャボンディ諸島編、とんでもないエピソードになってしまいそうです。



BLEACH

 捕らえられた浦原とテッサイさん。
 藍染には幻影でつくったアリバイがあり、浦原の言うことは誰も信じてくれない。
 しかも浦原には言い逃れできない物的証拠として、崩玉などの研究資料がある。
 なんともまぁ藍染の催眠能力のチートさにはあきれるばかりなんですが、それ以上にこのいい加減な裁判にも腹が立ってくるじゃないですか。
 あいかわらず瀞霊廷は無能すぎる。
 100年以上にわたって藍染たちの陰謀に気づけず、のほほんとしていたかと思うと腹が立ってしょうがないし、その間苦汁を舐め続けてきた浦原や平子たちを思うと哀れでなりませんよ。

「…ホンマ 世話ンなったもんやで喜助には」

 たしかに命の恩人というのも軽々しいくらいですよね。
 まさかここまで深くアツいつながりが彼らにあるとは、思っても見ませんでした。
 これからは平子と浦原2人の関係性にも注目したいところですね。

 さぁ、仮面の軍勢出撃です。
 ついに現代に話が戻ってきました。
 さすがに過去編で108話はなかったか(笑)。
 過去編を経て、仮面の軍勢ひとりひとりのキャラクターが掘り下げられて、見え方がかなり変わってきたのが面白い。
 これからの彼らの活躍がとても楽しみです。



センターカラー ダブルアーツ

 表紙&センターカラーをもらったダブルアーツ。
 表紙なのに巻頭カラーじゃないところに微妙さを感じますが、それでもスゴいじゃないですか。
 13話目で新人が表紙を飾ること自体がまずありえませんって。
 現れては消えてを繰り返し、残るほうが少ないのがジャンプ新人新連載の常ですが、ダブルアーツとぬら孫のこの期は優秀ですね。
 ぬら孫も今週はセンターカラーですし。
 何年かに一度、そういうタイミングってあるんでしょうね。

 本編は、超大増45ページでバトルを一気に決着まで。
 普通にやったら3話分近いボリュームを詰め込むことで、スピーディにまとめることに成功してますね。
 これはいい措置だったんじゃないでしょうか。
 人気が高いとはいえまだまだ不安定な新人新連載ですから、ここで3話じっくりバトルをやるよりは、一気に爽快に進めて読者にフラストレーションを感じさせないというのは正解だと思いますよ。

 他人を巻き込み、犠牲を増やすことに悩んでいたキリが選んだ結論は、自分達が強くなること。
 フレアの能力を活かして、戦うことを選びました。
 そうよ、なんでもっとはやくそれに気づかないかな(笑)。
 フレアってリスクほとんどなしにとんでもなく強い能力なんだから、どんどん活用しないとね。
 100人で手をつないで行進するだけで、よっぽどのことがない限り暗殺なんてされないですよ。
 刀で切られました → 頑丈さ100倍だからあまり切れません。
 全治3ヶ月の重症です → 治癒力100倍なんで1日で治ります。
 1日筋トレやりました → 100日筋トレしたのと同じだけパワーアップしました、なんてね。
 1000人で手をつないだら大砲打ち込まれても平気なんじゃないでしょうか。
 まぁそこまではやりすぎだし「ダブル」アーツじゃなくなっちゃいますから、あくまで「2人」のアーツってことなんでしょうけど、それでも充分強いんですからね。
 この前向き転向はよかったよかった。
 これが「ダブルアーツ」のスタートなのかもしれませんね。

 しかし、

「私は…あなたの事を信じてます!!
 (中略)
 こんな私で良ければ好きに…!
 使って下さい!!」


 これはなんて殺し文句!!
 この言葉に

「……!!
 ああ…!!
 ありがとな…!!」


 なんて爽やかに返事できるキリ、こぉのバカチンがァ!!(爆)
 これはなんだ、オレ様キリに嫉妬しているのか?
 違うぞ、断じて違うぞ!



 ってところで前半終了。
 また明日〜〜〜♪



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ラベル:WJ JUMP 感想 ジャンプ
posted by BOSS at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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